「アフィリエイトで稼げる分野とは?」についてを徹底検証します。
1.報酬単価が高い 2.欲しい人が多い 3.ニッチだがニーズが強い 4.競合が少ない 5.売り物が多い 6.広告主が多い 7.ネタが尽きない 8.ユーザーのネットリテラシーが高くない など
8つの条件をベースに、おすすめのアフィリエイト分野について考えます。
実は今、新しいアフィリエイトサイトの立ち上げを考えておりまして。
とあるユーザー層向けに特化した新しい分野・ジャンルにチャレンジするのですが…
- 本当にその分野でいいのか?
- 読者のみなさまに喜んでもらえるテーマなのか?
- 苦労が報われる(お金が稼げる)ジャンルなのか?
…などをいろいろ考えていたわけです。
ちょうど良い機会なので、同じように悩んでいる方たちに少しでもお役に立てればと思い
「アフィリエイトで稼げる分野・テーマはなにか?」
「アフィリエイトで儲かるジャンルはどこか?」
…についてを記事にまとめてみました。
これからサイト立ち上げを検討されている方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
アフィリエイトで稼げる分野|10の条件
まずアフィリエイトで稼げる分野とは何か?を考えてみたいと思います。
儲かるジャンルには下記の通り10個の条件が必要となります。
報酬単価が高い分野

アフィリエイト商材の報酬単価が高いか安いかはとても重要な要素です。
報酬単価(成果1件あたりで得られる収益)が数十円とか数百円だと、
大量に成果が発生したとしてもたかが知れてますよね…。
やはり1件3000円〜1万円超の商材だと
成果が発生したときのインパクトがめちゃくちゃ大きいです。
(しかも単価の差ほどには難易度に大きな差はないんですよね)
単価が高いジャンル・商材をはじめから選ぶというのももちろんですが、
単価が低くても、ASPを通じて広告主と単価交渉をおこない、特単(特別単価)を出してもらうという方法もあります。

この点はけっこう見落としがちなので覚えておこう!目先の報酬単価だけを見てるとレッドオーシャンにハマるだけだからね!
もちろんその場合は、
関係するキーワードで上位表示ができている、すでにそこそこ売っているなど
それなりの実績を出していないと交渉は難しいですけどね。

ふだんからASPの管理画面をチェックして、報酬単価が高いジャンルを把握しておこう!
市場が大きい(動くお金が多い)分野

市場規模が大きい(その市場で動くお金の量が多い)分野は、アフィリエイトでも稼ぎやすい分野だと言えます。
その商品・サービスを欲しい人が世の中にたくさんいれば、もちろん商品も売れやすいですよね。
市場が大きい分野とは、
悩んでいる人が多い、コンプレックスに感じている人が多い分野のこと。
たとえばダイエットや脱毛などの美容分野、投資や保険などの金融分野、
結婚や出会いなどの分野、転職や病気などの分野が考えられます。
しかし市場規模が大きいジャンルは、競合(ライバルサイト)が多いというデメリットもあります。
さらに、これらの分野はYMYL(Googleの造語。財産や生活に大きな影響を与える分野)に該当するため、
個人運営のブログやアフィリエイトサイトは近年なかなか検索上位に表示できないというデメリットもあるので注意。

つまりYMYL以外でどの分野が市場規模が大きいのか?を考えること必要ですよね。
市場規模の調べ方については、後ほど解説しています。
市場は小さいがニーズが強い分野

たとえ市場規模の小さいジャンルであっても、
そこにいる人たちが熱狂的な強いニーズを持っていたり、
(言葉は悪いですが)金払いの良い太客だったりすれば美味しい分野と言えますよね。
ひと昔前のオタク市場など、ニッチな趣味・ニッチなエンタメ市場などが良い例です。
またはニッチな悩み・ニッチなコンプレックスなどもこれに該当します。
ニッチなので検索ボリューム自体も小さいですが、収益効率としてはとても良い分野です。

ニッチな分野は競合が少ないというメリットもあるよ!
競合が少ない/差別化できる分野

マーケット規模が狭かろうと広かろうと、その商品を売ろうとする人たちがあなたの他にもいっぱいいたら…
検索上位に表示することは至難のわざですし、もちろんお金を稼ぐことも難しいですよね。
なので競合・ライバルが少ないジャンルを選ぶというのは、アフィリエイトで稼ぐ上での鉄則なのです。
とはいえ、この世の中で競合の少ないブルーオーシャンな分野なんてほとんど見つかりません。
稼げる分野はもれなくレッドオーシャンです。
なので、競合の多いレッドオーシャンな分野のなかでも他との違いをアピールできる差別化戦略がとても重要になります。
長くなるのでここでは詳細を避けますが、下記のような工夫でうまく差別化するテクニックが必要となります。
- 視点や立ち位置を変える
- キーワードをずらして他の分野からつなげる
- ブランディングを強化する
- ブロガー自身の知名度を上げる

自分が何で差別化できるかを、よ~く考えてみよう!
売り物がいっぱいある分野

たとえば「うまい棒」のことを書いたサイトであれば、売れるのはうまい棒だけですよね。
しかし「お菓子・スイーツ」のことを書いたサイトなら、お菓子もケーキもうまい棒もなんでも売り物にできます。
実際にアフィリエイトを始めてみると、
この商品ラインナップの縦横の広さはとても重要だということに気づくはずです。
- 縦:商品のジャンル(たとえば野菜・本・自動車…など)
- 横:おなじジャンルの中の商品数(たとえばトマト・人参・大根…など)
売れる商品が多いサイトは、そのぶん収益が発生するチャンスが多いということですよね。
また、万が一アプデで順位下落したり突如案件が終了してしまったとしても、
あつかう商材のラインナップが広ければ、他の商材でカバーすることができるので保険(リスク分散)としても機能します。

もちろん特定の分野に特化したミニサイトを、複数のジャンルで作るという方法もありだよ。
広告主がいっぱいいる分野

商品をアフィリエイトで売りたいと思っている広告主がいないと、
いくら市場が大きくても商品ラインナップが多かろうと、僕たちアフィリエイターはまったく稼げませんよね。
売り手の数=商品のバリエーションですから、
広告主がたくさんいて売れる商品がたくさんあることは、それだけで大きなメリットとなるのです。
また、広告主が少ないと広告主間での競争がおきません。
そうなるとASP内で独占状態となってしまうため、僕らの報酬単価も安くなってしまいます。
実際に広告主がたくさんいるジャンルのほうが、報酬単価も高い傾向にあります。

広告主がどのくらいいるかも、ASPの管理画面から見ることができるよ。
ネタが尽きない分野

すぐにネタ切れしてしまうようなジャンルだと、
十分なコンテンツ(記事)量を作ることができません。
ネタや話題が尽きないテーマであること、
あなたがそのテーマを好きである or 深い見識をもっていることが必要と言えます。
読者のネットリテラシーが高くない分野

IT・マーケティング系など、
読者のネットリテラシーが高いジャンルは広告がクリックされにくいと言えます。
ユーザーが広告に慣れているため、広告をスルーされる確率が高いからです。
もちろん売り方や商材の種類にもよりますが、ハードルが高いことには間違いありません。
読者がお金を持っている分野

そもそもお金を持っていない読者層、もしくはお金を使わない読者層が集まる分野は、
収益化しにくい難しいジャンルだと言えます。
たとえば節約とか家計管理みたいなジャンルだと、基本的に「お金を使いたくない」人が多いですよね。
また、学生とか子供が多いジャンルだと、読者のほとんどは「お金をもっていない」んですよ。
こういうジャンルはあんまりおすすめできないです。

逆に富裕層が多いジャンル、お金を使いたい人が多いジャンルはどこかを考えてみよう!
YMYLに該当しない分野
YMYLとは「Your Money, Your Life」の頭文字をとったGoogleの造語で、
あなたの財産や生活に重大な影響をもたらすジャンル、という意味です。
このYMYL分野ではE-A-T(専門性・権威性・信頼性)が特に重要とされており、
最近の検索アルゴリズムアップデートでは大きな見直しが何度もおこなわれ、
専門家ではない個人のアフィリエイターが検索上位をとることがとても難しい分野になっています。
- 金融・財産(キャッシング・投資・保険など)
- 健康(病気・症状・サプリ・健康食品など)
- 法律・士業(弁護士・債務整理・税金など)
- 美容(脱毛・ダイエット・スキンケアなど)
こういう重要なジャンルで、素人の発信したデマ情報なんかが出回ってしまうと大変なことになるので…
まあ当然といえば当然の正しい見直しですよね。
一方で、YMYL分野は報酬単価も高く市場も大きい儲かるジャンルでしたが、
今後この分野でアフィリエイトをやっていくのはかなり厳しいと言わざるを得ません。

最近の検索アルゴリズムアップデートで、僕もけっこう順位下落をくらっているんだ…
「自分がその分野の(名実ともに)専門家になる」「検索以外から集客する」という方法もありますが、
YMYLを避けたジャンルで稼ぐ…というのが一般的な対策となるでしょうね。。
成功するアフィリエイト分野の4大要素

もちろん、ここまでに紹介したすべての条件を満たす分野を探すのは至難の業です。
なので、より重要度が高い条件を優先させ、さらに僕たちが個人アフィリエイターであるという前提を踏まえ、
特に重要となる4つの要素を抜き出してみましょう。
- 市場が大きく、強い競合が少ないジャンル
- 商材が多く、多様な売り方ができるジャンル
- YMYLに該当しないジャンル
- ずっと書き続けられるほど好き or 今後勉強したいジャンル
この条件に合うように、自分にあったジャンルを探し出しましょう。
分野の市場規模・競合性の調べ方

その分野・市場にどのくらいのニーズがあるのか? 競合性が高いのか低いのか?
これらを調べるには下記のような方法があります。
検索ボリュームを調査
僕たちはアフィリエイトやブログなどのインターネット上で商売をするわけですから、
その分野がどのくらいのニーズがあるのかは、
検索キーワードがどのくらい検索されているのか?を調べればOKです。
てっとり早く検索ボリュームを調べる方法としては、
「Ubersuggest」「aramakijake.jp」という無料ツールを利用する方法があります。
特にUbersuggestはそのキーワードの競合性・難易度までを調査できるとても優秀なツールです。
詳しくは下記の記事で解説しておりますのでぜひご参照ください。

キーワードの検索ボリュームについては、下記の記事でくわしく解説しています。

商品・広告主の多少を調査
商品数が多いか? 広告主が多いか? を調べるには、
実際にアフィリエイトASPの管理画面から関連分野のプログラムを検索してみれば分かります。
そこに出てくる案件の数が、あなたがアフィリエイトであつかうことのできる商品数となります。


コメント
コメント一覧 (6件)
すみません。質問があります。アフィリエイトサイトを作ろうと思うのですが「ナイトブラ」はYMYLに該当しますか?
ヒロさん、コメントありがとうございます!
ナイトブラはYMYLではないと思いますよ。書き方によるので絶対ではありませんが。
そういう意味ではアダルトに該当する可能性もゼロではないのでご注意ください。
ブログの収益化にあたって
ブログのジャンルをお金(貯金方法、お金全般に関する事)、仕事、ブログ運営、エンタメ系の4つではじめていますが、このジャンルは稼げないのでしょうか?
たぬまるさん、コメントありがとうございます!
お金の分野はYMYLにあたるので、今後は厳しいかもしれません。
もちろんアプデを受けていないキーワード群もあるので、すべてがダメというわけではありませんよ。
仕事・転職系はいいと思います。
ただし世の中が不況になると人が動かなくなるので、コロナの影響がどうなるかを監視していく必要がありますね。
(ちなみに仕事系であっても法律に絡む話題はYMYLの影響があると思います)
ブログ運営系は市場規模が大きくないので、あまりおすすめしませんが…
ブロガーとしての知名度が上がればある程度は稼げます。
エンタメも種類によりますね。
現時点ではコロナの影響でVOD関連がめちゃくちゃ伸びています。
…まあ100%の正解はないので、いろいろ展開してみるといいと思いますよ!
はじめまして。ブログ初心者です。
私はキャンプブログを始めたのですが、このジャンルでの収益化はAmazonやYahooのような物販しかないんじゃないかと最近気がつきました。
物販だと、報酬単価がかなり低いと分かったのでこのまま続けていいのか悩んでいます。
ベランダ飯を拝見したのですが、物販メインで収益を上げてるのでしょうか?
もし差し支えなければ教えていただきたいです。
ベランダ飯は
・ブログ → 物販アフィ
・インスタ → 企業案件
という風にマネタイズポイントを分けています。
たしかにブログだけだと物販が中心にはなると思います。