アフィリエイトのライティング(執筆、記事を書くこと)には3つの重要なポイントがあります。
- 集客できるライティング … SEOライティング
- 読みやすいライティング … ETUライティング
- 売れるライティング … セールスライティング
「集客する」「伝える」「売る」。
この3つのライティング要素をおさえていれば、間違いなくアフィリエイトで成功することができます。
本記事ではアフィリエイトで1億円以上を稼いだ筆者サンツォが、読まれる&稼げるアフィリエイトライティングのノウハウを伝授します。
「これからアフィリエイトを始めてみたい!」
「アフィリエイトを始めたはいいものの、まったく稼げない…」
「もっと稼げるライティングの方法を知りたい!」
……そんな方はぜひお読みいただければと思います。
また、アフィリエイトとWebライターどちらがおすすめなのか?についても後半に詳しくまとめていますので、
Webライターに興味がある方もぜひお読みください。
アフィリエイトで重要な4つのライティング
ライティングにはさまざまな手法があります。
その中でもアフィリエイトに必要となるライティングは次の3つ。
ライティング術 | 目的 | 概要 | 効果 |
---|---|---|---|
SEOライティング | 集客する | 検索エンジンに好まれる(検索上位に表示される)文章を作る。 | ・検索順位が上がる ・アクセスが増える |
ETUライティング | 伝える | 読みやすく、理解しやすい、読んでもらえる文章を作る。 | ・伝わりやすくなる ・読者の理解が深まる ・途中離脱を防ぐ ・滞在時間を増やす |
セールスライティング | 収益化する | 読んだ人が「欲しい」「買いたい」と思うような文章を作る。 | ・成果発生が増える ・収益が増える |
アクセスを集める「SEOライティング」
アフィリエイトでもっとも重要なのは集客、アクセスを集めることです。
どんなに良い記事を書いても、アクセスが0だったらまったく意味がないもんね。
アフィリエイトの集客方法の中でもっとも重要度が高いのがSEO対策です。
SEOとは検索エンジン最適化のことで、自分の書いた記事をGoogleやYahoo!などの検索結果ページに上位表示(1ページ目、10位以内などに表示)させること。
アフィリエイトサイトやブログのアクセスの大半(7~9割)は検索経由であり、検索エンジン対策をおこなうことがもっとも強力な集客となるのです。
SEOを制す者がアフィリエイトを制す!
このSEO対策を意識したライティング手法が「SEOライティング」であり、
SEOライティングは、読者が求める情報を、素早く最適な形で提供することが目的です。
具体的なSEOライティングの方法は後述します。
わかりやすく伝える「ETUライティング」
ETUとは「Easy-to-Read」の略。
つまり、分かりやすく伝わりやすい文章を作ることです。
ETUライティングは僕が勝手に作った造語だよ。
「ETUライティング」をおこなうことで、以下のような効果を期待できます。
- 伝わりやすくなる
- 読者の理解が深まる
- 途中離脱を防ぐ
- 滞在時間を増やす
せっかくアフィリエイトサイトに訪問者が来てくれても、記事がとても読みにくかったり意味がさっぱりわからなかったら、すぐに離脱され他サイトに逃げられてしまうことでしょう。
それを防ぐために、誰にとってもわかりやすい文章にするETUライティングが必要になるのです。
具体的には、専門用語や難しい表現を避けて簡単な表現に差し替えたり、装飾やビジュアル要素(写真・図解・表・フキダシ・囲みなど)を使うなどのテクニックがあります。
具体的なETUライティングの方法は後述します。
購入意欲を高める「セールスライティング」
営業マンが使う営業トークのことを「セールストーク」と言いますが、「セールスライティング」とは物を売るための文章術のことを指します。
読者に商品を買ってもらうためには、「この商品いいね!」「この商品欲しい!」と感じてもらう必要がありますが、
セールスライティングは読者の態度を変容させ、行動(商品購入など)を促すライティング技術なのです。
ぼんやりと「欲しいなぁ」と思っている人を、「よし!買おう!」という気持ちにさせるライティングだよ!
具体的なセールスライティングの方法は後述します。
「SEOライティング」の具体的な7つの施策
アフィリエイトのライティング技術のなかでもっとも重要なのは「SEOライティング」です。
なぜならSEOで検索順位を上げないとアクセスが集まらず、誰にも読んでもらえないからですね。
ここではSEOライティングに必要な具体的なテクニックを解説するよ!
- 1記事につき1キーワードを設定する
- そのキーワードに需要があるかを確認
- そのキーワードの「検索意図」を知る
- 検索意図の答えとなる記事を書く
- オリジナリティや一次情報を含める
- 簡単にSEOライティングができるフォーマット
- トピッククラスター戦略で攻める
1記事につき1キーワードを設定する
もっとも基本的なSEO対策は、「検索キーワード」を決めることです。
検索キーワードとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索する際に、検索窓に入力する語句のこと。
アフィリエイト記事を書く際には、かならず、絶対に、最初に検索キーワードを決めてから記事の作成に入るようにしましょう。
キーワードはユーザー(検索者)からの質問であり、それに対する答えを記事に書く必要があるからです。
また、キーワードはその記事のテーマ(主題)であり、テーマが決まっていないと記事を書き始めることはできません。
ちなみにこの記事は「アフィリエイト ライティング」というキーワードを狙っているよ!
キーワードは複数設定してもテーマがブレるだけなので、基本的に1つの記事には1キーワードのみを設定します。
ただし、1つのキーワードを狙うことで同じ意味をもつ2~3個のキーワードを結果的に狙えてしまう場合もあります。
欲張って複数のキーワードを狙おうとすると、記事の主旨がブレちゃうから注意!
検索キーワードの選び方は、下記の記事にくわしく解説しています。
そのキーワードに需要があるかを確認
キーワードを決める際には、そのキーワードに需要(ニーズ)があるかどうかを確認しましょう。
キーワードに需要があるかは、「検索数」(月間検索ボリューム)を見ればわかります。
需要があるキーワードほどたくさん検索されるので(自分の記事が検索結果ページに上位表示されれば)たくさんのユーザーがあなたの記事に訪問してくれるでしょう。
逆に需要のないキーワードは検索数が少ないので、そのキーワードで記事を書いてもアクセスは見込めません。
キーワードの検索数を調査できるツール
キーワードの検索数(月間検索ボリューム)は下記のツールで調べることができます。
名称 | 特徴 |
---|---|
キーワードプランナー | Googleの公式ツール。無料で使えるが、Google広告である程度のお金を使っていないと「10~1,000」みたいにざっくりとした数値で表示される。数字はもっとも信用できる |
Ubersuggest | 無料で使えるキーワードツール。ただし無料プランでは1日3回(3キーワード)までしか調査できないなどの制限がある。関連キーワードを検索数が多い順に表示してくれるので便利 |
aramakijake | ずっと無料で使える手軽なツール。若干精度が悪い印象があるが、参考値としては充分 |
キーワードファインダー | 有料(7日間無料お試しあり)。検索数だけではなくさまざまな機能があるので、本気でアフィリエイトに取り組むならおすすめ |
始めのうちはUbersuggestやaramakijakeなどを使って無料で調べる方法でいいよ。
少しでも収益が発生してきたら、有料の高機能ツールを使ってみて!
どのくらいの検索数を狙うべきか?
キーワードの検索数(月間検索ボリューム)は、多ければ多いほどアクセスが見込めます。
しかし、それはあくまで検索上位に表示することができたらの話です。
現実的には、検索数が多いキーワードほど狙っているライバルも多いため難易度が高い(上位表示されにくい)のです。
ではいったいどのくらいの検索数のキーワードを狙うべきなのでしょうか?
結論からいうと、初心者には検索数100~1,000くらいのロングテールキーワードをおすすめします。
ロングテールキーワードは検索数は少ないものの、膨大な種類があるので、ライバルの少ない穴場のキーワードが見つかりやすいのです。
また、2~3語の組み合わせである場合が多いので、より「検索意図」がわかりやすいと言えます。
検索意図については次に説明するよ!
キーワードの検索ボリュームについては、下記の記事でくわしく解説しています。
そのキーワードの「検索意図」を知る
「検索意図」とは、検索者がそのキーワードで検索した「目的」のことです。
- ユーザーが求める情報
- ユーザーのニーズ(需要)
- ユーザーが抱える問題や悩み
- ユーザーからの質問や疑問
……いろいろと言い換えることができますが、つまり検索意図がわかれば、記事に書くべきことがわかるということですね。
「検索意図」はSEOライティングのなかでも超絶重要なので絶対に覚えて!
下記の記事でもくわしく解説しているよ!
検索意図は自分の頭で考えるだけではなく、次のような方法を使って調査しましょう。
検索上位サイトをチェックする
検索意図を知るには、実際にそのキーワードで検索したときに表示される「検索上位サイト」をチェックするのがもっとも手っ取り早い方法です。
なぜなら膨大なデータを保有するGoogleが「もっとも検索者のニーズに近い情報」と判断されたページが検索上位に表示されるからです。
もっとも理想的な答えが書かれているということだね!
上位5サイトくらいの目次(見出し構成)をチェックして、メモに書き出しておくといいでしょう。
あとで記事構成を考えるときの参考になります。
あまりじっくりと読むと内容が似かよってしまうので、僕は見出ししか見ません。
関連キーワードをチェックする
「関連キーワード」とは、検索されたキーワードに関連性の高いキーワード群です。
Googleで検索したときに、ページの最下部に下記のようなものが表示されているのを見たことがあると思います。
この関連キーワードは、過去に検索されたキーワードやトレンドなどの様々な傾向を踏まえた上で、Googleの検索アルゴリズムによって自動的に表示されます。
つまり関連キーワードを見ることで検索意図をより把握しやすいということですね。
似たようなものに下記の「サジェストワード」(入力候補ワード)がありますが、サジェストには自分の過去の検索履歴などが加味されます。(関連キーワードには加味されません。)
SEOライティングをおこなう際には、自分の検索履歴などの余計な情報がない関連キーワードの方を参考にしましょう。
また、関連キーワードは「ラッコキーワード」という無料ツールでも調べることができます。
再検索キーワードをチェックする
「再検索キーワード」とは、検索してたどり着いたページから(満足のいく情報が得られなかったなどの理由で)一旦離脱した人が、続けて検索したキーワードのことです。
下記のように「他の人はこちらも検索」と表示されています。
再検索キーワードは、ユーザーの検索意図(ニーズ)がより明確に表れているという特徴があります。
一度目の検索ではざっくりとした言葉で検索した人が、二度目の検索ではより詳細な言葉で検索するからだね。
再検索キーワードは柏崎剛氏が開発した「再検索キーワード(LSIキーワード)調査 – 再検索キーワード分析ツール [v.3.22] / ©2021 T.Kashiwazaki」で調査することができます。
検索意図の答えとなる記事を書く
ここまでの手順でキーワードの検索意図を把握できたら、検索意図への答えとなる情報を記事に書きます。
たとえば下記のようなイメージです。
キーワード | 検索意図 | 記事に書くべき内容(例) |
---|---|---|
渋谷 カフェ 個室 | 渋谷の個室があるカフェを知りたい。 | 渋谷の個室があるおすすめのカフェを紹介。マップを使ってお店の場所がわかるようにするとともに、一店舗ずつ写真入りで簡単に説明する。 |
結婚式 招待状 | 結婚式の招待状のひな形が知りたい。または返信のマナーや文例が知りたい。 | 招待状のひな形を紹介するとともに、おすすめの紹介状作成サービスなども紹介。または招待状の返信マナーやルールを画像付きで解説する。 |
検索意図(ユーザーのニーズ)を満たすのはもちろんですが、ユーザーはどのような状況におかれているか、どのように表現したらユーザーに伝わりやすいかも考えてください。
たとえば上記の「渋谷 カフェ 個室」の例では、渋谷の個室があるおすすめのカフェをいくつか紹介します。
マップ(地図)を使うことで、渋谷のどこにそのカフェがあるのかの位置情報がわかるようにすると便利ですよね。
急いでいる場合が多いと思うので、長文でじっくりと店舗を紹介するのではなく、ごく簡単に営業情報を紹介。
お店の雰囲気がわかるように写真を何枚か使うのが理想的でしょう。
どうしたらより読者の役に立つのかを、ちゃんと考えてね!
オリジナリティや一次情報を含める
キーワードの検索意図を知るためには、検索上位サイトの内容をチェックする必要がありますが、検索上位サイトと同じような情報だけでは単なるコピーコンテンツになってしまいます。
コピーコンテンツ(悪くいうとパクリ記事)では検索エンジンに評価されず、アクセスを集めることができません。
そこにはかならずオリジナリティ(独自の要素)が必要となります。
特に最近はオリジナリティがないとまったく検索上位に上がらないんだよね。
オリジナリティを出すにはさまざまな方法がありますが、もっとも効果的なのは、他のサイトに引用されるような一次情報です。
自分自身で時間をかけて調査・検証した情報や、自分だけの経験・体験などを盛り込みましょう。
オリジナルのコンテンツを作るコツについてはこちらの記事にくわしくまとめているので参考にしてみてください。
簡単にSEOライティングができるフォーマット
ここまでに紹介したSEOライティングの手順を、1つのエクセルシートにまとめた「事前準備シート」というものがあります。
僕が長年の経験からアフィリエイトライティングに必要な要素をピックアップしたものです。
- キーワードの検索ボリューム調査
- 関連キーワードの調査
- 検索上位サイトの調査
- ペルソナの設定
- 検索意図のメモ
- 記事構成のメモ
……など、記事を書き始めるまでに必要な情報を1枚のシートにまとめることができるので、アフィリエイト記事を新しく執筆する際にとても便利です。
記事毎に記録を残しておくことができるので、リライトの際にも役立ちます。
ココナラで2,000円で販売しているので、興味がある方はチェックしてみてください。
ブログ記事作成に役立つ、事前準備シートを販売します SEOに強いブログ記事を書くためのメソッドを詰め込んでいますトピッククラスター戦略で攻める
「トピッククラスター」とは、検索順位を上げたい親記事(ピラーコンテンツ)を、たくさんの子記事(クラスターコンテンツ)で支えるというコンテンツ展開の手法です。
親と子を内部リンクで相互につなぎつつ、サイトの中にトピック(話題)のクラスター(集団・塊)をいくつも作っていくということですね。
狙っているキーワードを、1つの記事のみで上位表示させるのはなかなか厳しいので、複数記事で団体戦で上位表示を狙おうというのがトピッククラスターなのです。
必要な子記事(クラスターコンテンツ)の数量は、キーワードの難易度や市場的な話題ボリュームによって違う印象がありますが、少なくとも5〜10、理想では20〜30が目安になると思います。
めちゃくちゃ効果が高い方法なので、ぜひ試してみて!
「ETUライティング」の具体的な7つの施策
ETUとは「Easy-to-Read」の略。分かりやすく、伝わりやすい文章を作ることです。
読み手のストレスを軽減し、途中離脱を防いで「読み進めてもらえる」ライティングテクニックを紹介します。
専門用語・難しい表現を使わない
記事のなかに、知らない専門用語や読めない漢字が頻繁に出てきたらどう感じますか?
きっと読みにくく感じますし、内容もよくわからなくなってしまうでしょう。最悪の場合、読むのをやめてしまうと思います。
ライティングの際は、難しい漢字や専門用語をなるべく使わないようにしましょう。
難しい漢字には「よみがな」「ふりがな」を使う
どうしても難しい漢字を使わないとならない場合は「よみがな」や「ふりがな(ルビ)」を入れるようにしましょう。
よみがな | 私の名前は桃白白(たおぱいぱい)。孤高(ここう)の殺し屋だ。 |
ふりがな | ブルマはカプセルコーポレーションの専務取締役せんむとりしまりやくに就任しゅうにんした。 |
ちなみに、「ふりがな」を入れるには<ruby>漢字<rt>ふりがな</rt></ruby>
というHTMLタグを使います。
専門用語には解説を入れる
読み手が書き手とおなじ知識レベルであるとは限りません。むしろ初心者で知識が乏しいからこそ、ネットで検索し調べているわけです。
ライティングする際は「相手はなにも知らない素人である」ということを前提に、なるべく丁寧でやさしい表現をこころがけるべきです。
小学生でも理解できる文章にする意識で書いてみて!
- 専門用語はなるべく使わない
- 使う場合は解説をかならず入れる
- 難しい表現には、具体例やおきかえ表現を入れる
上記の画像では「脆弱性」という専門用語を、他サイトからの引用や、簡単な言葉におきかえる工夫をしています。
不要なものを削り、簡潔な文章にする
記事の中にたくさんの情報を網羅しようと欲張ると、どうしても長文になってしまいます。
しかし、長文は読み手に大きなストレスをあたえ、離脱の原因になるんですよね。
なのでライティングの際は、なるべくムダな表現・不要な情報を削り取り、短く簡潔な文章にしましょう。
情報量を維持しながらムダな文節を削る
特に意識しないでライティングすると、文章にはたくさんのムダな文節が入ってしまいます
文節とは、文を不自然でない程度に区切った最小の単位のこと。
このムダな文節をなるべく削り、必要な情報内容を担保つつも、短くシンプルな文にすることが大切です。
×:孫悟空は朝食になにを食べたのかを忘れてしまっていたので、クリリンにそのことを聞かれて一瞬戸惑ってしまったのでした。
○:孫悟空は朝食になにを食べたかを忘れていたので、クリリンに聞かれて一瞬戸惑ってしまったのです。
おなじ意味の文章の繰り返しを削る
おなじ意味の文章を繰り返してしまっていないですか?
たとえば以下のような例です。
×:ヤムチャは宇宙の起源について考えていました。宇宙は超高温・超高圧の火の玉が爆発することで始まったと考えられています。138億年前にこの大爆発「ビッグバン(big bang)」が起こったことで、宇宙は始まったのですね。
○:ヤムチャは宇宙の起源について考えていました。宇宙は138億年前に超高温・超高圧の火の玉が爆発すること、つまり「ビッグバン(big bang)」で始まったと考えられています。
2つの文の意味は同じですが、前者は似たような内容の文が繰り返され、冗長に感じます。
後者では情報内容を変えずに、すっきりと短くまとめています。
ムダな接続詞は削る
接続詞が多すぎる文章はしつこく冗長になるだけではなく、どこか堅苦しい印象になってしまいます。
じつは、たとえ接続詞をなくしたとしても問題なく意味は通じることがほとんどです。
省略しても意味が伝わるのであれば、なるべく削ってしまいましょう。
漢字は2~3割におさえる
「漢字・ひらがな・カタカナの比率」のバランスが良い文章はストレスを感じにくく、読みやすく内容も理解しやすいという利点があります。
逆に漢字が多すぎたり少なすぎたりする文章は、読みにくく離脱が増えてしまいます。
漢字が多いと、なんか面倒くさくて読む気が失せるんだよね……
最近はとくにそういう人が増えてきてるから、ストレスなく読める文章を目指したいよね。
では理想的なバランスとはどんな比率なのでしょうか?
筆者が過去にさまざまなパターンでSNS上で投稿をおこない検証したところ、もっとも反応が良かった比率は「漢字2:ひらがな7:カタカナ1」でした。
- 漢字: 20〜30%
- ひらがな: 60~70%
- カタカナ: 0〜10%
実際の例文を見てみましょう。
漢字が多い例文
悟飯は昨日ブログに上げる写真を撮る為に近所の公園に行きました。公園の中では沢山の人達が野球をしたり、自転車に乗って遊んでいました。花壇には沢山の山茶花の花が咲いており、とても美しい写真を撮る事が出来ました。
(漢字45%・ひらがな52%・カタカナ3%)
理想的な例文
悟飯は昨日ブログにあげる写真を撮るために近所の公園に行きました。公園のなかではたくさんの人たちが野球をしたり、サイクリングをして遊んでいました。花だんにはたくさんのサザンカの花が咲いており、とてもきれいな写真を撮ることができました。
(漢字22%・ひらがな67%・カタカナ12%)
前者はごちゃごちゃとしていて難しく感じます。後者はサクサクと読みやすく、意味が頭に入りやすいと思います。
漢字・ひらがな・カタカナの最適なバランスについては、下記の記事にもくわしく解説しています。
句読点を適切に入れる
伝わりやすい文章を作るには、句点「。」読点「、」が重要な役割を果たします。
とくに読点は、文章の主述関係を明確にしたり、文章の意味を分かりやすくするために役立ちます。
読点「、」の打ち方 | 例文 |
---|---|
長い主語の後に | 戦いに疲れた悟空は、ブルマと一緒にお風呂に入った。白い筋斗雲に乗った少年が、家の前を横切っていった。 |
重文・複文の区切りに | 悟空は明日の天下一武道会のため早めに寝たが、クリリンは夜の街にくりだした。 |
接続詞・副詞のあとに | 実はクリリンだってそれなりに強い。しかし、サイヤ人の前ではなすすべがない。 |
並列関係にある単語の区切りに | これはクリリン、天津飯、ヤムチャの分! |
誤解釈を防ぐために | 例: ベジータは嬉しそうに闘うトランクスを眺めた。 ↓ 意味1: ベジータは、嬉しそうに闘うトランクスを眺めた。 意味2: ベジータは嬉しそうに、闘うトランクスを眺めた。 |
漢字・カナの連続を防ぐために | そのためには、ただただこのカリン塔を登るしかないのだ。その瞬間、桃白白の顔色が変わった。 |
句点「。」の打ち方 | 例文 |
---|---|
句点はカッコの後に | 孫悟空の師は亀仙人である(亀仙人の別名は武天老師)。 |
カッコの前に打つ例外も | へっ!きたねぇ花火だ。(ドラゴンボール名言集より) |
感嘆符・疑問符の後には打たない | クリリンのことかーーー!!!! |
句読点の正しい使い方・ルールに関しては、下記の記事にくわしくまとめているので、ぜひ合わせてご確認ください。
文字装飾はやりすぎない
文字修飾の目的は、記事にメリハリをつけて読みやすくしたり、重要な箇所を強調して要点を伝わりやすくすることです。
しかし、ライティング初心者のなかには、文字修飾をすることでかえって読みにくくなったり、意味が伝わりにくくなっているパターンがとても多いんですよね。
これは本当にありがちなミスなので注意だよ!
クリリンは18号を誘ってディスコへ行きました。ディスコのなかは会話もできないような大音量の音楽が流れ、ミラーボールから放たれる色とりどりの光線が、フロアーで踊るたくさんの若者たちを照らしていました。
その迫力に圧倒されているクリリンを尻目に、18号は「めまいがするわね。だからディスコって嫌い」と言い放ち、ずんずんとフロアーの中央へと進んでいきました。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、このような感じの過剰な修飾をしてしまっている人は案外多いです。
これだと「本当に重要な箇所はどこなのか」「本当に伝えたいのは何なのか?」が伝わりにくくなってしまいます。
クリリンは18号を誘ってディスコへ行きました。ディスコのなかは会話もできないような大音量の音楽が流れ、ミラーボールから放たれる色とりどりの光線が、フロアーで踊るたくさんの若者たちを照らしていました。
その迫力に圧倒されているクリリンを尻目に、18号は「めまいがするわね。だからディスコって嫌い」と言い放ち、ずんずんとフロアーの中央へと進んでいきました。
たったこれだけです。でも、実際の文章の強調はこれぐらいで十分なのです。
本当に大切な部分、読者に伝えたい部分だけを厳選して修飾するという「メリハリ」が大切なのですね。
強調されていな箇所が多いからこそ、強調された箇所が目立つんだよ!
文字修飾を効果的なものにするには、次の5つのポイントを意識しましょう。
- 本当に重要な部分、伝えたい部分だけを修飾する
- 修飾する範囲はなるべく短くする。単語・文節単位でおこなう
- 修飾パターンは1~2種類におさえる。多くても3種類まで
- 色数をおさえ、サイト全体のデザインにマッチした配色にする
文字修飾をおこなううえで大事なポイントは、重要な箇所だけ修飾をおこなうことです。
たとえば強調したいからといって、一文すべてを修飾してしまうと、修飾されていない箇所とされている箇所のコントラストがなくなります。
(悪い例)クリック単価は基本的に記事のジャンルで決まります。
(良い例)クリック単価は基本的に記事のジャンルで決まります。
このように修飾を最小単位にとどめるようにしましょう。
一文をすべて強調すると、なんか頭に入ってこないよね。
また、修飾のパターンは2種類までにおさえるのがおすすめです。
パターンや色数が多すぎるとゴチャゴチャしてしまい、かえって読みにくくストレスの多い文章になってしますので注意してください。
ビジュアル要素を活用する
テキストだけで伝えられる情報には限界があります。
とくに難しい説明をする場合や、入り組んだ複雑な解説、感覚的なニュアンスなどはテキストだけでうまく伝えることは難しいので、ビジュアル要素を最大限に活用して説明するようにしましょう。
ビジュアル要素とは、下記のようなものを指します。
- 写真やイラスト
- 図解
- グラフや表
- 箇条書き(リスト)
- 囲み(ボックス)
…これらのビジュアル要素はテキストよりも読者の理解を促進できるとともに、熟読率が上がり滞在時間も長くなります。
ビジュアル要素は「箸休め」「階段の踊り場」的なものだと考えてみて!
僕は「ふつうのテキスト」の塊が3~4個続いたら、ビジュアル要素を入れて見せ方に変化をつけるようにしているよ!
スマホで読まれることを意識する
ほとんどの人はPCを使ってライティングをおこなうと思いますが、実際にWebサイトに訪れる読者の多くは「スマホ」で記事を読んでいます。
つまりライティングをおこなう際には、スマホで読まれることを意識しなくてはならないということですね。
スマホを意識した場合のポイントは下記の5点です。
- 要点やポイントをわかりやすくする
- 結論ファースト。まずは答え・結論から書く
- 一文(文頭から。まで)は50文字程度におさえる
- 一文が2~3個続いたら、空白・画像・囲み・フキダシなどのビジュアル要素で見せ方を変える
- 最後にかならずスマホでチェックする
アフィリエイトやブログなどのネット文章は、我々が思うほどには読者は読んでくれません。
最初から最後まで一言一句読んでくれる人なんて、ほどんど0でしょう。
基本的にはスクロールをしつつ拾い読み・飛ばし読みをし、自分の読みたい箇所だけを読みます。
わかる。私も飛ばし読みしかしない。
なので、上記に挙げたような手法で「拾い読み・飛ばし読み」されても大丈夫なように書くことが必要となります。
読まれないことを前提として、上記のような伝わる工夫をする必要があるということですね。
読者はちゃんと読んでくれない! 読まれない前提でライティングしよう!
「セールスライティング」の具体的な13の施策
「セールスライティング」は物を売るための文章術のこと。
アフィリエイトでは、商品やサービスを売る(成果の発生率を高める)ために、かならず必要となるライティングテクニックです。
- 読者の悩み・問題を解決する
- 幸せな未来を想像してもらう
- 「物」ではなく「物語」を売る
- ペルソナを設定して刺さる文章に
- 結論ファーストの文章構成にする
- フレームワークを使う
- アフィリエイト記事のテンプレート
- 不安や疑問をすべて取り除く
- 他の商品と比較する
- おすすめNo.1を明確にする
- 読者は「買う理由」を欲しがっている
- マイクロコピーで背中を押す
- ブリッジライティングを活用する
読者の悩み・問題を解決する
読者は何かしらの悩み・問題・欲求を抱えており、それを解決するために検索をおこないます。
「痩せたい」「嫌な上司がいる」「ベビーカーを買いたい」「暇つぶししたい」……などなど、悩みのレベルこそ違いますが、みんな何かしらの目的を持って情報を探しているのです。
みんななにかしらの欲求や目的がある!
なので、あなたのミッションは、ライティングによってこれらの悩み・問題を解決してあげることです。
読者の悩み・問題を解決を解決する過程でなにかしらの商品・サービスが必要なのであれば、それを読者におすすめしましょう。
読者がその提案を魅力的に感じればその商品・サービスを購入し、結果的にあなたはアフィリエイト収入を得ることができます。
逆にいうと、問題も解決していない記事では、なにも売れないよ。
前述の例で考えてみましょう。
悩み・問題・欲求 | 解決策(例) | アフィリエイト商材(例) |
---|---|---|
痩せたい | 毎日の食事を見直す。低糖質の宅配食材で置き換えダイエットをする。 | 宅配食材 |
嫌な上司がいる | 部署異動を願い出る。思い切って転職する。 | 転職エージェント |
ベビーカーを買いたい | おすすめのベビーカーを紹介する | Amazonアソシエイト |
暇つぶししたい | おすすめの動画作品(ドラマ・アニメ・映画など)を紹介する | VOD |
読者の悩み・問題を解決するためには、そもそも読者が何で悩んでいるのか?どんな問題を抱えているのか?を知らなくてはなりません。
読者の悩み・問題、それは検索したキーワードの「検索意図」に表れています。
検索意図はSEOライティングの章で解説した方法で把握しましょう。
幸せな未来を想像してもらう
とても重要なので繰り返しますが、読者は自分がかかえている悩み・問題・欲求を解決したいと思っています。
なにか知りたい情報や解決したい問題があるからこそ、ネットを検索してその解決方法を探すわけですよね。
だから物を売る文章(=アフィリエイトライティング)に必要なのは、読者の問題が解決された「幸せな未来」を示してあげることなのです。
- この記事を読むとあなたの問題が解決できますよ!
- この商品を買うとこんなに良いことがありますよ!
という幸せな未来の姿を、読者に想像してもらうようなライティングをおこないましょう。
ちょっと難しい言い方をすると、「メリットの提示」「ベネフィットの提示」だね!
たとえば(ちょっとわざとらしい例ですが)以下のような文章です。
「あなたの人生が180度変わります!」
「職場の同僚や、異性の反応が、今までとまったく違うものになりました!」
「最近友達から○○になったね!と言われるようになって嬉しい!」
「私も長年苦しんでいましたが、今は悩みがすっかり解決し、とても幸せです!」
初心者の人ほど商品のスペック(機能や効能・大きさや重量・成分など)を語りがちなのですが、そんなものは二の次でOK。
だって、スペックを知りたいなら公式サイトを見れば最新かつ正しい情報を知ることができるわけですから。
読者が僕らに求めているのは、スペックではなく幸せな未来!
「物」ではなく「物語」を売る
たとえば、今あなたが車の購入を検討しているとしましょう。
下記のように文章Aと文章Bの説明文があったときに、どちらの車をより欲しいと思いますか?
文章A:
3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載した最大出力570psの車。
文章B:
街を走れば誰もが振り向き、小学2年生になる息子が「パパの車めちゃくちゃ速いしカッコイイね!」と言ってくれるような高性能スポーツカー。3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最大出力570psにも達する。
文章A:
全長4,915mm・全幅1,850mm・全高1,805mmの車。
文章B:
週末に子供2人とじいじとばあばも一緒にバーベキューに行き、ワイワイ騒げて、家族全員が笑顔になれるような広くてラグジュアリーなミニバン。全長は4,915mm、全幅1,850mmもあり、大家族でも広々と使える。
この文章AとBはそれぞれ同じ車について説明しています。しかしほとんどの人は、それぞれ文章Bの車を選びます。
違いはスペックだけを語っているか、それとも物語(エモいストーリー)も含めて語っているかです。
スペックだけじゃダメ!
そのスペックが具体的にどんなふうに役立つのか?どんな結果をもたらすのか?までを書くんだよ!
単なる物やサービスに、物語によって付加価値を与えること。
読者に明るい未来を想像してもらい、「いいなぁ〜」「欲しいなぁ〜」と思ってもらえるような表現を盛り込みましょう。
ペルソナを設定して刺さる文章に
記事を書く際には、まずはターゲットを決めましょう。
「転職を検討してる人」「産後すぐのママ」「アフィリエイト初心者」といった感じです。
ターゲットを決めたら、さらに具体的なターゲットに絞り込みましょう。
この具体的なターゲットのことをペルソナと呼びます。
ペルソナは「特定の1人の人物像」を想定して設定します。
いきなり架空の人物を考えるのが難しいという人は、友人・家族・会社の同僚という実在の人物でもかまいません。
「過去の自分」でもOK! 昔悩んでいたことを解決してあげる感じだね。
ペルソナを決めたら、下記のような情報を細かく書き出してみましょう。
「名前」「性別」「年齢」「職業」「勤め先の会社」「住所」「最寄りの駅」「家族構成」「趣味・ライフスタイル」「抱えている悩み・問題」「やりたい事・欲しい物」…などなど
面倒くさいですよね。でもペルソナを設定すると下記のようなメリットがあるのです。
- 誰に向けて文章を書くべきかがはっきりする
- 相手がどんな情報を必要としているかが想像できる
- 相手に合わせた表現、相手のレベルに合わせた説明ができる
つまり、より相手を惹きつける、読まれる文章が書けるようになるということですね。
読者の顔をイメージできると、その人に刺さるより具体的な表現を書けるんだよね。
結論ファーストの文章構成にする
ライティングを行う際にもっとも大切なのは「結論」「答え」です。
読者が知りたいことに答えることがその記事のゴールであり、存在意義だからです。
逆に、結論・答えがない、もしくはなかなか見つからない(探しにくい)記事は、存在意義が薄いといえます。
まずは「結論がある記事」を書くことを意識して!
読者はとにかく早く結論が知りたい、 早く答えを知りたいと思っています。
読者は僕らが考えるよりもせっかちですし、あきらめが早いですし、急いでいます。
なので、まずは「結論」「答え」を先に書くようにしましょう(結論ファースト)。
結論はもったいぶらずに先に書くこと!
その根拠や詳細な説明、調査データなどは後回しで構いません。
全体の文章構成はもちろん、同じトピック(話題、段落)の本文のなかでも、重要な情報はなるべく先に書くように意識しましょう。
フレームワークを使う
フレームワークとは「構造」「枠組み」「骨組み」という意味です。
ライティングにおけるフレームワークとしては、下記のような文章構成のテンプレートが有名です。
PREP法
PREP(プレップ)法はとても基本的な文章構成のテンプレートです。
Point(結論) | まずは「結論」「答え」を述べる |
Reason(理由) | 結論・答えの理由を述べる |
Example(根拠・具体例) | 具体的な根拠(エビデンス)や詳細な具体例などを紹介する |
Point(結論) | 最後にまた「結論」「答え」を述べる |
とってもシンプルですが、すべての基本となる文章構成の基本の基本です。
まずは結論を最初に述べ(結論ファースト)、その理由を説明する。
「まずは結論を先に」というとても基本的な、でも重要なテンプレだね!
PASONAの法則
PASONA(パソナ)の法則とは、消費者の購買に関するマーケティングの法則です。
セールスライティングに重要となる6つの過程の頭文字をとってPASONAと名付けられています。
Problem(問題提起) | ユーザーの問題・疑問・悩み・不安を言語化し、問題提起する |
Affinity(親近感) | ユーザーの疑問や悩みに共感し、親近感を抱いてもらう |
Solution(解決策) | 解決策を提示する(商品・サービスの紹介) |
Offer(提案) | 解決策を具体的に提案する(詳細・検証・体験・エビデンス) |
Narrowing Down(絞込) | 期間や対象者を絞り込む。競合商品との比較で絞り込む |
Action(行動) | 商品購入などの行動を促す |
まずはユーザーが抱える問題・疑問・悩み・不安・不満… などを言語化し問題提起することで、
ユーザーあらためて自身がかかえる問題について認識してもらいます。
ユーザーに共感し寄り添うことによって、親近感を獲得します。
次に、問題を解消できる具体的な解決策(アフィリエイトであれば商品・サービスなど)を提示。
解決策の詳細、実際に体験してみての感想、問題が解決されるかの検証などを示しましょう。
さらに、似たような競合商品と比較してどうなのか、複数のプランがある場合はどれがベストなのか、具体的にどんな人におすすめなのか、の絞り込みをおこないます。
最後に商品購入・サービス申し込み・資料請求などのアクション(行動)をうながします。
超有名なフレームワークだけに、とても良くできているよね!
BEAFの法則
BEAF(ビーフ)の法則とは、PASONAの法則と同様に物を売るためのセールスライティングの手法です。
Benefit(ベネフィット) | 商品・サービスで得られるベネフィットを説明する |
Evidence(証拠・根拠) | メリットの証拠や根拠を提示する |
Adbantage(競合優位性) | 競合商品と比較してなにがどのくらい優れているのか |
Fueature(機能・特徴) | 商品・サービスの機能やスペックなどの詳細を説明する |
最初に商品・サービスのベネフィットを説明するのが特徴です。
単純に商品の特徴(メリット)を説明するのではなく、「その商品を購入することで得られる幸せな未来(ベネフィット)」を想像できるような訴求をおこないましょう。
メリットとベネフィットの違いは理解しておいてね!
アフィリエイト記事のテンプレート
前項ではごく基本的な文章構成のテンプレートを、フレームワークという形で紹介しました。
しかしアフィリエイトライティングで使える文章構成のテンプレートは他にもたくさん存在します。
たとえば下記のような目的別のテンプレートです。
- お悩み解決型の正攻法テンプレ
- 失敗談&ネガティブ訴求型テンプレ
- デメリットがある商品のテンプレ
- リスト形式の汎用型テンプレ
- すぐに解決したい人向けテンプレ
ここでは1つ1つの説明は省きますが、noteにて上記のテンプレートをセット販売していますので、気になる方はチェックしてみてください。
不安や疑問をすべて取り除く
よりアフィリエイト記事の収益性を高めるのであれば、読者の不安や疑問をすべて取りのぞいておく必要があります。
少しでも不安や疑問が残っていると、商品購入につながらなかったり、離脱され再検索されてしまうリスクが高まります。
購入率を高めるなら、不安や疑問を残さないこと!
読者の不安や疑問を取りのぞく方法としては、下記のようなものがあります。
対策 | 概要 |
---|---|
Q&A | よくある質問をQ&A形式で掲載し、疑問を取りのぞく |
口コミ・評判 | 実際の利用者のリアルな感想を掲載し、第三者視点で本文を補足する |
再検索キーワード | どんなキーワードで再検索されているのかを調査し、離脱されないように記事内に盛り込む |
この中でももっとも重要なのは、SEOライティングの章でも紹介した「再検索キーワード」です。
再検索キーワードは、一度目の検索で問題解決できなかった場合に検索されるキーワードです。
つまりより具体的な疑問や質問内容がその言葉に表れているわけです。
これをしっかりと拾って自分の記事に反映させることで、競合に打ち勝てる素晴らしい記事を作ることができるのです。
読者は「買う理由」を欲しがっている
読者は基本的に買いたいと思っています。
でも当然、商品を買うにはお金がかかるので、簡単には決断できません。
「欲しい!……でも安くはないし、本当に買ってもいいものか?」と悩んでいるのです。
お財布の紐をゆるめてもらい最終的に決断してもらうには、
読者に「買う理由」をあたえて背中を押してあげる必要があります。
具体的には下記のような点をアピールするといいでしょう。
- 今すぐ買うべき理由を伝える
- 心理的なハードルを下げる
- それが間違いなく良い選択であることを伝える
具体的には下記のような言葉です。
「売上No.1!」「いま最も売れてる!」「一番人気!」
「みんなが使ってる!」「筆者も愛用してます!」
「初心者でも簡単にできる!」「たった30秒で完了!」
「無料でお試し!」「いまなら30%OFF!」
「1万円がキャッシュバックされます!」
「12/10まで期間限定キャンペーン中!」
「1日あたりのコストはたった100円!」
「いつでも途中解約できる!」「返金制度あり!」
「これを使うと、他の商品は使えなくなるよ!」
…などなど。
読者に「決断」させる言葉を添えるってことね!
これらはアフィリエイトの広告リンク周辺に記載するのが効果的です。
本文のなかに書くのもいいのですが、次に説明する「マイクロコピー」を使う方法もおすすめです。
マイクロコピーで背中を押す
マイクロコピーとは、Webサイト上のボタンやフォームなどの周辺に配置される、細かいコピーのことを指します。
ブログやアフィリエイトの世界では、下記のように購入ボタンとセットで使われることが多いですね。
マイクロコピーは最後の最後に読者を安心させ、買う理由をあたえて、背中を押すためのライティング手法です。
具体的な文言としては、前項(読者は「買う理由」を欲しがっている)で記載したようなテキストを配置しましょう。
たとえば上記の2つの購入ボタンのマイクロコピーでは、それぞれ下記のようなことをアピールしています。
マイクロコピー | 読者に伝えたいこと |
---|---|
総合おすすめランキングNo.1 | これは一番のおすすめだよ!あなたの選択は間違っていないよ! |
糖質90%OFFなのにおいしい | この商品の一番のポイントはこれだよ! |
お試しセットは送料無料 | 気軽に試せるお試しセットがあるよ!しかも送料無料でお得だよ! |
大手飲食ワタミの自信作 | 大手が運営しているから安心だよ!歴史や実績があるよ! |
申し込みボタンのマイクロコピーは、アフィリエイト成果の発生に直接影響するとても重要なポイントです。
ABテストを繰り返しながら、最適な文言に仕上げていきましょう。
マイクロコピーの良し悪しで、成果発生が大きく変わることもあるんだよ。
他の商品と比較する
初心者さんにありがちなミスの1つとして、1つの商品・サービスしか紹介しないという点があります。
「○○○はすごい!絶対に買うべき!」というアピールはあるけど、他商品との違いや比較が書かれていないということですね。
なぜそれがダメかというと、ほとんどの人は1つの商品Aだけではなく、他の似たような競合商品B・商品C・商品D…も同時に検討しているからです。
読者は商品をどれか1つに決める前に、必ず他の競合商品との「比較検討」をおこないます。1つだけの商品にはじめから狙いをさだめている読者はごく稀です。
商品Aの紹介だけの記事だと「じゃあ商品Bはどうだろう?」と離脱され、再検索されてしまうんですね。
初心者さんにありがちなミス!
比較は忘れずに入れよう!
これを防ぐためには、下記のようなものを使ってしっかりと比較をおこないましょう。
- 比較表
- 勝敗表
- ランキング表
- これらを組み合わせた表
ポイントは、他との違いを明確にすること。差異がわからないと比較の意味がありませんからね。
あとはビジュアルを使って視覚的に分かりやすく比較すること。
商品画像を使うことはもちろんですが、星印や○×を使うことでその商品のメリデメが一瞬で伝わるようになります。
おすすめNo.1を明確にする
これも初心者に多いミスですが、複数商品を紹介する場合は最終的にどれがおすすめNo.1なのかを明確にしてください。
おすすめが分からないと、読者は迷います。
迷い(自分で考えたり判断すること)はストレスなので、決めるのが面倒くさいと思われると購入につながりません。
読者はその分野にくわしいあなた(筆者)に決めてほしいのです。
なので、おすすめNo.1はかならず明確に提示してください。
1つの商品に絞り込めない場合は、「○○○な方には商品A、△△△の方には商品B」という形で、それぞれの状況にあわせたタイプ別のおすすめNo.1を提示してください。
おすすめNo.1があいまいだと、離脱&再検索されちゃうよ!
ブリッジライティングを活用する
記事本文のなかに、突然なんの脈絡もなく広告を貼り付けてしまってはいませんか?
前後になんの説明もなくいきなり広告が表示されていては、当然ですが多くの読者はスルーするでしょう。
スルーされないように、広告と本文のあいだを「橋渡し」するような文章を添えていきなり感をなくし、
アフィリエイト成果が発生しやすくなるような文章術を「ブリッジライティング」と呼びます。
具体的なブリッジライティングの事例を挙げてみましょう。
上記はおすすめのホットサンドメーカーをランキング形式で20個紹介するという記事の冒頭(導入文の最後、目次の上)に表示させている広告です。
記事の冒頭を読むとわかると思いますが、導入文の後にいきなり広告が出てきてしまっています。
ふつうであればスルーされがちな広告の位置ですが、ここでは「能書きはいいから、おすすめNo.1を教えて!」という一言をそえて、
「たくさん紹介しているけど結論としておすすめはこの商品だよ!迷ったらこれを買ってね!」という感じでエクスキューズ(言い訳)を付け足しています。
これにより「いきなり感」をなくし、ギャップを軽減することで、冒頭に広告があってもうまく購入につながるようにしているのですね。
急いでいる人、すぐに答えが知りたい人に親切だよね!
アフィリエイトとライターどちらがおすすめ?
「アフィリエイト」は、自らがWebサイトを運営し、広告収入を得るビジネスです。
うまくいけば大きく稼ぐことも可能ですが、いくら時間をかけて頑張っても、かならずしも収入が得られるわけではありません。
一方で「Webライター」は、クライアントが運営するWebサイト向けに記事を書き、記事制作料という収入を得る仕事です。
記事を書いたぶんだけ100%確実に収入を得られるものの、記事制作料以上に稼ぐことはできません。
- 自らアフィリエイトで稼ぎ、大金を掴むチャンスを狙うべきか?
- Webライターとして着実に収入を得るべきか?
本章ではアフィリエイトとライター、どちらがおすすめかについて解説します。
アフィリエイトのメリット・デメリット
アフィリエイトは、自分のWebサイト(ブログやアフィリエイトサイト、ホームページなど)に広告を掲載し、
その広告から商品・サービスが売れると、成果に応じて報酬が得られる仕組み(成果報酬型広告)です。
「アフィリエイト」のメリットとデメリットを挙げてみましょう。
アフィリエイトのメリット(良い点)
まずはアフィリエイトのメリット(利点・良い点)を1つ1つ解説します。
うまくいけば大きく稼げる
アフィリエイトは、うまくいけば月100万円や1,000万円も稼げる夢のあるビジネスです。
実際に僕もここ数年間は月100万円以上の収益をキープしていますし、過去には毎月400~500万円を稼いでいた時期もありました。
一般社団法人 日本アフィリエイト協議会(JAO)の「アフィリエイト市場調査2020」によると、月に100万円以上を稼いでいる人も少なからず存在することがわかります。
まあ、全体の1%だけどね……
過去記事が継続的な収入になる
Webライターは書いた記事の制作料を一度だけもらえるだけですが、アフィリエイトでは書いた記事が検索上位を維持している限り継続的に収益が発生し続けます。
SEO(検索エンジン最適化)さえうまくいけば、寝ていても遊んでいても収益が発生し続けるわけですね。
アフィリエイトで起業できる
安定して大きな収益を上げ続けることができれば、会社を辞めて独立・起業することも可能です。
僕もアフィリエイトで法人化し、自分の会社を持つことができましたし、僕のまわりでもアフィリエイトの成功をきっかけに法人化した人はたくさんいます。
自由度が高い
Webライターは基本的にクライアントワーク(お客様から依頼された仕事)ですので、自由度は低いです。
一方でアフィリエイトは自分で作ったWebサイトを自分で運営するわけですから、何をするのも自由です。
好きな時に、好きなように作業すればいいですし、作業をしなくても誰にも咎められません。
もちろん働かなければ稼げないわけだけど……
アフィリエイトのデメリット
次に、アフィリエイトのデメリット(悪い点・短所)についても解説しましょう。
必ずしもお金になるわけじゃない
アフィリエイトは成功すれば大きな収入が見込める一方で、誰もが成功するわけではありません。
まあ当然ですよね。誰もが100%成功することなんて、この世の中にありませんから。
再度、一般社団法人 日本アフィリエイト協議会(JAO)の「アフィリエイト市場調査2020」のグラフを引用しますが、
これによるとまったく収入がない(0円)の人は、全体の39.9%を占めています。1万円未満では全体の86.7%です。
つまり10人のうち約9人は、アフィリエイトに取り組んではみたものの、月に1万円の収入も得られていないことになります。
「ファミマでバイトしたほうがマシ」といわれるのも分かる気がする。
まあファミマのバイトでは月100万円以上なんて無理だけどね。
収入はつねに不安定
また、一度稼げたからといって、その収入をずっと維持できるわけではありません。
Googleのアルゴリズムアップデートや、ASPの案件終了などにより、ある日突然収入が激減することもあります。
僕も過去に何度も何度も「数百万円規模の収入を一瞬にして失う」という経験をしてます。
コストがかかる
アフィリエイトにはコストが発生します。
- レンタルサーバーの利用料(月700円~1,000円など)
- 独自ドメインの更新費用(年0円~数千円など)
- 有料テーマの購入費用(買い切り1万円~2万円など)
平均すると年間1万円くらいの出費ですので、決して高いとは思いませんが、多少なりともお金がかかる点はデメリットといえます。
Webライターのメリット・デメリット
Webライターは、主に企業サイトに掲載する記事をライティングし、その対価として報酬を得る仕事です。
経験のない初心者でもクラウドソーシングサービス(ランサーズ、クラウドワークスなど)に登録すれば、仕事を受注することが可能です。
最近では一般のブロガーやアフィリエイターもライターを募集することが増えているので、これらに応募してもよいでしょう。
「Webライター」のメリットとデメリットを挙げてみましょう。
Webライターのメリット
Webライターのメリット(利点・良い点)について1つ1つ解説します。
確実にお金になる。収入が安定する
Webライターは、クライアントから発注された記事をライティングし納品することで報酬が得られます。
アフィリエイトとは違い、納品した分は100%確実に収入になることがメリットです。
収入の算段も立てやすいので、継続してライターの仕事をこなせば、安定した収入を得ることができるでしょう。
収入の安定は心の安定。
自分でサイト運営をする必要がない
Webライターは、クライアントが運営するWebサイトに記事を納品するだけなので、Webサイトの運営にはノータッチです。
つまりわずらわしいサイト運営・更新の作業は発生しません。
Webライターのデメリット
次に、Webライターのデメリット(悪い点・短所)についても解説します。
大きく稼ぐことは難しい
Webライターの収入は記事作成の対価、つまり原稿作成料です。
アフィリエイトであれば収入の上限はありませんが、Webライターは定められた報酬金額以上に稼ぐことはできません。
より大きな収入を得るには、受注本数を増やすか、文字単価・記事単価を上げてもらうしかないですよね。
ちなみに、上記はフリーランス協会が発表している「フリーランス白書」の調査結果です。
これを見ると文筆系フリーランス(ライター・イラストレーター・編集者・翻訳・通訳)の年収とその割合は以下のとおりです。
年収 | 割合 |
---|---|
200万円未満 | 32.0% |
200~400万円未満 | 26.9% |
400~600万円未満 | 21.5% |
600~800万円未満 | 8.2% |
800~1000万円未満 | 5.5% |
1000万円以上 | 3.7% |
未回答 | 1.8% |
ライター(フリーランス)の年収のボリュームゾーンは200万円未満で32.0%。
200~400万円未満は26.9%、400~600万円未満は21.5%と続きます。
平均年収を200万円だと過程すると、平均月収は17万円弱という計算ですね。
時給的な稼ぎ方しかできない
アフィリエイトは、過去に積み上げてきた実績(書いてきた記事とSEO評価)が将来に渡って収益を産み続けます。
もちろんうまくいかなければどんなに作業をしても収益は発生しませんが、成功すれば寝ていても遊んでいてもお金が稼げるわけです。
「ストック収入」と呼ばれているよね。
一方で、Webライターは作業をおこなった分しか報酬が得られません。
確実にお金は手に入りますが、収入を得るにはつねに時間・労働を犠牲にしなくてはなりません。
これは「フロー収入」と呼ばれている方法で、いわゆる時給的な働き方といえます。
フロー収入が悪いわけじゃないよ。
書きたくない記事も書かなくてはならない
Webライターはクライアントワーク(発注者の要望・指示に従う仕事)ですので、自由度は高くありません。
書きたくない記事を書かなくてはならないこともありますし、記事の体裁や内容を細かく指定されることもあります。
納期も決められているので、(会社員ほどではないにしろ)時間的な拘束も生まれます。
僕はだらしないので、ある程度拘束されないとえんえんとサボっちゃうけどね(汗)
アフィリエイトとライター、どちらがおすすめ?
ここまで解説した内容をもとに、アフィリエイトとWebライターの違いをまとめてみましょう。
項目 | アフィリエイト | Webライター |
---|---|---|
概要 | Webサイトを自分自身で運営。サイト運営も記事制作もすべて自分でおこなう | クライアントのWebサイト向けに記事を書き、納品する |
報酬内容 | 自サイトに貼った広告から収益が発生すれば、それはすべて自分の収入になる | 「記事単価(または文字単価)×作成した記事本数」が報酬になる |
収入金額 | 月収0円~100万円(100万円以上は全体の1%程度.)※1 | 月収17万円以下(年収200万円以下)がボリュームゾーン※2 |
収入の確実性・安定性 | 記事を書いても、かならずしも収入が得られるわけではない | 記事を作成・納品すれば100%確実に収入が得られる |
資産性 | 作成した記事は継続的に収益を生む資産となる | 作成した記事はクライアントに所有権があり資産にならない |
コスト | あり(サーバー代・ドメイン代など) | なし(PCやネット環境は必要) |
記事の内容・書き方 | 自由 | クライアントの要求や指示に従う |
記事の納期 | なし | あり |
時間的拘束 | なし | 間接的にあり |
※1 参考:アフィリエイト市場調査2020を発表 ~月1万円以上の収入割合は過去最高13.3%~ | 一般社団法人 日本アフィリエイト協議会(JAO)
※2 参考:フリーランス白書2019
では、アフィリエイターに向いている人、Webライターに向いている人は、それぞれどんなタイプなのでしょうか?
アフィリエイトに向いている人
アフィリエイトは月収100万円以上の大きな収入が見込める一方で、誰もが稼げるわけではない実力本位の厳しい世界です。
成功するのは大変ではありますが、成功を手に入れれば、会社を辞めて独立し、自分の思うがままに自由に働ける未来を手に入れることもできます。
アフィリエイトでの成功を元に、自分の好きな事業を立ち上げて、好きなことだけをして生活していくことも可能です。
ちなみに、僕はアフィリエイトで稼いだお金を元手に田舎に土地を購入し、週末には山小屋を建てたりキャンプを楽しんだりという生活を楽しんでいます。
難しくても、誰にも束縛されない自由を手に入れたい人、一攫千金を夢みて挑戦したい人には、アフィリエイトが向いているといえるでしょう。
また、アフィリエイトをやるからといって、誰しもが億万長者を目指す必要はないですよね。
本業以外で月1万円・月5万円の収入を稼げることだって充分にすごいし、生活も豊かになる!
月数万円程度であれば、じつはそんなに難しくないしね!
副業でお小遣い稼ぎをしたいという人は、試してみる価値は充分にあると思います。
Webライターに向いている人
大金を得ることよりも、100%確実に稼ぎたい人はWebライターが向いています。
アフィリエイトは、どんなに能力が高い人でも、それなりの収入を得られるまでに数ヶ月~1年くらいの時間がかかります。
でもWebライターは、ライター募集の案件に応募して採用になりさえすれば、すぐにでも収入を得ることが可能です。
とはいえ、案件応募から支払いまでには2~3ヶ月かかることもあるよ。
また、自分でWebサイトを作るのがどうしても嫌だ、自分で記事のテーマなどが決められない、なんて方もWebライターが向いています。
迷ったら両方を試してみよう
アフィリエイトとWebライター、どちらが正解でどちらが間違いということではありません。
ライターとして安定収入を得つつ、自分のアフィリエイトサイトを立ち上げて育てていく、という方法もぜんぜんアリだと思います。
いや、むしろそのほうが確実だし、心が折れない理想的な方法かもしれない。
ただ、最後に個人的な意見を書かせていただくと……
「ライティングスキルが向上するまで、ライターで修行しよう!」みたいな考えでは、あまり成功は見込めないかな~とは思っています。
「成功するかわからないけど、まずはやってみよう!」「やりながらいろいろ掴んでいこう!」というタイプの人のほうが、結果的に成功していることのほうが多いと思うんですよね。
アフィリエイトブログの作り方
ここでは、この記事を読んで「よし!アフィリエイトを始めてみよう!」と思ってくれた人に向けて、アフィリエイトブログの作り方を解説したいと思います。
アフィリエイトの始め方、ブログの始め方についてはそれぞれ詳細に紹介している記事があるので、くわしくはそちらをご確認ください。
ここではざっくりと概要だけを紹介します。
アフィリエイトの仕組み
アフィリエイトは、以下のような仕組みで収益が発生するビジネスモデルです。
登場人物 | 特徴 | やること | メリット |
---|---|---|---|
アフィリエイター | あなた。自分のWebサイトに広告を掲載して収入を得る | Webサイトを制作する。ASP経由で企業と提携し、サイト内で商品を紹介し、広告を貼る | 広告から商品が売れると、報酬が得られる |
ASP | アフィリエイターと企業をつなぐ仲介業者 | 企業から広告案件を集める。広告を掲載してくれるWebサイト(ブログ、アフィリエイトサイト)を集める。登録メディアに広告案件を提供する | 広告から商品が売れると、仲介手数料を得られる |
広告主 | Webサイトに広告を掲載して欲しい企業 | ASPに広告案件を提供する。Webサイトの提携審査や、成果の承認作業などもおこなう | ASPを介したくさんのWebサイトに広告が掲載できる。成果が発生した時にだけ報酬を支払えばいい |
ユーザー(読者) | Webサイトの読者 | Webサイトの記事を読む。商品が欲しいと思ったら広告を通じて商品を購入する | 欲しい商品が見つか。問題や悩みが解決できる。 |
- あなたはサイト(ブログやアフィリエイトサイト)を作ります。
↓ - あなたはASPに登録して、サイトに掲載する広告を選びます。
↓ - あなたは商品・サービスを紹介する記事を書いて、広告を貼ります。
↓ - 読者はあなたのサイトに訪問して、広告をクリックし、商品・サービスを買います。
↓ - 広告主は商品・サービスの売上から、ASPに広告費を支払います。
↓ - ASPは広告主から支払われた広告費から手数料を取り、残りを報酬としてあなたに支払います。
つまり、広告に関するあなたと企業(広告主)とのやりとりを仲介してくれるのがASPで、
あなたのサイトに貼った広告をとおして読者が商品・サービスを購入してくれると、あなたに報酬が支払われる流れです。
アフィリエイトの仕組みについては下記の記事にもくわしくまとめていますので合わせてお読みください。
アフィリエイトのやり方
アフィリエイトのやり方、収益化(マネタイズ)する流れは以下の4つのステップです。
- Webサイトを作る
- レンタルサーバーを借りる
- 独自ドメインを取得する
- WordPressでサイトを開設
- 記事を増やしていく
- アフィリエイト広告を貼る
- 集客する/アクセスを集める
アフィリエイトをやるためには、まずWebサイト(ブログやアフィリエイトサイトなど)がないと始まりません。
アフィリエイトブログの作り方は後ほど説明します。
下記はアフィリエイトのやり方(Webサイト作成~収益発生までの流れ)です。
Webサイトを作ったら、日々の更新(おもに記事を書くこと)をおこないます。
ただ記事を書くだけでは収入は発生しませんので、サイト内に広告を貼る必要があります。
SEO(検索エンジン最適化)やSNSなどの集客施策によってサイトに人が集まりアクセスが増えれば、
読者が広告をクリックしたり商品を買ってくれるので、成果報酬(広告収入)を得ることができるのです。
WordPressでアフィリエイトブログを作ろう
アフィリエイトブログを作るには、次のようなパターンがあります。
- 無料ブログでサイトを作る
- WordPressでサイトを作る
アフィリエイトで稼ぐなら無料ブログではなく、WordPress(ワードプレス)が最もおすすめです。
無料ブログとWordPressの違い
以下に無料ブログとWordPressの違いを表にまとめてみました。
項目 | 無料ブログ | WordPress |
---|---|---|
収益性 | × 低い | ◎ 高い |
SEO | × 弱い | ◎ 強い |
集客 | △ 開始当初は有利 | ◎ SEOが効けば超強い |
コスト | ◎ 基本無料(有料プラン有) | × サーバ・ドメイン代(年5千~1万円) |
サイト開設 | ◎ 初心者も簡単 | △ 手順に沿って進めれば簡単 |
更新の手間 | ◎ 簡単 | ◎ 簡単 |
自由度/カスタム性 | × 低い | ◎ 高い |
アフィリエイト | × NGのサービスも多い | ◎ まったく自由 |
アドセンス | × 審査に通らない | ◎ 審査に通りやすい |
サービス運営側の広告 | × 表示される | ◎ 表示されない |
無料ブログはブログ開設がめちゃくちゃ簡単で、すぐにでもアフィリエイトブログを作ることができます。
ただし、とくに収益面での制限が多く、なかなか稼げないのがデメリットです。
その点、WordPressは若干のコストと手間がかかりますが、収益性が高いのが魅力です。
WordPressと無料ブログの比較については、こちらの記事にもくわしくまとめています。
WordPressブログに必要なものは?
WordPressブログを作るために必要なものは下記の4点です。
- レンタルサーバー(月700~1200円前後)
- 独自ドメイン(年数百円~数千円、基本無料でもらえる)
- テーマ(無料テーマと有料テーマがある)
- SSL(無料でも大丈夫)
最近はレンタルサーバーを申し込む際に、上記すべてを一括で手続きできる機能もあるのでおすすめです。
初心者でも最短10分くらいでWordPressブログを開設することができます。
下記の「WordPressの始め方」を参考に進めてみてください。めちゃくちゃ簡単です。
しかもこのマクサンからWordPressを始めれば、サーバー料金が500円割引になる限定クーポンもついていてお得です。
コメント