どうもSanzzo(サンツォ)です。
元祖・社会不適合ブロガーです。
さて、ビジネス書やSNSをひらくと、そこにはたくさんの力強いアドバイスがあふれています。
「アンテナをつねに張り巡らせろ!」
「リスクをとれ!会社なんて辞めろ!」
「目標を高くもて!トップをめざせ!」
「つねに新しいチャレンジを!」
「毎日ブログ記事を書け!1日10本書け!」
もちろん、これらが間違ってるとは思いません。いずれも良いアドバイスだとは思います。
僕も過去には似たようなことを言っています。
でも…
正直こうゆう意識の高い言葉って、もうお腹いっぱいじゃないですか?
少なくとも僕は飽きました。
そもそも書籍を出版するような人間や、SNSでインフルエンサーとして発信するような人間は、いわゆる“強者”なんです。
高いビジネススキル、豊富な資金力、成功した経験、人脈、時の運…。
これらを持った強者なのです。
でも、あなたはどうですか?
これらに該当する何かを持っていますか?
いいえ、何も持っていません。
あなたは弱者なのです。
弱者が強者の戦略を用いても、成功はできません。
弱者には弱者の戦い方、弱者だからこその生き残り戦略が必要なのです。
今回はそんなお話です。
※本記事はYouTubeでも解説しています。
弱者は二番煎じでいい!
弱者はトップを目指してはいけません。
弱者がトップを目指しても、ただただ消耗するだけで成功することはまずありません。
弱者は弱者らしく二番煎じを目指しましょう。
意識高く、危険を冒して一番乗りし、先行者優位を得るのではなく、
誰かが踏みしめた轍(わだち)を安全に歩きましょう。
弱者はイノベーターではなく、多少マジョリティでもいいのです。
イノベーターが成功した方法をアレンジしたり、彼らの手が届かない隙間を狙えばいいのです。
マークザッカーバーグとか、ZOZOの前澤さんを目指す必要はありません。
ヒカキンさんとかイケハヤさんになる必要もありません。
というか、なれないですよ?
だって彼ら、サイコパスですから。
サイコパスじゃなくても、飛びきり時の運に恵まれた人間だから。
特別な人間、強者だから。
あなたは強者ではありません。弱者です。
弱者には弱者の戦い方があります。
弱者はまず、二番煎じを狙えばいいのです。
一番を狙うのは次の機会でいいんじゃない?
弱者は臆病になれ!
臆病というのは、弱者に与えられた重要な武器です。
野生動物の世界を見てください。
弱者である草食動物は臆病であるがゆえに、
肉食獣などの危険が近づくのをすばやく察知したり、嗅覚や聴覚に優れていたり、
逃げ足が速かったり、集団で行動して互いに助けあったりします。
ネットビジネスのような個人ビジネスの世界でも、臆病であることは武器になり得ます。
臆病だからこそ、不安だからこそ、
リスクに敏感で、リスクを回避するために事前に充分な準備ができるのです。
リスク分散のために複数の収益源を作り、収益の安定化を図るのもそうです。
大きな初期投資を避け、リスクの少ない方法をとるのも弱者の戦略です。
弱者は、正しく臆病になる必要があるのです。
弱者は大成功しなくていい!
あなたは大金が必要ですか?
そりゃあタダで貰えるなら喜んで貰うべきでしょうが…
ブログやアフィリエイトのような個人ビジネスの世界においては、
いきなり月に何十万円とか100万円なんて大金を稼ぐ必然性はありません。
そもそも弱者がそんな大金を初めから稼げるわけがありません。
初めから大それたことに手を出す必要はないのです。
弱者は月2〜3万円を稼げれば、まずは成功と言ってよいでしょう。
1年後に月数万円を稼げるような、そんな小さな成功を目指せばいいのです。
弱者としては、それでも充分に価値のある勝ちです。
小さな収益の積み重ね、小さな成功の積み重ねが、やがて将来的に大金や大成功を呼び寄せるのですから。
弱者はリスクを負うな!
弱者は弱いです。
まるで産まれたばかりの子鹿のように弱いです。
だから強者のようにリスクを取って、背水の陣を敷いてはいけません。
勝算のないまま自分を追い込んではいけません。
そんなことをしたらあっという間に負けるか、結果的に強者の喰い物にされるだけです。
能力や経験が未熟なまま大きなリスクを取っても、残念ながら弱者は成功できません。
成功確率は0.3%程度しかありません。
だから弱者は、失敗する可能性も考慮して行動しなくてはならないのです。
なるべく危険を避けて通りましょう。
大きなリスクは負わないようにしましょう。
保険をかけておきましょう。
逃げ道を残しておきましょう。
会社を辞めなくても、副業からスタートすることはできます。
大学を辞めたって、成功確率が上がるわけではありません。
弱者はある程度強くなるまで、既存のインフラや敷かれたレールを拒んではいけません。
甘い蜜は享受しつつ、裏でこっそりと準備を進めればいいのです。
そちらのほうが100万倍はスマートです。
弱者はズル賢く生きればいいのです。
だから保険をかけましょう。
保険があるからこそ、逆に思い切った行動や決断ができるのです。
お金本位にならず、ユーザー視点でコンテンツが作れるのです。
保険があれば失敗しても再スタートが早いです。
保険があればコツコツ時間をかけて続けることができます。
そのほうが、結果的に近道ですよ?
まとめ
では今回のまとめです。
- 世にあふれているのは強者の戦略だ
- 弱者には弱者の戦略がある
- 弱者は無理してトップを狙う必要はない
- 臆病でいい。保険をかけてもいい
- まずはスモールスタートでいい
…ということで、典型的な弱者であるSanzzoがお届けしました。
弱者に幸多からんことを。
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