アフィリエイトやブログにおいて、初心者が陥りやすい失敗例とその原因を紹介。
さらに失敗を成功に変えるための“具体的な改善点”について5つの点でアドバイスしています。
アフィリエイト初心者を卒業し、中級者にステップアップするための
「知らないと損をする」目から鱗のノウハウとは?
アクセスも収益もなかなか伸びないのよね…。
今回挙げる5つのポイントについて
もう一度自分のサイトを棚卸してみよう!
アフィリエイトやブログが失敗するのはいくつかの原因があります。
僕はふだんからたくさんの初心者アフィリエイターさん、ブロガーさんのサイトを見る機会がありますが
その失敗例にはいくつかの共通点があります。
そしてそれは工夫をしたり意識を変えることで、成功に変えられることが多いのです。
今回はアフィリエイトによくある失敗例を5パターンにわけ、
具体的な改善策とともにご紹介したいと思います!
失敗1:キーワード選び
アフィリエイトで失敗する初心者さんの多くは、
キーワード選びで損をしている人がとても多い印象です。
キーワード選びが適当だったり、そもそもキーワードをまったく意識していない人もいます。
キーワード選びの重要性についてはここでは省略しますが、
「キーワードについてしっかりと考えられているか?」を下記のポイントで再確認してみてください。
キーワードを1つに絞る
必ず1記事につき1キーワードを設定するようにしましょう。
初心者はキーワードを決めていない、もしくはキーワード選びが下手な人がとても多く、
アクセスも収益も発生せずに“アフィリエイト失敗”につながっているパターンがとても多いのです。
キーワードを設定しないの記事は、日記ブログを書いているのと同じです。
まずは検索で見つけてもらわないと成功はありえません。
キーワードを複数設定しちゃダメなの?
ダメじゃないけど、複数設定するとテーマがブレやすいので初心者はなるべく1つに絞ることをおすすめするよ!
検索ボリューム/難易度
キーワードを選ぶ際には、検索ボリュームと難易度をかならずチェックするようにしましょう。
検索ボリューム
そのキーワードがどのくらい検索されているか。つまり需要がどのくらいあるのかを表す。
少なすぎると上位表示できてもアクセスは発生しない。多すぎるとライバルが多く、上位表示が難しい。
難易度
検索上位を狙うためのSEO難易度。もちろん低いものを選ぶ方がいい。
ただしツールなどで表示されるものは必ずしも実際の難易度と比例しているものではないため注意が必要。
アフィリエイトで失敗する初心者さんのなかには、
検索ボリューム0のキーワードで一生懸命に記事を書いている人が意外とたくさんいます。
逆に難易度の高すぎるキーワードに向かって竹槍で無謀な突撃を繰り返している人もいます。
そんな馬鹿なマネは一秒でも早くやめて、賢く効率よく戦いましょう。
勝てる戦いを選び、小さな勝ちを積み重ねましょう。
そのためにもキーワードの検索ボリュームと難易度はかならず事前に調べることをおすすめします。
検索ボリュームや難易度はどうやって調べればいいの?
UberSuggestという無料ツールで調べることができるよ!
キーワードの検索ボリュームについては、下記の記事でくわしく解説しています。
タイトルの熟考
記事タイトルをおざなりにしている初心者はとても多いです。
しかしアフィリエイトはタイトルで勝負が決まると言っても過言ではありません。
なぜなら、検索結果ページでいちばん最初に読者の目に入るものがタイトルだからです。
タイトルは熟考すればするほど良いものができます。
具体的なテクニックはこちらの記事に詳しくまとめていますので、ぜひ合わせてお読みください。
検索意図の把握/反映
検索意図とは…
- 検索者がその検索でなにを知りたがっているのか?
- どんな悩みや問題を解決したいと思っているのか?
- どんな情報を欲しがっているか?
のことです。
検索意図の調べ方は下記の記事に詳しくまとめています。
検索意図をまちがえていたり、把握できていないと、その記事の存在価値は無いに等しい!
辛辣ね…。
ユーザーの目的を達成できない記事を書いても、ムダな徒労だからね。
アフィリエイトで失敗する人の多くは、
検索意図を調べずに記事を書き始めてしまいます。
記事を書くまえにはかならず検索意図を調べること、
そしてそれを記事に反映させることが大前提です。
失敗2:ロジカル&エモーショナル
ロジカルとエモーショナルの2つは、
アフィリエイト記事を書く際にかならず意識して欲しい大切な要素です。
- ロジカル:論理的
- エモーショナル:感情的/感傷的
ロジ&エモはどちらも大切で、バランスよく取り入れる必要があります。
この2つの要素をしっかりと練り込むことができれば、
マネタイズにもSEOにも強く、成功確率が高いアフィリエイト記事になります。
論理的な説明
ロジカル(論理的)な説明は説得力があるため、読者が納得しやすく、
ゆえにアクション、つまり広告クリックや商品購入が起こりやすくなります。
しっかりしたエビデンス(※後述)をもとに、丁寧にわかりやすく、
論理的に秩序正しく解説するようにしましょう。
初心者アフィリエイターさん、ブロガーさんの多くは論理的な説明が不足しています。
ゆえに説得力や納得感のない記事(つまり失敗しやすい記事)になってしまっているのです。
それではもったいないですよね。
エビデンス
エビデンスとは、日本語で「証拠」「根拠」のこと。
論理的な説明にはエビデンスが必要になります。
たしかに、根拠がない話って信用できない…。
そんな記事ではユーザーを説得することはできないよね。
いくらでもウソが書けちゃうわけだからさ。
エビデンスのあるアフィリエイト記事を作るためには、
信頼できる発信元からの数値データ、グラフ、アンケート結果、調査・研究結果を引用するなどの工夫を行ないましょう。
引用する際には必ずルールに則って発リンクをおこなってください。
● 引用部分を“”(ダブルクォーテーション)や「」(カギかっこ)ではさむ
引用:トップコート国際法律事務所|著作権の引用とは?画像や文章を転載する際の5つの条件・ルール
● 文字そのものを斜体や太字にしたり色を変える
● 引用部分の背景色を変える
● 引用部分から改行して行頭を一段下げる
● 引用部分を枠で囲ったり背景に画像を使う
● blockquote(ブロッククォート)タグ(HTMLタグ)を使う
また、他サイトから引用するのもいいですが
あなたの体験・知識、あなたが調査・検証したこと(=一次情報)を取り入れることができればより理想的です。
感情を伝える
感情の起伏が少ない文章では、読者の心をひきつけることができません。
たしかに、書き手の感情がみえない文書ってなんか頭に入ってこないわ…。
感情豊かな物語(ストーリー)には心が引きこまれるよね。
アフィリエイト記事でもその効果を狙おう!
書き手の感情が表れているエモーショナルな文章は、読者の共感/興味をひき、
読了率(最後まで読んでくれる率)や滞在時間、アクション率(広告クリックや商品購入をしてくれる率)が高まる傾向があります。
読了率や滞在時間はSEOに間接的に好影響を及ぼします。
アクション率は収益を増やすことにつながります。
エモーショナルな文章はメリットがとても多いのですね。
心を動かすライティング
読者の心を動かすセールスライティングをおこないましょう。
セールスライティングとは、文章構成や読者に投げかけるメッセージを戦略的にコントロールすることで、
読者にモノを買ってもらう(買いたい気持ちにさせる)文章術のことです。
読者は初めから買う気マンマンであなたの記事を読むわけではありません。
ひたすら「おすすめです!」を連呼しても、メリットばかりを並びたてて無理やり売りつけようとしても、
売れるどころか、どんどん客足は遠のくばかりです。
たしかに、そういうアフィエイト記事が多いわね。
残念ながらアフィリエイトで失敗する人のほとんどは、こういう“間違った売り方”をしちゃってるんだよね…。
広告をクリックしてもらったり商品/サービスを買ってもらうためは、
セールスライティングによって読者の心を動かし、
読者みずから自発的に行動をしてもらう必要があるのです。
セールスライティングを極めれば、少ないPVでも大きな収益を得ることができます。
具体的なセールスライティングの事例については、こちらの記事でくわしく解説しています。
書き手の顔
書き手(あなた)の顔が見える記事を作りましょう。
書き手の顔とはなにも顔出しをしろ!というこではありません。
あなたの存在感・キャラクター(個性)・感情・人間味が感じられるようにしましょうという意味です。
例えば…
- アイコンを顔のイラストにする
- フキダシを使う
- キャラクターを登場される
- 感情表現を散りばめる
- 生の体験や感想を多く含める
- SNSなどで筆者の日常も見せる
などなど。
書き手の存在感があるメディアは、読者の安心感や親近感を得られやすく、
マネタイズに有利であるとともに、ファン形成にも役立つのです。
アフィリエイトって運営者の顔が見えない印象があるわね。
今後そういうアフィリエイトは失敗する確率が高いよね。
SEOにもブランディングが必要な時代だからさ…。
失敗3:問題解決
ユーザーがあなたのアフィリエイトサイトを訪れる最大の目的はなんでしょう?
それは問題の解決です。
ユーザーは、自身がかかえる疑問・悩み・欲求などを解決するために答えを探しており、
それが解決できると感じるサイトに訪問し、納得できる解決策が書かれたサイトで購入するのです。
問題の解決方法
ユーザーの目的は問題解決ですから、
あなたがアフィリエイト記事を作る際には、そこに問題の解決策が書かれていなくてはなりません。
しかも“明確に”です。
失敗しているアフィリエイト記事を読むと、
その問題解決があいまい(もしくは解決策が書かれていない)ことがとても多いんですよね。
答えが知りたいから質問したのに、相手からぜんぜん見当違いな返事が返ってきたらどうですか?
イラっとしますよね?
そんなやり取りが続けば「この人にはもう二度と聞くもんか!」ってなりますよね。
アフィリエイトも同じなのです。
検索意図への答え
ユーザーがかかえる問題を解決するためには、
そもそもユーザーがかかえる問題がなにか?を知らなくてはなりません。
それはユーザーが検索した“キーワード”から推測することができます。
キーワードの検索意図=ユーザーがかかえる問題なのです。
検索意図の調べ方はこちらの記事をご参照ください。
簡単にいうと、UberSuggestやOMUSUBIなどのツールでサジェストワードや関連ワードを調べることで推測できるよ!
実際に検索結果ページを見てみるのもおすすめ!
検索窓に打たれたキーワード(=検索意図)はユーザーからの質問です。
その質問への答えがあなたの書く記事なのです。
そう考えると、質問を知らずにアフィリエイト記事を書くことの愚かしさがわかると思います。
答えの絞り込み
失敗しているアフィリエイトの一例として、「○○○おすすめ5選」のような記事が挙げられます。
おすすめを複数挙げるのはいいのですが、
かならず、その中でももっとも推奨するおすすめ1位を選んであげてください。
理由は単純で、選択肢がたくさんあると読者は迷ってしまうのです。
選択はストレスです。
迷いやストレスがあると商品を購入してくれる確率は大きくダウンしてしまいます。
おなじ理由で「○○○おすすめ30選」みたいな記事も失敗するパターンです。
選択肢が多すぎてなにがなんだか分からなくなりますよね。
選択肢は3つ、多くても5つまでが限界です。
(例外として、たくさんの選択肢を読者が欲しているテーマもあります。)
僕のサイトの事例だけど、選択肢を4つから2つに減らしたところ、CVRが1.1%→2.8%(2.5倍)に改善した記事があるよ!
収益が2.5倍になったってことよね!
すごい!
読者満足
アフィリエイト記事を書き終わったら
「この記事で読者を満足させることができるのか?」
「読者のニーズを解決しているか?」
を意識して推敲するようにしてください。
読者の満足を得られない記事は、ただのオナニーでしかありません。
そんな記事に存在意義はないので、
かならず読者視点を忘れずに記事を作りこむようにしましょう。
失敗4:UI/UX
読者視点を意識したUI/UXにしましょう。
- UI:ユーザー・インターフェース。接点、接触面。デザイン、フォントや装飾など外見的な要素全体を指す。
- UX:ユーザー・エクスペリエンス。体験、経験。サービスを通じて得られた体験したすべてを指す。
直近で検索エンジンが重要視しているのが特にUXです。
答えの見つけやすさ
ほとんどのユーザーは、記事をじっくり最後まで読むなんてことはしません。
みんな、できるなら文章なんて読みたくないんだよ。
文章を読むのって面倒くさいもんね…。
だから読者ははじめの方をざっと流し読みするだけで、
そこに「探している答えが書いてなさそうだなぁ…」と感じたら、無慈悲に離脱してしまいます。
これもアフィリエイトが失敗する理由の1つです。
離脱を避けるためには、わかりやすく見つけやすいように答えを提示してあげなくてはなりません。
ユーザーは答えを見つけるために検索し、あなたのサイトに訪れてくれました。
だからユーザーが探している答えに、すぐにたどり着けるようにしてあげましょう。
それがUXの基本中の基本なのです。
読みやすくストレスがない
読みやすくストレスのない記事を作りましょう。
ユーザーは僕らが思う以上に記事を読んでくれません。
じっくり1文字1文字読むなんてことはしません。
だからこそ、少しでも長く読んでもらうために、
なるべく読みやすい文章にする工夫/努力をおこなう必要があるのです。
例えば…
- 漢字を2〜3割におさえる
- 文字修飾は最低限に。必要な箇所のみ
- 一文は50文字程度に。スマホで2〜3行
- スペース(空白)や改行をうまく活用
- 画像やフキダシを適度にはさむ
- ビジュアル要素をうまく使う
などなど。
くわしくはこちらの記事で解説しています。
ページ内/サイト内回遊
ページ内やサイト全体をユーザーが自由に回遊できる工夫を施しましょう。
具体的には、ページ内リンク(アンカーリンク)を活用して、ユーザーが素早く目的の情報にたどり着ける工夫をしましょう。
ページ内リンクを活用すれば、本文内にペタペタと広告リンク貼りまくる必要がなくなるよ!
広告は検索エンジンに嫌われているから、SEOにも効果的ってことね!
また、メニュー・関連記事・人気記事・カテゴリ・タグなどのナビゲーションを最適化して、
ユーザーがサイト内をストレスなく回遊できるようなサイト構成を考えましょう。
失敗5:オリジナリティ
あなたがどんなに苦労して良い記事を書いたとしても…
すでに他のサイトが同じようなことを書いていたら、その努力に意味はありません。
オリジナリティがない記事は検索結果に表示されませんし、
検索結果に表示されなかったら、星の数ほどあるwebページの山に埋もれてしまい…
永遠にゴミの山から抜け出すことはできないでしょう。
個性のないアフィリエイトサイトって本当に多いもんね…。
アフィエイトが失敗する大きな理由の1つだね。。
独自の意見/主張
アフィリエイト記事を作る際には、
かならずあなた独自の意見・主張・感想を含めるようにしましょう。
あなたの主張がない記事なんて、あなたが書く必要はないですからね。
オリジナリティのある記事を作るコツはこちらの記事にくわしく解説しています。
一次ソース
オリジナリティを出すもっとも簡単な(でももっとも面倒くさい)方法は、一次ソースになることです。
一次ソースとは、引用などの大元になる情報元のこと。
研究結果や検証結果、統計データ、調査結果やアンケート結果、グラフ、図解… などなど。
他のサイトに引用されるような希少で信頼性のある独自情報、
またはその発信元を一次ソースと言います。
一次ソースを作ることは簡単ではありませんが、
時間や手間をかけて調査・検証したデータはたくさんの人が引用してくれるので被リンクが増え、SEO的に絶大な効果を期待できます。
また、なかなか真似できない情報ですので強力なオリジナリティにもなり得ます。
一次ソースについてはこちらの記事にくわしく解説しています。
失敗6:サイト速度が遅い
アフィリエイトで失敗しないためには、サイトの表示速度がとても大切です。
表示速度が遅いとユーザーの離脱率が上がりますし、SEO的にもデメリットが多いです。
表示速度が1秒遅いだけでも
莫大な売上を損することになるんだよ!
WordPressではプラグインでも簡単に高速化を実現することができますが、
もっとも効果的なのはレンタルサーバーを高速&高性能なものにしてしまうことです。
個人的におすすめなのは、最近トップブロガー達がこぞって乗り換えをおこなっている
国内最速のレンタルサーバー『ConoHa WING』です。
実際に僕のWordPressサイトは、ConoHa WINGでかなり大きく表示速度が改善しました。
この通り、効果は抜群です!
アフィリエイトで失敗しないためにも、サイトの表示速度にもしっかりと気を配りましょう。
エックスサーバーから
ConoHa WINGに引越しするならこちら!
新たにConoHa WINGで
WordPressサイトを開設するならこちら!
まとめ:アフィエイト失敗!を避ける5つのコツ
では今回のまとめです。
- キーワード選びは念入りに!
- ロジ&エモで読者の心をハック!
- 問題を解決しないと存在意義がない!
- UI/UXの工夫でストレスを減らせ!
- オリジナリティがないと勝てない!
今回は初心者によくあるアフィリエイトの失敗例をあげつつ、
その原因と改善策をアドバイスさせていただきました。
正直、今回紹介した内容は
初心者アフィリエイターにとってはけっこう難しいノウハウだったと思います。
しかしこれらの内容をしっかりと理解し、サイトに取り入れることができないと
アフィリエイトで成功することはとても難しいでしょう。
アフィリエイトやブログって、簡単にできるもんじゃないんですよね。
逆にいうと、これらをしっかりと取り入れることができれば、
アフィリエイトの成功確率は格段に上昇します。
間違いなく改善します!
ぜひ今回の内容をくりかえし確認していただきつつ、
成功につなげていただければ幸いです。
本記事はYouTubeでも解説しているよ!
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは!
アフィリエイトで失敗しないため!
とてもわかりやすく、参考になりました。
ありがとうございます。
ユートピアさん、コメントありがとうございます!
ご感想いただき嬉しいです!
ぜひ参考にしてください!