記事の書き方・記事の作り方のコツを解説!
筆者が7年のブログ執筆の末に辿り着いた、最強の記事を作り出すための方法です。
「キーワード」「SERPs」「検索意図」「ペルソナ」「売り物」という5要素を中心に
絶対に読まれるSEOに強い記事の書き方を説明いたします!
僕はブログを始めて7年になりますが
現在はサラリーマンの平均月収のだいたい10倍くらいをブログ関係で稼いでいます。
今回はそんな筆者が7年間で辿り着いた
「最強の記事の書き方」をまとめていきたいと思います。
ブロガーやアフィリエイターはもちろん、Webライターや企業のオウンドメディア担当者まで…
主にネット向けの記事を書く初心者さん全員に知っていただきたい内容です。
- 記事を書く前に必要な分析・調査
- SEOに強い、検索順位の上がりやすい記事の書き方
- アクセス・収益を伸ばせる記事の書き方
その記事が読まれるかどうかは、記事を書く前に決まる!
本記事はYouTubeでも解説しているよ!
「検索キーワード」の調査
インターネット上に発信する記事を書く場合、
その最終的な目的はアクセスや収益を上げることだと思います。
そしてネット記事のアクセス流入のほとんどは検索経由であり、
当然SEO(検索エンジン最適化)を考慮した記事を書くことが大切です。
その基本中の基本が検索キーワードなんだ!
まずは狙う「検索キーワード」を決める!
記事を書く前には、必ず検索キーワードを決めましょう。
仮決めでも構いません。いくつか候補を書き出してみましょう。
ネットでアクセスを集める記事を書くために
もっとも重要となる要素が検索キーワードです。
キーワードを決めないとテーマが定まらず軸がブレてしまいますし、
ムダな情報が増えて記事の趣旨がボヤけてしまいます。
SEO(検索エンジン最適化)にもマイナスです。
キーワードを決めずに記事を書き始めるなんて
ありえない!
検索キーワードの選び方については、下記の記事でくわしく解説しています。
キーワードの「検索量」を調べる!
次に、候補に挙げたキーワードの検索量(検索ボリューム)を調べましょう。
キーワードの検索量は、そのキーワードが(多くの場合月間で)
どのくらい検索されているか?を表す指標です。
つまり検索量=世の中にどのくらいの需要があるか?を表しているんですね。
需要がない(検索量が少ない)テーマで記事を書いても、もちろんアクセスは集まりません。
キーワードの検索ボリュームについては、下記の記事にくわしく解説しています。
「サジェストキーワード」を調べる!
サジェストキーワードとは、入力候補のことです。
GoogleやYahoo!で検索窓に入力した際に、予測変換として表示される候補一覧のことですね。
Googleではオートコンプリートとも言われているよ。
表示されるサジェストキーワードは、
ネットでよく検索されているキーワードや、トレンドが反映されています。
また、あなた自身の検索履歴・地域なども反映されます。
サジェストキーワードと次に説明する関連キーワードは、
検索意図(ユーザーが何を目的にそのワードで検索したのか?)の把握に必要で、
その記事にどんな情報を書けばいいのか?を判断する材料になります。
「関連キーワード」を調べる!
関連キーワードとは、そのキーワードと関連性の高い他の人気ワードのことです。
アルゴリズムで自動生成されており、あなたの検索履歴などは反映されていません。
単純な検索ボリュームやトレンドなどが影響します。
SEOの世界ではサジェストキーワードよりも、関連キーワードのほうが重要とされています。
なぜならサジェストには「自分自身の行動が反映されている」からですね。
キーワード調査におすすめのツールは?
キーワードの検索量、サジェストキーワードを調べるには下記のツールがおすすめです。
UberSuggestは指定のキワードの月間検索ボリュームを調査できるとともに、
検索数が多い順にサジェストキーワードを一覧表示してくれます。
基本無料ですが、無料版ではサジェストの表示数や回数制限があるので、
必要に応じて有料版(月2,999円~)にアップグレードしましょう。
UberSuggest以外にもブログ運営・記事作成に使えるツールはたくさんありますので、
気になる方はこちらをご参照ください。
「検索結果ページ」の調査
検索結果ページとは、GoogleやYahoo!で検索した際に表示されるページのこと。
SERPsと呼ぶこともあります。
検索結果に表示されているページ・サイトは、
Googleなどの検索エンジンが「これが最も役に立つ情報だよ!」と評価しているページ・サイトであり、
あなたが書く記事を検索上位に上げるための重要なヒントがたくさん隠されているのです。
競合(検索上位サイト)を観察!
繰り返しになりますが…
いま検索結果ページの上位(1ページ目)に表示されているページ・サイトは、
検索エンジンから「この情報がベストだよ!」と評価をもらっているものです。
ある意味、答えが書かれているわけだね!
なのであなたの書く記事を読者の役に立つものにするためには、
競合サイトを調査&研究することが必要です。
なのでその競合サイトにどんな情報が書かれているのか?
どんな情報で読者の問題・悩み・ニーズを解決しようとしているか?
をじっくりと観察しましょう。
どこで違い(オリジナリティ)を出すか?
とはいえ、競合サイトと同じような情報を書いただけでは
あなたの書いた記事は検索上位に上がりません。
同じ情報ばかりが溢れてもユーザーの役には立ちません。
当然、検索エンジンも評価しません。
なのでオリジナリティ(あなた独自の体験、意見、見せ方など)が必要となるのですね。
オリジナリティについてはこちらの記事を参考にしてね!
記事を書く際にはライバル達と何で差をつけるのか?
ライバル達よりも素晴らしい情報を提供するためには、どんな内容の記事にすればいいのか?
を考えてください。
個人メディア枠があるか?
もしあなたがブログやアフィリエイトサイトなどの個人メディアの運営者である場合、
個人メディアではどうしても勝てない分野が存在することを覚えておいてください。
最近の検索エンジンは特にE-A-T(専門性ー権威性ー信頼性)を重視しており、
これらが必要とされる分野においては、企業・公的機関・医療機関・新聞社や出版社など
より信頼できる運営元のサイトを優遇して検索上位に上げるようになってきました。
特にYMYLと言われる分野ではこの傾向が顕著だよね。
※YMYL=Your Money Your Life。医療健康、金融財産などを中心とした人々の生活にクリティカルな影響を与える分野。
金融・資産:通販・決済・銀行・投資・税金・保険・不動産など
健康・医療:健康・医療・医薬品・病気・メンタル・栄養など
法律・公的:法解釈・離婚・遺書・相続・役所・災害・福祉など
これらの分野では個人メディアの入るスキマはほとんどありませんので、
なるべく避けたほうがいいですね。
「E-A-T」「YMYL」については下記の記事でくわしく解説してるよ!
「検索意図」の把握
ここは今回の内容のなかでも、もっとも重要なポイントです。
検索意図とは、ユーザーが何を目的に検索したか? どんな情報を知りたがっているのか?のこと。
検索意図を理解せずに記事を書くなんて無謀ですし、絶対に良い記事なんて書けません。
検索意図については、下記の記事でもくわしく解説しています。
サジェスト/関連ワードから推測!
検索意図を把握するもっとも基本的な方法としては、
サジェストキーワードや関連キーワードを確認することです。
前述の「UberSuggest」などのツールをを利用して、
どんなワードと一緒に検索されているのか?を見てみてください。
また「OMUSUBI」というツール(無料)もおすすめです。
こちらは任意のキーワードを入力することで関連するキーワードを抽出し、
上記のように視覚的にグルーピングしてくれます。
再検索ワードから推測!
再検索ワードとは…
ユーザーがあるキーワードで検索
▼
どこかの記事をクリックして訪問
▼
その記事では満足する情報がなかったのでブラウザバックで戻る
▼
再度検索
…した時のキーワードのことです。
WebブラウザでChromeを利用している方は、
拡張機能でめちゃくちゃ便利なものがあるのでぜひ使ってみてください。
ブラウザバックして再検索したワードを見ることができるChrome拡張です。
再検索したということは、より具体的な検索意図を入力しているはずですよね。
新しいお宝キーワードを発見するヒントにもなりますので、ぜひ導入してみてください。
検索上位サイトから推測!
前述のとおり、現時点で検索上位に上がっている記事は
検索エンジンが「この記事は役に立つよ!」と評価しているものです。
なのでそこに書かれている内容を見ることで、
ユーザーの検索意図がなんなのか?を知ることができます。
検索意図については、下記の記事にもくわしく解説しているよ!
「ペルソナ」の設定
ペルソナとは、より具体的なターゲット像のことです。
読者の心に刺さる記事を書くためには、ペルソナを設定しましょう。
ペルソナとターゲットの違いは?
「ターゲット」と「ペルソナ」の違いについては
下記の図を見ていただくのが分かりやすいと思います。
ターゲットはけっこうざっくりですよね。
ペルソナは顔が想像できるほど詳細な1人の人物像です。
ターゲット中のもっとも中心的な人物だと考えれば分かりやすいかと思います。
現時点のスペックだけでなく、その人が今までどんな人生を歩んできたのか?など
今の生活の背景も一緒に考えるようにすると、より良い記事が書けるようになります。
ペルソナを設定すると刺さる文章になる!
ペルソナを設定すると、どんなメリットがあるのでしょうか?
- 誰に向けて記事を書くのか?が明確になる
- 表現・難易度・伝えるメッセージが変わる
つまり、より共感が得られる「刺さる文章」が書けるようになるということです。
「30代~50代の男性」に向けて記事を書くよりも…
「34歳・伊藤冬彦さん・既婚で子供はいない・青山のゲームアプリの開発会社(社員30名)で働くエンジニア・週末にボルダリングをするのが趣味~」
…という具体的な人物に向けて記事を書くほうが、より丁寧で気の利いたメッセージを届けられると思いませんか?
相手の要望(検索意図)に答えるためには、相手のことをくわしく知ることが一番ですよね。
それがたとえあなたの勝手な想像であったとしても
この作業があるとないとではまったく記事の質が変わってしまうのです。
外してもいいから、絶対にペルソナを考えよう!
「売り物」の研究
もしあなたがアフィリエイト目的で記事を書く場合、
そこには必ず売り物が存在するはずです。
収益を得るには売り物(商品/サービス)が必要であり
売るためには事前に商品についてくわしく知っておく必要があります。
売り物の特徴・メリデメを調査!
あたりまえですが、まずはその商品/サービスにどんな特徴があるのか?
どんなメリット(良い点)があり、どんなデメリット(悪い点)があるのかを調査しましょう。
商品の特徴を知るには、その商品の公式ホームページなどをじっくりと観察しましょう。
読者の視点で「どんな点が気になるか?」「不安や疑問に思う点はなにか?」「購入の障壁になりそうな点はあるか?」を考えてみましょう。
それらの点を解決するような記事にすると
グッと購入率が高まるよ!
デメリットは公式ホームページなどには書いていないあなたの記事独自のオリジナリティになりますので、
口コミ・評判などを「SNS」「Q&Aサイト」「Amazonなど物販サイトのレビュー」などを確認し、積極的に書くようにしましょう。
単純にデメリット書くだけではなく
フォロー/対応策も必ずセットにしてね!
競合商品との違い・比較はなに?
初心者さんにありがちなミスの1つとして、1つの商品しか紹介しないという点があります。
「商品Aはすごい!絶対に買うべき!」という紹介をするだけで、
他の商品との違いや比較が書かれていないということです。
なぜそれがダメかと言うと…
ほとんどの人は1つの商品Aだけではなく、他の似たような商品B・商品C・商品D…も同時に検討しているからです。
商品Aの紹介だけの記事だと「じゃあ商品Bはどうだろう?」と離脱され、再検索されてしまうんですね。
つまりあなたの記事では売上が発生しないということ!
なので商品/サービスを紹介する記事を書く際には、
比較表・勝敗表・ランキング表などを使ってビジュアルで分かりやすく比較するようにしましょう。
問題(検索意図)の解決はできる?
もっとも大切なのは「その商品/サービスで読者の問題は解決できるか?」という点です。
読者の目的が達成できないのであれば、その商品を紹介する理由は皆無です。
言い換えると「詐欺」とも言うね。。
なので、かならず読者の問題・悩み・商品を解決できるかどうかを考えてください。
もっとも理想的なのは、自分で自腹を切って商品を購入し、実際に商品を体験し、その一次体験を発信すること。
商品を買っていない使っていないで書いた記事(エアレビュー)はなるべく避けるようにしましょう。
どんな明るい未来が手に入る?
これも初心者さんに多いミスの1つなのですが、
記事の冒頭でいきなり商品スペックを語ってはいけません。
商品が欲しくなっていない段階で細かいスペックを語られても
買いたい気持ちにならないのです。
それよりも、その商品を手に入れることでどんな効果が実感できるのか?
購入することで人生がどう好転するのか?を語りましょう。
よく言われる言葉ですが…
「商品を売るのではない!明るい未来を売るのだ!」ということですね。
商品スペックは後回し。
読者がその商品が欲しくなった後に補足するくらいでOKだよ!
まとめ|その記事が成功するかどうかは、記事を書く前に決まっている!
以上が、僕が7年間のブロガー生活を経て編み出した最強の記事の書き方です。
聡明な読者の皆様ならすでにお気づきでしょうが…
実は今回ご紹介した方法はすべて「記事を書く前にやるべきこと」なんですよね。
これらの調査・分析・事前準備をしておけば、あとはそれに従ってひたすら文章を書いていけばOK。
そういう意味では「その記事が成功するかどうかは、記事を書く前に決まっている!」と言っても過言ではありません。
実際に僕の書いた記事のなかでアクセスや売上が発生している記事はすべて、
事前にしっかりと事前準備をおこなった記事だけです。
そのくらい今回ご紹介した内容というのは重要なんだ!
また、すべての記事で全力で調査・分析する必要はありません。
記事によって優先度の違いがあると思うので
まずは優先度の高い記事において、全力で今回の内容を実践してみてください。
慣れてきたら手の抜きどころが分かってくると思うので
うまくバランスを取りつつ記事作成を進めていただければと思います。
ではでは!
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