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【劇的効果】ブログのリライトで、検索順位をめっちゃ改善する具体的方法!

パソコン、仕事、ブログ
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この記事のまとめ

ブログのリライトのやり方、方法を徹底解説!

ブログ記事のリライトによるSEO効果リライトすべき記事の選び方、どこをどうリライトすべきかの調査方法具体的なリライト手順、注意点などなど…

初心者から中級者までが参考にできるテクニックやノウハウを凝縮しています。

ぜひこの記事を参考に、リライトによる検索順位の改善を目指してください!

ブログの「リライト」とは、ブログの過去記事の一部、または全部を書き直すことです。

もし、あなたが自分のブログの検索順位を上げて、アクセス・収益を改善したいのであれば

新規記事をただ量産するよりも、過去記事を「リライト」したほうが効果が大きいことが多いのです。

よめちゃん

新規記事よりもリライトのほうが優先度が高いこともあるんだよ!

サンツォ

本記事では「効果的なリライトのコツ」や、「具体的なリライト手順」について解説します!

ブログのリライトに必要な情報を徹底的に網羅していますので、

長文で恐縮ですが、ぜひブックマークして読み進めてください!

目次

SEOに強くて、お洒落で、記事制作スピードも速いテーマ!
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1976年生まれ。東京都出身。合同会社田舎暮らし代表。複数の業界にて20年近くWebマーケティングの仕事に携わる。2013年より副業でブログを開始。 複数のブログ・SNSを運営した経験を活かし、ブログやアフィリエ イトのノウハウを発信する当ブログを開設。またブロガーのためのオンラインサロン「マクサン」の共同オーナーを務める。フォロワー10万人を抱えるInstagram「ベランダ飯」も運営。借金地獄のどん底からブログ一本で這いあがり、月収300~400万円を稼げるように。2020年2月には累計収益が1億円を突破。著書に『マクサン式Webライティング実践スキル大全(マクサン本)』(大和書房)などがある。GMOのオウンドメディア「ワプ活」で全記事の監修も務める。本名は吉岡 智将

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。 副業でガジェットサイト「マクリン」の運営を2017年5月に開始し、2019年12月に副業を株式会社makuriに法人化。2020年4月に合同会社レイテラスを設立し、コワーキングスペース「レイテラス」を開店。撮影スタジオ「レイテラススタジオ」もスタート。ブロガー向けオンラインサロン「マクサン」の共同オーナーをつとめ「マクサン本」の共著者。

※当ページの情報は執筆時点のものであり、最新の情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※当ページのリンクには広告が含まれる場合があります。

ブログのリライトが重要な理由

ブログリライトの重要性

リライトはブログにとってとても重要な作業です。

SEO対策・アクセス増加・収益増加、いずれにも影響する要素であり

ブログの成長と成功はリライトにかかっている!」といっても過言ではありません。

ブログのリライトがもたらす効果

ブログのリライトがもたらす効果

ブログのリライトには4つの効果・目的があります。

  1. ブログの更新性を上げる
  2. 情報のフレッシュネスを保つ
  3. ユーザビリティが向上する
  4. 低品質コンテンツを減らす

ブログの更新性を高める

「更新」というと新規記事の追加のことだと勘違いしている方が多いですが、リライトだって立派な更新です。

どんどん新しい記事を増やすのではなく、過去記事もふくめてブログ全体の更新性を高めましょう。

情報のフレッシュネスを保つ

書いたら書きっぱなしだと、記事に書かれている情報はどんどん古くなってしまいますよね。

情報のフレッシュネス(鮮度)を保つためにも、リライトは重要な意味をもちます。

ユーザビリティが向上する

ユーザビリティ(読者にとっての読みやすさ・使いやすさ)も検索順位に影響する指標です。

リライトの際には、どうしたらより読みやすくなるか? ライバルサイトよりも使いやすくなるか?の視点ももちましょう。

低品質コンテンツを減らす

検索エンジンからの評価が低い低品質な記事が多いと、SEOにとって悪影響をおよぼす可能性が高くなります。

リライトを繰り返すことで記事1つ1つの質を改善することが大切です。

新規記事とリライトどちらが大切?

新規記事とリライトどちらが大切?

初心者ブロガーさんからよく聞かれる質問の1つに

新規記事をどんどん公開していくのと、古い記事をリライトするのと、どっちが大切ですか?」というものがあります。

結論からいうとどちらも大切なのですが…

一定本数(たとえば50本)以上の記事がすでにある場合は、リライトのほうが重要になることが多いです。

ブログの総記事数が50本未満の場合

まだブログ内に記事数があまりない状態の場合や、まだブログを始めて間もない場合は、

そもそも検索エンジンから正しい評価を得ておらず、リライトのための検証ができる段階にはなっていない(ドメインが弱い)ことが多いです。

記事数が50本を超えるまではドメインを育てるためにも、リライトよりも新規記事を増やしたほうがいいでしょう。

ブログの総記事数が50本以上の場合

ブログ記事が50本・100本を超えてきたら、過去記事のメンテナンスに注力するのがおすすめです。

重要なのは、ブログ全体をフレッシュな状態に保っておくこと。ブログ全体の品質を上げること。

記事をどんどん増やしていくと、そのうち自分でもコントロールしきれなくなります。

自分の手と心が届く範囲内で、すべての記事を最高の状態にキープすることが大切なのです。

ブログをリライトする5つの手順

新しいブログ立ち上げ

実際にブログのリライトをおこなうには、5つの手順で進めましょう。

※ここでは手順を中心に簡単に説明し、具体的なテクニックについては後ほどくわしく解説します。

リライトする記事の選定

リライトするブログ記事の選定方法(優先順位のつけ方)には、

  • 古い記事からすべてリライトする
  • 新しい記事からすべてリライトする
  • アクセスの多い記事からリライトする
  • リライト効果の高いものからリライトする

…など、さまざまな方法がありますが

おすすめは4つ目の、サーチコンソールをつかって

「リライト効果の高い記事」を選定して優先順位を決める方法です。

具体的には「現状の検索順位が11位~50位くらい」までの

ある程度の評価を受けているけど、もうちょっと改善が必要な記事」です。

くわしくは後ほど解説しています。

リライトの目的を決める

リライトをおこなうなら、そのリライトでなにを改善させたいのか?の目的を決めてください。

  • 検索順位を上げる(SEO対策)
  • クリック率を上げる(CTR改善)
  • 成果発生数を増やす(CVR改善)
  • 離脱率・滞在時間・直帰率を改善

…などなど、記事ごとに目標を設定します。

リライト前の数字を記録しておき、リライト後にどう変化したのかを検証するようにしましょう。

キーワードの検索意図を再チェック

効果的なリライトをするには「キーワードの検索意図」をちゃんと把握をすることが大切。

サンツォ

検索意図とは、ユーザーがなにを目的に検索したのか? どんな情報をもとめ、どんなことを解決しようとしているか? のこと。

記事を新しく書く際にも、すでに検索意図を意識して書いたとは思いますが…

現状の検索順位が低いということはそれが間違っていたり、検索意図を満たす記事が書けていないということですよね。

キーワードの検索意図は、下記を見ることで推測できます。

  • すでに上位にいる競合サイト
  • サジェストキーワード/関連キーワード
  • 再検索キーワード

くわしくは後ほど解説しています。

必要な箇所に・必要なリライトを

目的が決まったら、必要な箇所に必要なリライトをほどこしましょう。

  • 記事タイトル
  • meta description(メタディスクリプション)
  • 記事の序文
  • 見出し
  • 本文
  • 画像・図解・グラフや表
  • 内部リンク
  • ページ内リンク

ただ漫然まんぜんとリライトするよりも、「目的にあわせた最適なリライト方法」をおこなうほうが効果が高くなります。

それぞれの箇所に最適なリライト方法は、のちほどくわしく解説します。

公開日時を変更してアップ

リライトが完了したら、公開日時を最新のものに変更しておきましょう。

WordPressを利用している方は、編集画面にて公開日時を変更することができます。

ユーザーは最新の情報・メンテナンスされている情報を求めているので、

公開日時はユーザーに安心感・信頼感をあたえるポイントとなるのです。

リライトする記事の選び方

リライトする記事の選び方

リライトする記事の選び方について解説します。

「リライトの優先順位が高い記事」=「リライトによる改善効果が高い記事」です。

検索順位が11~50位の記事を選ぶ

ブログのSEO対策

リライトをする際には(狙っている特定のキーワードでの)検索順位が

2~5ページ目(11位~50位)の記事を選びましょう。

理由としては下記のとおり。

  • 10位以内(1ページ目)にある記事
  • 11~50位(2~5ページ目)にある記事
  • 51~100位(6~10ページ目)にある記事
  • 圏外にある記事

10位以内(1ページ目)にある記事

いま現在1ページ目にあるということは、すでに検索エンジンから評価を得ているということです。

リライトは必ずしも順位が上がるわけではありません。逆に順位が下がってしまうこともあります。

すでに上位にある記事は大きくリライトするよりも、情報の鮮度を保つための小さなメンテナンスを繰り返したり、

ユーザビリティを改善する(ユーザーにとってより読みやすく分かりやすくする)工夫をくわえたり、

再検索させないための工夫をほどこすことが大切です。

11~50位(2~5ページ目)にある記事

検索エンジンから一定の評価をうけているものの、まだ1ページ目に上がれていない「惜しい記事」です。

つまり、リライトによる効果がもっとも出やすい記事ということですね。

リライトをおこなう際は、11~50位(2~5ページ目)にある記事を優先的に選びましょう。

51~100位(6~10ページ目)にある記事

リライトがNGということではないですが、現時点で評価があまり高くないので、改善の難易度は高いといえます。

11~50位までの記事を優先的にリライトし、余力がある際に着手するようにしましょう。

圏外にある記事

検索順位が100位圏外にある記事は、検索エンジンにほとんど評価されていない記事ということになります。

リライトというよりは全面改装、すべて書き直すくらいの修正が必要です。

改善の見込みがない場合は思い切って削除したり、他の記事と統合するなども検討しましょう。

サーチコンソールを使って順位を調べる

キーワードの検索順位については、GRCなどさまざまなツールで調べることができますが、

マクサンではサーチコンソールで調べることをおすすめします。

サーチコンソールであれば、単純に1つのキーワードの検索順位だけではなく

その記事が評価を受けているすべてのキーワードの検索順位・表示回数・クリック(流入)数・クリック率などを調べることができます。

くわしい調査方法は後述しています。

順位のわりにCTRが低い記事を選ぶ

クリック

クリック率(CTR)が低い記事を優先的にリライトするという方法もあります。

これは「そこそこ順位が高いのにクリックされていない」、つまり「もったいない記事」ということになります。

こういう記事は、記事タイトルmeta descriptionメタディスクリプションを変更するだけでもCTRが上がることが多いので狙い目です。

つまり手間をかけずとも、クリック→アクセスが増える可能性が高いということですね。

SERPs(検索結果ページ)のタイトルとメタディスクリプションの表示の事例

検索結果ページに訪れたユーザーは、基本的にこの2つを見て、その記事をクリックするかどうかを判断します。

CTRがあがれば検索エンジンからの評価も上がる可能性が高いため、結果的に検索順位自体も上がることが多いんですよね。

記事のCTRは、サーチコンソールから見ることができます。くわしくは後述。

キーワードがカニバっている記事を選ぶ

SEOキーワード

ブログ内の複数の記事が、おなじ(または似ている)キーワードをめぐって競合してしまっている場合があります。

いわゆる「カニバリ(共喰い)」の状態です。

くわしい説明は省略しますが、SEOにとってこの状態はあまり良くありません。

カニバリしてしまっている場合には、より評価の高い記事(A)のほうに評価が低いほうの記事(B)を統合してしまうことをおすすめします。

A記事にB記事の内容を盛り込んでリライトし、B記事は削除(&301リダイレクトでA記事に転送)するようにしましょう。

効果的なリライトをおこなうテクニック

リライトの登場によって記事制作に革命が起きた

ここからは、より具体的なリライトテクニックを解説します。

なんの根拠もなくただ漫然とリライトをおこなうのは、地図を持たずに未知の土地を旅するのとおなじ。

かならずリライトする明確な理由・根拠をもちましょう。

「サーチコンソール」を使って記事を分析

ブログのリライトに大活躍するのが「サーチコンソール」です。

サーチコンソールでは自分のブログのSEOに関するさまざまなデータを確認することができます。

サーチコンソールをまだ連携していない方はこちらの記事から設定してください。

  • リライトすべき記事を見つける方法
  • 特定の記事のデータを調べる方法
  • CTRの低い記事を調べる方法

リライトすべき記事を見つける方法

サーチコンソールを使って、ブログの中からリライトの優先順位が高い記事(&キーワード)を見つける方法を解説します。

STEP
サーチコンソールを開く

サーチコンソールを開きます。

サーチコンソールの該当ページを開く

「検索パフォーマンス」の画面を開き、

①「平均CTR」と②「平均掲載順位」にチェックを入れる。

③「クエリ」⇒ ④「表示回数」順に並び変える。

STEP
惜しいクエリを探す
サーチコンソールで惜しい順位のクエリ

検索順位が11位~50位くらいのクエリ(リライトによって効果が出やすいキーワード)を発見します。

STEP
リライトすべきページ(記事)を抽出
サーチコンソールでリライトすべきページを発見

該当のクエリをクリックして画面を切り替え、⑥タブを「ページ」に切り替えると、⑦「ページ」の部分にURLが表示されます。

つまりこのページがリライトすべき記事だということですね。

特定の記事のデータを調べる方法

サーチコンソールでは記事ごとの詳細なデータを見ることもできます。

特定の記事における「キーワード毎の掲載順位」「キーワード毎のCTR」などを調べる方法です。

STEP
任意のページを指定
サーチコンソールで任意のページを指定

サーチコンソールの「検索パフォーマンス」から、①「+新規」をクリック ⇒「ページ」をクリックして、URLを入力し「適用」する。

②「平均CTR」と「平均掲載順位」にチェックを入れる。

③「クエリ」を選択。

STEP
任意のページの詳細を表示
サーチコンソールで任意のページのデータを表示

その記事で評価されている検索キーワードの一覧が表示されます。

キーワード毎のクリック数、表示回数、CTR、掲載順位を見ることができます。

CTRの低い記事を調べる方法

CTRの低い記事や、CTRの低いキーワードを見つけることもできます。

サーチコンソールでCTRの低いキーワードを発見

たとえば上記の赤枠で囲ったものは、掲載順位のわりにはCTRが低いキーワードです。

こういう記事は、記事タイトルとmeta descriptionメタディスクリプションを変更するだけでも大きくCTRを上げる(アクセスを増やす)ことも可能です。

SERPs(検索結果ページ)のタイトルとメタディスクリプションの表示の事例

ちなみにその記事のCTRが高いか低いかの判断は、下記の図を参考にしてみてください。

1位~10位までの平均的なCTRが記載されています。

検索順位クリック率(CTR)
1位28.5%
2位15.7%
3位11.0%
4位8.0%
5位7.2%
6位5.1%
7位4.0%
8位3.2%
9位2.8%
10位2.5%

※引用:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid – SISTRIX

サンツォ

CTRの改善方法や、CTRが低い記事を簡単に見つけ出す方法については、下記の記事にめっちゃくわしく解説してるよ!

「検索意図」を満たすことが最重要

検索エンジン、SEO

リライトにとってもっとも重要なのは検索意図」を満たす記事にすることです。

よめちゃん

検索意図はもう圧倒的に重要度No.1なので、リライトの際は絶対に考慮してね!

サンツォ

検索意図とは、検索した人(ユーザー)が「何を目的にそのキーワードで検索したのか?」「どんな情報を求めているのか?」だよ!

検索意図は下記のような方法で推測することができます。

  • 競合サイトを観察する
  • サジェストワード/関連ワードを調べる
  • 再検索キーワードを調べる

また、検索意図の調べ方については、下記の記事でもくわしく解説しています。

競合サイトを観察する

そのキーワードの検索意図を知るには、そのキーワードですでに検索エンジンに評価されているページを見るのが手っ取り早いですよね。

実際に検索してみて、検索上位に表示されている競合(ライバル)サイトを観察してみましょう。

そこに書かれている内容こそが、ユーザーが求めている情報(に現時点でもっとも近しいもの)ということになります。

SEO META in 1 CLICK」というChrome拡張機能をつかうと、下記のように競合サイトの見出し構成などが丸裸になるので便利ですよ。

SEO META in 1 CLICKでの分析画面

サジェストキーワード/関連キーワードを調べる

キーワードの検索意図を把握するには、「サジェストキワード」や「関連キーワード」を調べるという方法もあります。

「サジェストキワード」は、GoogleやYahoo!で検索窓に入力した際に、予測変換よそくへんかんとして表示される候補一覧のこと。

「関連キーワード」は、そのキーワードと関連性の高い他の人気ワードのことです。

再検索キーワードを調べる

再検索ワードの調査方法

再検索キーワード」とは、ユーザーがいったん離脱して再度検索した時のキーワードです。

ユーザーがあるキーワードで検索

どこかの記事をクリックして訪問

その記事では満足する情報がなかったのでブラウザバックで戻る

再度検索

再検索したということは、より具体的な検索意図を入力しているはずです。

Chrome拡張機能に「Extract People also search phrases in Google」というものがあるので、これで再検索キーワードを調べることができます(上記キャプチャ)。

「検索上位の競合との差分」を埋める

ブログ検索の検索結果ページ

すでに検索上位に表示されている競合サイトに何が書かれているか?

これを把握し、その差分を埋めましょう。

あなたのブログがより検索上位に上がるためには、競合サイトよりも優れていることが必須です。

どんなに素晴らしい記事にリライトしても、ライバルに負けていたら順位は上がりません。

  • 競合サイトにあって自分のブログにないものは何か?
  • 競合サイトよりもわかりやす説明はできているか?

単純な情報量ではなく、読みやすさ・使いやすさ・答えの見つけやすさなど「ユーザービリティ」を重視することも大切です。

「ヒートマップ」を使ってリライト

クリックヒートマップの例。

ヒートマップとは、ページ内のどこが読まれているのか? 読まれていないのか? どこで離脱されているのか? どこがクリックされているのか? …などが視覚的にわかるツールです。

ヒートマップを使い「不要な情報を削る/位置を下げる」「必要な情報を付け足す/位置を上げる」などのリライトを施しましょう。

おすすめのヒートマップは「Aurora Heatmapオーロラヒートマップ」というWordPressプラグイン(一部無料)、または「Clarity」というWebサービス(すべて無料)です。

感覚値ではなく、根拠をもってリライトをおこなうためには、ヒートマップは必須のツールですね。

「リライトツール」を使ってリライト

AIなどを使って自動的にリライトしてくれる「リライトツール」なんていうものもあります。

サンツォ

リライトというよりは、他人の記事をパクって、ちょこっと書き換えて流用するみたいな手法だね。

代表的なものとしては下記のようなもです。

リライトブーン
リライトツールMSR(メインサイトリライター)
人工知能 無料リライトツール 舞風

…ですが、個人的にはあまりおすすめしません

リライトツールを使うとどうしても「日本語じゃない不自然な日本語」ができあがってしまいますし…

オリジナリティや個性のない記事になります。著作権の問題もありますしね。

必要な箇所に、最適なリライトを

パソコンを使って話し合っている様子

ここでは、ブログ記事のそれぞれ箇所ごとに・最適なリライトをほどこすためのポイントを解説します。

記事タイトル

SERPs(検索結果ページ)のタイトルとメタディスクリプションの表示の事例

記事タイトルはそのブログ記事の”顔”です。

検索したときにユーザーがいちばん最初に目にする情報が記事タイトルであり、

その記事が読まれるかどうかは、記事タイトル次第といっても過言ではありません。

記事タイトルをリライトするポイントは下記のとおりです。

  • CTRが高ければ変更の必要はない
  • 記事内容を簡潔&明確に表現する
  • インパクトのある表現を潜ませる
  • 具体的な数字・逆張りなども効果的
  • ただしムダな煽りは離脱をまねく

そもそもCTRが高いタイトルであれば、修正を加える必要はありません。

CTRが高いか低いかの判断はこちらを参考にしてください。

読まれる記事タイトルの作り方についてはこちらの記事にくわしく解説しています。

meta descriptionメタディスクリプション

メタディスクリプション_Meta description

meta descriptionメタディスクリプションとは画像のように表示されている、いわばそのページの説明文のようなものですね。

検索結果ページに表示される際には、スニペットという形で表示されます。

ユーザーはこの部分を読んで、クリックした先のページに何が書いてあるかを判断できます。

つまりCTRにも影響をあたえるということです。

meta descriptionメタディスクリプションをリライトするポイントは下記のとおりです。

  • CTRが高ければ変更の必要はない
  • 記事内容を簡潔に要約する
  • 記事タイトルには書き切れなかった要素、キーワードを含ませる

メタディスクリプションについては、下記の記事でもくわしく解説しています。

記事の序文(導入文)

ブログの読者は、私たちが想像する以上にせっかちです。

ブログ記事を最初から最後までしっかりと読んでくれるなんてことはしません。

だから記事の序文(導入文)でしっかりと心を掴まなくてはならないのです。

記事の序文(導入文)をリライトするポイントは下記のとおりです。

  • 常識をくつがえしてインパクトをあたえる
  • 読者の共感・同意をえる
  • ストーリー(物語)からはじめる
  • 続きが気になる心理を利用する
  • 具体的な数字からはじめる
  • メリットをわかりやすく伝える

ブログの書き出し方、導入文の作り方に関してはこちらの記事にくわしく解説しています。

見出し

見出しを入れた文章と入れていない文章の比較図

見出し目次にも反映されますので、ユーザーがその記事に何が書かれているかを判断する重要な要素です。

  • わかりやすく端的な見出しにする
  • わかりやすい話題の順序にする
  • ロジカル(論理的)な構成にする
  • 不自然にキーワードを入れない

話の順序が論理的じゃないと、相手に言いたいことが伝わりにくいイマイチな記事になってしまいます

また、「見出しにはキーワードを含める」というのが長い間SEOの鉄則となっていましたが、

最近の検索エンジンはキーワードが含まれていなくとも、文脈からそこで何が語られているかを正確に判断します。

なので無理やりキーワードを入れて不自然な見出しになるよりは、ユーザーに伝わりやすい最適な見出しにしましょう。

本文

ブログ記事の本文については、たった1つだけ。

  • ユーザーの検索意図を満たす内容にする

現状の記事の検索順位がイマイチということは、ユーザーの検索意図を叶えていないということとほぼイコールです。

検索意図についてはこちらでくわしく解説しています。

画像などのビジュアル情報

カメラ、写真、画像。ブログ画像

画像などのビジュアル情報も、ブログにとってとても重要な要素です。

写真・イラスト・図解・グラフや表・BOX・箇条書きなどなど…これらはすべてビジュアル情報です。

  • テキストよりもビジュアルで説明
  • とくにわかりやすい図解が大切
  • 読者は読むのではなく見て理解する

テキスト(文字)のみで説明するよりも、ビジュアルで説明したほうが何倍もわかりやすいですし、

結果的に滞在時間や離脱率が改善され、SEO的にも好影響がもたらされます。

内部リンク

被リンクとは?

内部リンクとは、自分のブログの記事から、自分のブログのほかの記事に対してリンクを貼ることです。

ユーザーにとって役に立つ内部リンクを増やすことは、回遊率や直帰率を改善させ、結果的にSEOにも好影響です。

  • 関連性の高いページには内部リンクを貼る
  • 関連性の低いページへの内部リンクは逆効果
  • リンクパワーを送りたい重要記事にリンクを貼る
  • アンカーリンク(リンクを貼る文字列)も重要

新しい記事をアップした際には、ほかの記事に内部リンクを貼れないか? ほかの記事から内部リンクを貼れないか?を必ず確認し、

ブログ全体をこまめにメンテナンスしましょう。

ページ内リンク

リンク関係でもう一つ重要なのがページ内リンク

ページのある個所から、おなじページ内の別の箇所に飛ばすリンクのことです。

よめちゃん

アンカーリンクとも言うよね!

  • 読者に便利なショートカットとして使う
  • 求めている答えにすばやく辿り着けるように
  • 読むストレスを減らし満足度を上げよう

読者はブログ記事をすべてじっくりと読んでくれるわけではありませんので、

ページ内リンクによるショートカットを活用して、ユーザビリティを向上させましょう。

ブログをリライトする際の注意点

ブログ作業のジャマをする猫

ブログをリライトする際には、いくつか知っておきたい注意点があります。

  • リライト効果が反映されるタイミング
  • リライトで順位が下がることもある
  • 付け足すことだけがリライトではない

リライト効果が反映されるタイミング

ブログのリライトをおこなったとしても、その効果はすぐに発揮されるわけではありません

クローラーが一度来たくらいでは検索順位があがることはないです。

リライトをおこなったタイミングを記録しておき、1ヶ月~3ヶ月くらいのスパンで効果検証しましょう。

リライトで順位が下がることもある

ブログのリライトをおこなっても、かならずしも検索順位が上がるわけではありません

もちろん下がることもあります。

本記事の内容を参考に、念入りに検索意図を反映した素晴らしい記事に仕上げましょう。

大幅にリライトする場合は、旧記事の内容を保存(バックアップ)しておくことをおすすめします。

付け足すことだけがリライトではない

リライトというと、新たな要素を付け加えることだと勘違いしている方も多いですが…

ブログ記事の評価のポイントは「検索ユーザーの目的を叶え、ユーザーが満足すること」です。

不要な情報がたくさんあっても評価は得られませんし、長すぎて読まれない記事も評価を得られません。

必要な答えを、必要な長さでユーザーに提供することが大切です。

つまり「削るリライト」というのももちろんアリなのですね。

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