アフィリエイトで稼ぐ方法について解説します。
「アフィリエイト」とは、ブログなどのWebサイトやSNSなどで商品・サービスを紹介し、成果(購入・申し込みなど)が発生した際に報酬がもらえるビジネス。
実際にアフィリエイトを実践している人のなかには、月数十万、さらには月100万円以上稼いでいる人もいます。
ただし、思うように収益を伸ばせず「アフィリエイトは難しい」「月100万円稼ぐなんて無理!」と思う人も多いのではないでしょうか?
アフィリエイトって、本当に稼げるの?
例えばマクサンサロンには月50万円以上稼いで卒業した人が100人以上いるよ!
本記事では、初心者がアフィリエイトで稼ぐコツや稼げるジャンルをくわしく解説。
また、アフィリエイトは危ない、捕まる、やめとけと言われる理由についても紹介します。
アフィリエイト収益が伸びなくて悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
アフィリエイトで稼げる広告の選び方
アフィリエイトで稼げる広告を選ぶには、大きく分けて2つの方法があります。
広告の種類で選ぶ
アフィリエイトで稼ぐには、まず広告の種類の違いを理解したうえで選ぶ必要があります。
主にアフィリエイトで利用される広告の種類は、下記の3つです。
Googleアドセンス広告
画像引用:Google Adsense-ウェブサイトを収益化
Googleアドセンスは、Google社が提供している広告プログラムで「クリック報酬型広告」ともよばれています。
- クリックされるだけで報酬が発生する
- 自分で広告を選ぶ必要がない
- 自分で商品を紹介しなくて済む
- 報酬単価が低い
- 登録審査に合格しないと始められない
- 登録審査が年々厳しくなっている
商品が購入されなくても大丈夫!
ブログ記事の内容やユーザーのネット上での行動履歴をもとに、Google側が最適な広告を自動表示してくれます。
例えば、身体を鍛える方法について調べているユーザーに、プロテインの広告を表示するといった感じですね。
自分で広告を選んだり商品を紹介したりする必要がなく、好きな記事を書きやすい点が魅力です。
ASPにアフィリエイト案件がないジャンルであっても、Googleアドセンスでは自動で広告が配信されるので関係ありません。
広告を選ぶ時間が省ける分、記事執筆に集中できるね!
ただし、クリック1回あたりの報酬単価がとても安い(数円~数十円)ので、大きく稼ぐにはたくさんアクセスを集めなくてはなりません。
また、登録には審査があるうえ、近年は審査がとても厳しくなっている点も注意が必要です。
ASPアフィリエイト
画像引用:【A8.net】サイト・SNSを収益化するならアフィリエイトのA8.net
ASPアフィリエイトは、商品を売りたい企業(広告主)と収入を得たいアフィリエイターをつなぐ仲介事業者である「ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)」を利用して報酬を得るアフィリエイトです。
- 報酬単価が高い
- 商品購入・会員登録・無料体験など多様な案件がある
- ASP担当者に相談や条件交渉ができる
- 案件数が限られる
- 売りたい商品・サービスの案件があるとは限らない
- 広告主に承認されないと報酬が確定しない
最大の魅力は報酬単価の高さで、多くの案件で成果1件あたり数千円~数万円の報酬が得られます。
ASPは国内だけでも数十社もありますが、筆者が特におすすめしたいのは下記の5社です。
ASP名称 | 特徴 |
A8.net | 国内最大のASP。広告案件数・登録サイト数もダントツに多く、案件のジャンルも幅広い。ブログを持っていなくても登録可能。 |
もしもアフィリエイト | W報酬制度・プレミアム報酬制度で報酬額アップの特典が充実。ブログを持っていなくても登録可能。 |
afb(アフィb) | 美容系や健康食品系など女性向け商材が強い。アフィリエイターのサポート体制が充実。 |
バリューコマース | 日本最古参の老舗ASP。大手企業の案件が多く、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングのアフィリエイトも可能。 |
アクセストレード | 20年以上の運用実績を持つASP。金融系・人材系・保険系などの案件に強い。 |
上記5社を登録しておけば、ASP案件の大部分を網羅できるよ!
アフィリエイトにおすすめのASPは、下記の記事でくわしくまとめています。
物販アフィリエイト(Amazon・楽天など)
画像引用:アソシエイト・セントラル
物販アフィリエイトは「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などのECモールの商品を紹介して報酬を得るアフィリエイトです。
- 商品の種類がとても多い
- 普段からショッピングに使う人が多い
- 決済もスムーズ
- 報酬単価がとても安い
- たくさん記事を書いてたくさん売れなければ大きな報酬にならない
リンクが踏まれていれば、紹介した商品以外のものが売れても報酬が入るよ!
各ECモール内にある膨大な数の商品の中から選べるので、記事のネタが尽きることはありません。
特にAmazonや楽天市場は利用者も圧倒的に多く、日常的にショッピングに使っている人が多い&決済もスムーズなので、成果も発生しやすいです。
使い慣れたECサイトでの買い物なら、読者の抵抗感も少ないよね!
ただし、報酬単価が商品価格の数%ととても安いため、多く稼ぐにはたくさん記事を書いてたくさん売らなくてはなりません。
それでも、ビッグセール中に上位表示されれば、一気に数十万~100万円以上稼げる可能性もあります。
アフィリエイト初心者でも挑戦しやすい!
代表的な物販アフィリエイトには、下記のようなものがあります。
- Amazonアソシエイト
- 楽天アフィリエイト
- Yahoo!ショッピング(ASP経由)
報酬単価で選ぶ
「報酬単価」は、成果1件あたりの報酬額のことで、アフィリエイトの収益を左右する重要な要素です。
より多く稼ぐには、以下の2点を意識しましょう。
高単価案件を選ぶ
当たり前ですが、アフィリエイト広告はなるべく報酬単価の高い案件を狙いましょう。
ASPアフィリエイトの報酬単価は、1件あたり数千円〜数万円くらいのものも多く存在します。
目安としては、最低でも報酬単価3,000円~5,000円以上の案件がおすすめです。
10~20件発生するだけで結構な金額になるよね
単価が安いものでは1件あたり1円~100円の案件もあります。
こうした案件で、もし月10万円を目指そうとした場合、月1,000件~10万件の成果を発生させなければなりません。
気が遠くなりそうな件数……
逆に、もし報酬単価が1件あたり5,000円の案件を選べば、ひと月に20件売るだけで月10万円をクリアできます。
報酬単価5,000円以上の案件が多いおすすめのジャンルには、以下のようなものがあります。
- 転職サイト・転職エージェント
- 退職代行サービス
- プログラミング・Webデザインなどのオンラインスクール
- 資格講座
- 英語コーチング
- FX
- 保険系
- 資産運用系サービス
- 暗号資産の取引所・販売所
- 不動産売却・不動産投資
- 外壁塗装サービス
- パーソナルトレーニング
- 美容クリニック
- エステ・脱毛サロン
- 結婚相談所
- 結婚式場探し系サービス
- 光回線
- レンタルサーバー
単価が高くなればなるほど成果が発生しにくい傾向はもちろんありますが、必ずしも「単価が低い=売れやすい」とは限りません。
もし、難易度がそれほど変わらないのであれば、できるだけ報酬単価の高い案件を選びましょう。
特単をもらう
アフィリエイトで大きく稼ぐもっとも効率の良い方法は、特単(特別報酬単価)をもらうこと。
どのくらいの特単がもらえるかは案件によって異なりますが、2~3倍以上になることも珍しくありません。
月20万円稼いでいたとしたら、一気に40~60万円になるってことね!
1件5,000円の案件で5万円(10倍)の特単が出てる事例も知ってるよ
特単は、ASP・広告主から提案が来ることもありますし、自分で交渉することでもらえることもあります。
特単をもらうには下記のような条件がある場合が多いです。
- 特定の検索キーワードで上位表示できている
- 一定以上の成果が発生している
- 広告主が獲得を強化したいので、キャンペーンを実施する
- 広告主から掲載強化や記事作成の見返りとして特単をもらえる
- 他の広告主からの乗り換えを条件に特単をもらえる
上記のように成果数や検索順位などの実績があると可能性が高くなりますが、実績が少なくても特単がもらえる事例も少なくありません。
交渉が必ずしも成功するとは限りませんが、ダメ元でもASPを通じて依頼してみることをおすすめします。
まずは試してみなきゃね!
アフィリエイトで稼げるジャンルの選び方
アフィリエイトで稼ぐには「ジャンル選びが8割」と言われています。
以下のポイントを参考にしてジャンルを選びましょう。
知識があり、興味のあるジャンル
まず、アフィリエイトでは知識や興味があるジャンルを選ぶことが重要です。
通常、アフィリエイトで収入やアクセスが伸びるまでには、最低でも半年~1年以上かかります。
つまり、その期間は「収入ほぼ0円」という覚悟が必要なのです。
大半の初心者ブロガーがこの試練に耐えられずやめていくよ……
もし「あなたが好きなジャンル」「収入がなくても楽しめるジャンル」であれば、モチベーションを維持しやすくなると思います。
興味のない分野で収入ゼロじゃ、やめたくなるよね……
また、近年の検索エンジンは、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を重要視する傾向にあります。
あなた自身に経験や専門知識があるジャンルであればE-E-A-Tが評価されやすく、結果的にアクセスや収益につながるということですね。
ネタが尽きないジャンル
アフィリエイトで稼ぎ続けるにはネタが尽きないジャンルを選ぶことも重要です。
すぐにネタ切れするジャンルだと、稼ぐために必要な本数の記事を作ることができません。
ネタ切れの少ないジャンルを選ぶには、具体的に以下のような点に着目しましょう。
- 検索キーワードのバリエーション(種類)が多いジャンルを選ぶ
- 商品数やサービス数が多いジャンルを選ぶ
- 自分が好きなジャンル、興味のあるジャンルを選ぶ
- 競合サイトにどんな記事があるかをチェックする
- SNSやニュースなどを頻繁にチェックする
- 図書館や本屋で関連の書籍をチェックする
なるべくネタ切れのリスクが少ないジャンルを選ぶとともに、さまざまな情報源をチェックするなど、常にネタ探しのアンテナを張っておきましょう。
基本は、キーワードの種類が多い分野を選べば大丈夫だよ
キーワードのバリエーション(種類)の多さは、サジェストキーワードの数を調査することで把握することができます。
「ラッコキーワード」のサジェストキーワード調査機能を使って、HIT数が数百以上(できれば1,000以上)あるジャンルを選ぶといいでしょう。
読者のニーズが強い
アフィリエイトで稼ぐには、読者のニーズ(需要)が強いジャンルを選びましょう。
ニーズが強いというのは2つの意味があります。
- キーワードの検索ボリュームが多いジャンル
- コンプレックス系など悩みが深いジャンル
ニーズが多いというのは「商品を買いたい」「情報を知りたい」「悩みや問題を解決したい」という人がたくさんいるということ。
つまり対象となる読者が多く、検索される回数も多いので、それだけアクセスや収益を得られるチャンスが多いということです。
ニーズが少ない分野だと、一生懸命記事を書いてもまったくアクセスが発生しないもんね……
ニーズがないのに一生懸命ブログを運営している人、けっこういるんだよ……
ニーズがあるかどうかは、そのジャンルに関連するキーワードの検索ボリューム(検索回数)を調べることで確認できます。
キーワードの検索ボリュームは、下記のツールで調べることができます。
ツール | 特徴 |
月間検索ボリューム調査ツール | おすすめ。無料で何回でも調査可能だが、パスワードは毎回開発者(柏崎剛氏)のTwitterで入手する必要がある。月別の推移が見れるため、シーズナリティも確認できる。 |
Ubersuggest | 検索ボリュームと関連キーワードを同時に確認可能。無料版で調査できるのは1日3回のみ。 |
aramakijake | 完全無料でGoogle・Yahoo!それぞれの月間検索ボリューム、50位以上へ表示されたときのアクセス数の予測が調べられる。ただし、やや正確性に欠ける。 |
キーワードプランナー | Google広告運用ツール機能のひとつで、月間検索ボリュームが調査可能。ほぼ正確だが、課金して広告を出稿しないと詳細な数値を確認できない。 |
ラッコキーワード | キーワードやSEOに関するあらゆる調査ができる。検索ボリュームのチェックは有料版(月440円~)の登録が必要。 |
キーワードの検索ボリュームについては、下記の記事も参考にしてください。
また、検索ボリュームがそれほど多くなくても、コンプレックス系のジャンルはアフィリエイトで稼げる分野です。
たとえば、美容・ダイエット・脱毛・人間関係・借金・お金稼ぎ(副業など)・離婚など、リアルな友人・家族にはなかなか相談できない悩みは、ネットに解決方法を求める場合が多いからです。
ただしコンプレックス系の分野はYMYLに該当する場合が多いため、注意が必要です。
商材の報酬単価が高い
「高単価案件を選ぶ」の項でも説明したとおり、アフィリエイト商材の報酬単価は、ブログ収益に直結するとても重要な要素です。
報酬単価が最低でも3,000円~5,000円以上の商材が複数あるジャンルを選びましょう。
単価が高いジャンルってどうやって調べるの?
ASPのA8.netに登録するといいよ
業界最大手のアフィリエイトASP「A8.net」は、案件数も広告主数も国内最大規模なので、案件を調査するにはとてもおすすめ。
しかも自分のサイトを持っていなくても登録可能なため、サイトを作る前に調査できるのもメリットです。
アフィリエイトで稼ぐコツ
アフィリエイトで稼ぐコツにはさまざまなものがありますが、代表的なノウハウとしては下記のようなものが挙げられます。
SEO対策でアクセス数を伸ばす
一般的なブログは、アクセスの80~90%が検索経由です。
つまりアクセス数を増やしてアフィリエイト収益を上げるためには、SEO対策が必須となります。
SEO対策が不十分だと検索流入が増えないため、毎日記事を投稿してもまったくアクセス数が伸ばせず、収益も発生しません。
SEOを勉強しないと、アフィリエイトでは稼げないよ!
そもそもSEOってなに?どういう仕組み?という人は、まず下記の記事を読んでいただくと分かりやすいと思います。
検索順位に影響する要素は200以上あると言われていますが、大きく分けると下記の3つのSEO対策があります。
種類 | 概要 |
---|---|
内部SEO | Webサイト内部に施策をほどこすSEO対策。HTMLなどのソースコードの適正化、シンプルで整理されたサイト構造、メタタグの設定、表示速度の改善、内部リンクの充実化、画像の軽量化、構造化データのマークアップ…… など。 |
外部SEO | 被リンクやサイテーションの獲得、E-E-A-Tの向上など、主に外部からの評価を証明するための施策。 |
コンテンツSEO | 検索意図に的確に応える記事の作成、読みやすさや情報の見つけやすさ、ユーザビリティに優れた満足度の高い記事の作成など、主にコンテンツ(記事)作成に関連する施策。 |
具体的なブログのSEOについては、下記の記事をご参照ください。
広告の貼り方を工夫する
仮にサイトに訪れるユーザーの数が一緒であっても、広告の貼り方次第で大きく収益が変わることもあります。
本章では、アフィリエイト広告の貼り方のコツについて解説します。
広告を貼る位置
アフィリエイトで稼ぐには、広告を貼る位置も重要。
広告を貼るおすすめの位置と特徴は下記のとおりです。
場所 | 特徴 |
---|---|
導入文の最後 | そもそも商品購入を前提にサイトに訪れた人、導入文に書いてある結論を見て商品購入を決めた人のために、導入文の最後(目次の上下どちらかなど)に広告を設置。多くの読者の目に触れるため露出(インプレッション)は多いが、スルーする人も多いためCTRは低い。 |
記事の最後 | 記事を最後まで読んだ読者は満足度が高く、モチベーションも高いため、成約率が高い。ただし最後まで読む読者は少ないため、露出は少ない。 |
本文の途中 | 本文の適切な位置に広告を貼ることも重要。商品のメリットやベネフィットを訴求した後(読者が「欲しい!」と思ったタイミング)には忘れずに広告を貼ろう。 |
一般的に、広告の数を増やせば増やすほど露出(インプレッション)が高まり、成果発生のチャンスが増えます。
しかし、広告を貼りすぎてもユーザー体験を阻害するため離脱が増え、かえって逆効果になることもあります。
また、最近のGoogleの検索エンジンはアフィリエイト広告を嫌う傾向にあるため、SEOにも不利になる可能性が高いです。
広告の貼りすぎは禁物ですので、効果の高い位置にピンポイントで設置することが大切です。
上記の場所を組み合わせつつ、効果の高い場所にピンポイントで広告を貼ろう!
広告リンクの種類
ASPから取得できるアフィリエイト広告のリンクには、おもに以下の3種類があります。
それぞれ特徴があるため、適切に使い分けることがアフィリエイトで稼ぐコツです。
場所 | 特徴 |
---|---|
バナーリンク | 画像型のリンク。ピクチャーバナーとも呼ばれる。目立つためアピール力は強いが、広告感が強くユーザーから嫌厭されるため、効果は低い。基本的には使わないでOK。 |
テキストリンク | テキスト(文字)に設置するリンク。目立たないが、文章の中に自然な形で設置できるため、比較的効果が高い。 |
ボタンリンク | ボタン型のリンク。テキストリンクよりも視認性が高く、バナーリンクよりも広告感が薄いため、3つの中ではもっとも効果が高い。 |
3種類の広告リンクの中で、もっとも効果が高いのはボタンリンクです。
テキストリンクと組み合わせたり、使い分けたりしながら、上手に活用しましょう。
バナーリンクは効果が悪いのね……
ちなみにバナーリンクとテキストリンク(広告コード)はASPの管理画面から直接取得することができますが、ボタンリンクの素材はASPに用意されておらず、自分で作成する必要があります。
WordPressにボタンリンクを設定する方法については、下記の記事が参考になるでしょう。
マイクロコピーの工夫
アフィリエイトにおけるマイクロコピーとは、おもにボタンリンクの中や周辺に配置する短文のコピーのこと。
例えば下記のようなものを指します。
マイクロコピーは購入を迷っている読者に対し、読者を安心させたり、商品購入の理由をあたえたりして、背中を押して購入を促すための工夫です。
マイクロコピーは、アフィリエイト成果の発生に直接影響するとても重要なポイントです。
マイクロコピーについては、下記の記事でもくわしく解説しています。
レビュー記事では比較表・ランキング表を活用する
アフィリエイトで作成する記事のほとんどは、商品・サービスの紹介記事(レビュー記事)です。
そのなかで重要となるのが、他商品との違いや比較。
初心者は1つの商品・サービスしか紹介しないことが多いですが、商品購入を検討している人のほとんどは1つの商品だけではなく、他の似たような複数の商品も同時に比較検討しています。
記事の中に他商品との比較がないと、「他の商品はどうだろう?」と離脱されてしまうのです。
確かに!どれがいいか、絶対に比較してから買うよね
アフィリエイト記事には、必ず「他との比較」を入れよう!
具体的には、以下のほうな「表」を入れるようにしましょう。
- 比較表
- 勝敗表
- ランキング表
- これらを組み合わせた表
表の例としては下記のようなものがあります。
文章構成のテンプレートを活用する
アフィリエイトの記事は、ただ商品のスペックを書いただけでは稼げません。
商品を購入してもらうには、読者の心を動かし、行動を起こさせるためのライティングが必要です。
その際に役立つのが「文章構成のテンプレート」です。
マーケティング業界でよく利用される文章構成テンプレートは数多くありますが、代表的な型としては以下の4つ。
文章構成の型 | 詳細 |
---|---|
PREP法 | Point(結論)⇒Reason(その理由)⇒Example(具体例・詳細・根拠)⇒Point(再び結論) |
新PASONAの法則 | Problem(問題提起)⇒Affinity(親近感)⇒Solution(解決策)⇒Offer(提案)⇒Narrowing Down(絞り込み)⇒Action(行動) |
AIDMAの法則 | Attention(注意)⇒Interest(関心)⇒Desire(欲求)⇒Memory(記憶)⇒Action(行動) |
BEAFの法則 | Benefit(ベネフィット)⇒Evidence(証拠・根拠)⇒Adbantage(競合優位性)⇒Fueature(機能・特徴) |
この4つを覚えておくと、論理的な文章構成になる!
また、読者は記事を最初から最後まで丁寧に読むなんてことはしません。
重要そうなところだけを飛ばし読み・流し読みすることがほとんどです。
また、読者の大半はパソコンではなくスマホで記事を読みます。
Webサイトのほとんどは、スマホから見られているんだよ
スマホで流し読みする際にも読みやすいよう、以下の4点を意識して文章を作成しましょう。
- 結論から書く(結論ファースト)
- 1文の長さは50文字程度に納める
- 文章が2~3文続いたら、ふきだしや表・画像などビジュアル要素を挟む
- 一通り書いたらスマホでチェックする
アフィリエイトのライティング手法については、下記の記事にもくわしく解説しています。
定期的にリライトを行う
アフィリエイト記事を投稿後、順位が上がらなかったり、情報が古くなったりした場合は、リライト(追記や削除、書き換えなど)をおこないましょう。
リライトの手順は以下のとおりです。
- リライトする記事を選ぶ
- キーワードの検索意図を再確認する
- 検索上位の競合サイトをチェックする
- 目的に合わせたリライトをする
- 公開日を最新の日時に変更する
- サーチコンソールでインデックス登録をリクエストする
過去記事を読んでいて違和感がある箇所を見つけると、つい何も考えずに修正したくなりますが、目的もなくやみくもに直すのはNG。
「リライトで何を改善したいのか」という目的を必ず明確にしたうえで、必要なリライトをほどこしましょう。
目的があいまいなままリライトしても、効果がはっきり表れないよ!
また、リライトしたら公開日を最新の日時に変更し、サーチコンソールにインデックスをリクエストすることで「記事(情報)の新鮮さ」をアピールすることも大事です。
つい忘れそうになるから、気をつけよう!
具体的なリライトのやり方は、下記の記事を参考にしてください。
アフィリエイトに関するよくある質問
アフィリエイトに関するよくある質問に回答します。
アフィリエイトで稼げる人は全体の何割くらい?
2023年のアフィリエイトマーケティング協会の調査報告によると、アフィリエイトで月100万円以上稼げている人は全体の約1割(10.5%)。
約10人に1人が月100万円を稼げているということになります。
月50万円以上であれば全体の14.6%、月10万円以上であれば26.1%になっています。
一方、アフィリエイト収入が月1万円未満の人は全体の5割を超えています(54%)。
画像引用:アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2023<第22回アフィリエイトカンファレンス資料>2023年6⽉
意外とかせげてるんだね!
でも半分以上は月1万円未満だからね。誰もが簡単に稼げるわけじゃない
アフィリエイトで1PVいくら稼げる?
アフィリエイトのPV単価は、運営者の熟練度やジャンルによっても大きく変わりますが、平均1.0円前後といわれています。
ブログ初期の場合、平均的なPV単価はだいたい0.2~0.3円前後。
収益性の高いブログに成長すると、PV単価が5円以上になることもあります。
PV単価については、下記の記事も参考にしてください。
インスタのアフィリエイトは稼げる?
インスタグラムアフィリエイトは、コツを掴めば初心者でも稼げます。
インスタグラムは、写真・動画を投稿するビジュアル要素がメインのSNS。
ほかのSNSと比べて女性の比率が高く、10代・20代のユーザーが多いため、若い女性をターゲットにした商品の紹介に向いています。
確かに、インスタには女性向けの美容系インフルエンサーの投稿が多いね!
近年は男性や30代以上のユーザーも増えてきたよ
主にインスタグラムでおこなわれるアフィリエイトの方法は、下記のとおり。
- ASPを利用する
- 物販アフィリエイトをおこなう
- インフルエンサー専門代理店を利用する
- 企業から直接案件をいただく
このうち、初心者でも実践しやすいのがASPを利用する方法と物販アフィリエイトです。
インフルエンサー専門代理店や企業案件は、中~上級者向け!
インスタグラムアフィリエイトのやり方は、下記の記事でくわしく解説しています。
アフィリエイトはオワコン?「やめとけ」といわれる理由は?
アフィリエイトは、以前と比べると難易度が上がり「オワコン」と言われることもあります。
2023年8月~11月に立て続けに行われたGoogleのコアアルゴリズムアップデートにより、個人メディアが検索上位に上りにくくなってしまったことも理由の一つです。
ただし、アフィリエイトはInstagramやYouTubeなどのSNSでも実施できるため、SEOではなくても稼ぐことができます。
また「やめとけ」と言われる理由の一つが、誰もが簡単に稼げるビジネスではない点も挙げられるでしょう。
前述のとおり、10人に1人が月100万円以上を稼げている一方で、約半数の人は月に1万円未満しか稼げていません。
さらに、収益化できるまでに早くても半年~1年はかかるため、手っ取り早くお金を稼ぎたい人はやめたほうがいいでしょう。
SEOやライティングの知識が身につかないと、もっと時間がかかるよ
半端な気持ちじゃ続かないね……
また、収益が発生してからもGoogleの検索アルゴリズムの変更で検索順位が大きく変動したり、案件が突然終了したりするリスクが常にあるため、安定的に稼げるとはいえません。
それでも、最新のSEO対策を学び続けて読者ファーストの記事を作るよう心がければ、厳しい状況下でも生き残り収益を伸ばし続けることができます。
時代やGoogleアルゴリズムの変化に合わせて、私たちも進化を続けることが求められます。
アフィリエイトは捕まる?危険?
アフィリエイト自体は法的にもまったく問題のない合法のビジネスなので、普通にやっていれば危険や捕まるということはありません。です。
ただし、メディアの作り方によっては、著作権の侵害や、薬機法・景表法に違反してしまうこともあり得ます。
アフィリエイトに限らずどんなビジネスでも同様ですが、法令違反やルール違反を犯さないよう注意しましょう。
以下の法令やルールをよく確認してください。
- 著作権・肖像権:写真・イラスト・文章など、他人が著作権・肖像権を有するコンテンツを無断で掲載すると、法令違反になったり、訴訟などのトラブルに発展する可能性があります。
- 薬機法・景品表示法:特に医療・薬品・健康食品などの分野では、薬機法をよく確認し法令に準じたコンテンツを作成する必要がある。虚偽の広告、誇大広告、紛らわしい広告は法令違反になる可能性が高い。
- 確定申告:アフィリエイトで一定以上の所得を得ると、確定申告を行う必要がある。申告漏れや虚偽報告があるとペナルティを受けるほか、悪質な場合は刑事罰となる場合も。
- 就業規則:勤め先の会社の就業規則をよく確認すること。就業規則で副業を禁止されている場合、ペナルティを受ける可能性がある。
アフィリエイトで月100万円を稼ぐコツまとめ
本記事では、アフィリエイトで稼ぐためのコツについて紹介しました。
アフィリエイトにおすすめのASPは下記のとおりです。
アフィリエイトで稼げるジャンルの選び方は下記のとおりです。
アフィリエイトで稼ぐコツは、以下のポイントに注目しましょう。
アフィリエイトは、稼げるようになるまでに半年~1年以上かかるうえにSEO対策やセールスライティングなど学ぶことも多く、誰でも簡単に稼げるビジネスではありません。
しかし、今回紹介したコツを踏まえてブログ運営を継続すれば、初心者からでもアフィリエイトで稼ぐことは充分に可能。
ぜひ本記事を参考にして、アフィリエイトを始めてみましょう!
コメント
コメント一覧 (4件)
こんばんは。
やはりSEO対策からは逃れられないのですね。
SEOって本当に難しいのですが、
とにかく始めてみないとだめですね。
やらなければ始まりませんね。
SEOが難しいというのは食わず嫌いだと思いますよ。
ブログのSEOなんて、そんなにやるべきことが多いわけでも複雑なわけでもありません。
(WordPressなんて初めからSEOライクな作りになっていますからね)
ブログのSEOなんて、「キーワードについてどこまで追求できるか?」次第です。
やらないと始まらないというのはその通りですね!
サンツォさん。
お久し振りです。
エクスペンダブルです。
この「マクサン」に出会い。「よし。俺もやってみよう。」と思い立って、見よう見まねで自分もブログ立ち上げし早くも3ヶ月が経ちました。先月月末にはアドセンスも合格し、「よっしゃー。これからだ。」と意気込むも中々甘くないです。
サンツォさんが言うように長い目で焦らずやって行こうと思います。
が…根っからのアナログなんで、色々調べつつも…中々難しいですね。とりあえず今は、記事数を増やして、その後リライト及びメンテしたらいいかな?と思ってます。ただ気持ちだけは焦ってしまいます。(笑)
サンツォさんにも色々聞きたいことだらけで何から聞いていいのか。。。
一度拝見してもらいチェックしてもらいたいぐらいです。(笑)
いつもありがとうございます!
焦る必要はありませんよ。だって焦ったって時間がかかることに変わりはありませんからね。。
現状の検索エンジンの動向を見ても、やはり良い記事をじっくりと増やしていくことが最強の成功法則だと思います。
なので物量や速度ではなく、質を重視して続けてください。