JINの後継WordPressテーマである「JIN:R」は、ブログ初心者でも簡単におしゃれなサイトを作れるのが魅力。
2022年12月3日にリリースされた新テーマで、洗練されたデザイン・使いやすさ・機能性に優れた大人気テーマです。
ブログ&アフィリエイト業界の著名人である「ひつじ」さんのチームが開発・運用を行っています。
しかし、JIN:Rは有料テーマ(しかも19,800円と高額)なので、購入してから後悔しないか不安に感じる人も多いはず。
SEO効果やアフィリエイトなど収益性の面も気になりますよね。
めっちゃ好きな雰囲気だけど、実際使ってみた感じや機能面ではどうだろう?
そのへんもしっかりレビューするから安心して!
本記事では、WordPressテーマ「JIN:R」の特徴・評判をくわしく紹介します。
既存テーマの「JIN」や、代表的な人気テーマ「SWELL」との違いも解説するので、テーマ選びで迷っている人はぜひ参考にしてください。
- JIN:Rの特徴や実際使った感想を知りたい!
- 前身のJINや他テーマとどこが違うの?
- JIN:Rはおすすめ?おすすめじゃない?
- おしゃれで美しいデザイン
- 初心者も1クリックで簡単に反映可能
- 便利な独自ブロック・機能面が充実
- 直観的な操作でWebサイトが作れる
- 料金がやや高額
- 他テーマからの乗り換えに難点
- 表示速度はそこまで速くない
WordPressテーマ「JIN:R」の特徴
結論、JIN:Rはデザイン・機能・性能を高いレベルで兼ね備えた、国内トップクラスのWordPressテーマです。
本章ではJIN:Rの特徴くわしくを紹介します。
初心者でも簡単におしゃれなWebサイトを作れる
JIN:Rの一番の魅力は、Webデザインの知識がない初心者であっても、おしゃれでハイセンスなWebサイトに仕上げることができる点。
JIN:Rには、上記のような15種類の「デザインプリセット」(デモサイト)が用意されています。
誰でもクリック一発で、このようなプロ並みのWebサイトを作ることができるのです。
なにそれ!めっちゃすごい!
老若男女に好まれる、優しくシンプルなデザインが多いよ
さらに「サイトデザイン設定」には豊富なカスタマイズ項目が用意されており、いずれも簡単操作で思い通りのデザインを実現することができます。
マニュアルの説明も分かりやすいから、Webの知識がない人も安心!
そもそものデザイン性はもちろん、そのデザインを初心者でも簡単に実現&カスタマイズできる点が、JIN:Rが他のWordPressテーマの中でも優れている「最大のメリット」といえるでしょう。
便利な専用ブロックが充実(16種類)
JIN:Rには全16種類の「専用ブロック」が標準搭載され、さまざまな表現・機能を簡単に取り入れることができます。
- ボタン
- ボックス
- 吹き出し
- 区切り線
- 背景
- フルワイド
- 記事リスト
- デザイン見出し
- リッチメニュー
- カテゴリ区別
- ブログカード
- コードエディター
- アイコンボックス
- アコーディオン
- タイムライン
- プロフィール
例えば、「ボックス」(囲み)のブロックを1つをとっても、下記のように豊富&おしゃれなデザインを、簡単に作ることが可能です。
このボックスデザインだけでも、JIN:Rが欲しくなるね!
直観的な操作でWebサイトが作れる
JIN:Rが素晴らしいのが、これらのデザインやブロックがただ豊富なだけでなく、誰もが直観的にあつかえるようにしている点です。
そもそもJIN:Rのコンセプト自体が「直観的な操作性」を重要視しています。
誰もが、直感的に
引用:JIN:R|直感的なサイトデザインを、すべての人に
サイト作りを楽しめる
最高のデザインツールを
実際に使ってみるとわかるけど、本当に操作がシンプルで簡単!
WordPressの最新エディター「ブロックエディター(Gutenberg、グーテンベルク)」にも完全対応しており、
旧エディターよりも、格段に簡単に素早くコンテンツを作成することができます。
内部SEO対策がなされている
SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、GoogleやYahoo!などの検索結果に自分のブログやWebサイトを上位表示させる施策のこと。
JIN:Rではさまざまな内部SEO対策が盛り込まれています。
- 旧JINのHTMLマークアップから一新!Webサイトの「高速表示」
- JSON-LDを使った「構造化データマークアップ」に対応
- 低品質記事や重複記事をインデックスから除外する「一括noindex設定」
- ページ階層をユーザーにも検索エンジンにもわかりやすくする「パンくずリスト」
- TOPページに「メタキーワード」を設定できる機能
一般的なブログのアクセス内訳のうち、80~90%は検索からの流入です。
つまりブログにとって最も重要な集客施策がSEOなのですが、JIN:Rには基本的なSEO対策がしっかりと導入されているんですね。
CTAエリアの充実で収益化も有利
CTAとはCall To Action(コール トゥ アクション)の略で、日本語だと「行動喚起」。
簡単にいうと、ユーザーの行動(商品購入や申込など)をうながすことです。
上手に活用することでアフィリエイトなどの成果が発生しやすく、収益化に有利になります。
JIN:Rでは、デザイン見本帳の「ランキング / CTA」にいくつかのCTAエリアのひな型が用意されているので、
初心者でも簡単にCTA(商品PRエリア)を作ることができます。
アフィリエイトをやる人には超便利ね
「JIN:R」の料金(価格)は?
JIN:Rの料金は、買い切りで19,800円。
ブロックエディターに対応したWordPressテーマの価格は以下のとおりで、JIN:Rはその中でも高額です。
テーマ | 価格(税込) |
---|---|
賢威8 | 27,280円 |
JIN:R | 19,800円 |
DIVER | 17,980円 |
SWELL | 17,600円 |
THE THOR | 16,280円 |
SANGO | 14,800円 |
AFFINGER6 | 14,800円 |
STORK19 | 11,000円 |
MERIL | 7,800円 |
THE SONIC | 1,078円/月、8,580/年 ※サブスク形式 |
JIN:Rを検討している人がもっとも悩むのがこの「料金の高さ」でしょう。
大人気のテーマ「SWELL」と比べても2,200円高い料金設定になっています。
JIN:Rを実際につかってみた感想(レビュー)
JIN:Rを実際に購入し使ってみたので、感想(レビュー)を簡単にまとめてみます。
まずは、デザインテンプレートや各種デザインパーツを見てみると、どれもシンプルながらおしゃれでかわいい印象を受けます。
ブログに反映させるのも1クリックで簡単で、デザインが苦手な人でも安心。
プロ並みのおしゃれなデザインテンプレートがたくさん用意されているのは、本当に魅力的!
たとえば、よく使う「吹き出し」もあらかじめ登録したものを呼び出すだけで一瞬で挿入できます。
記事を書くスピードも抜群で、デザインパーツもたくさんの候補が用意されています。
ボタン・ランキング・CTA・記事リスト・プロフィールなど、どれにしようか迷ってしまうほどデザインの完成度が高いです。
ブログ運営で使うパーツは、あらかた揃っているよ
スマホ専用機能も便利で、スマホ専用のメニューやスマホ専用のコンバージョンボタンが用意されています。
ただし、テーブルブロックはWordPressデフォルトのものしかないため、表をよく使う人にはストレスになるかもしれません。
これは外部のプラグイン「Flexible Table Block」をおすすめします。
マニュアル内でもこのプラグインを使うことを推奨していますし、僕もSWELLで使っていますがとても便利です。
使い方を覚えるまでは難しく感じるかもだけど、一度覚えるとめっちゃ便利!
これらの機能やカスタマイズ方法については、公式のマニュアルでくわしく解説されています。
説明の仕方もすごく丁寧でやさしく書かれているので、初心者でも迷わず運用することができるでしょう。
逆に、JIN:Rは新しいテーマなので、ググっても情報が少ないというデメリットもあります。
これは今後増えてくるだろうから、あまり気にしなくてもいいかもね
ちなみに、表示速度は公式には「速い」とされていますが、個人的な計測範囲ではあまり速くない印象です。
旧テーマ「JIN」の時も表示速度の遅さがネックであったように、この点も引き継がれているようです。ここは設定を変更するなどして改善する必要があります。
総じていうと、JIN:Rは機能の豊富さや高いカスタマイズ性によって魅力的なブログを作成できる、最高レベルのWordPressテーマだと思います。
個人的にもっとも魅力に感じたのは「デザインの美しさ」と、それをまったく知識のない初心者でも簡単に実現できる点です。
「JIN:R」のメリット
「JIN:R」のメリットを紹介します。
デザインのテンプレートがあり簡単におしゃれなサイトを作れる
繰り返しになりますが、JIN:Rの一番大きなメリットは「デザインプリセット」をインストールするだけで、簡単に外観を変えられる点。
デザインプリセットは、Webサイトの外観(デザインやレイアウト)のテンプレートのことです。
JINの6種類対し、JIN:Rは15種類ものデザインプリセットがあるよ!
これより、個人ブログはもちろんコーポレートサイトなど、幅広いジャンルのWebサイトに対応できるようになりました。
さらに「デザイン見本帳」を活用することで、複数のデモデザインのパーツを組み合わせられるのも魅力です。
見出し・ボックス(囲み)などの装飾が充実しているのもうれしいですね。
「リッチメニュー」を活用し記事ギャラリーが作れる
JIN:Rでは「リッチメニュー」と呼ばれる独自ブロックが搭載されてます。
編集画面で「/+リッチメニュー」と入力すると呼び出せます。
リッチメニューブロックを作成して、URLと画像を挿入するだけで、簡単に記事・画像ギャラリーがつくれます。
「/+ブロック名」で他の種類のブロックも呼び出せるよ
JINテーマを利用していれば安く購入できる
既存テーマ「JIN」を過去に購入している人であれば、5,000円割引が適用され、14,800円で買うことができます。
JINユーザーへの割引販売についてはこちらで解説されているよ
JINユーザーの人でもっと幅広いデザインがしたい・内部SEO対策も充実させたいという人は、JIN:Rへのステップアップがおすすめです。
また、レンタルサーバー「ConoHaWING」の長期利用割引プラン「WINGパック」を契約していると、1,000円割引の特別価格で買えます。
「JIN:R」のデメリット
実際に使って感じた、JIN:Rのデメリットを紹介します。
料金が高い
他の人気テーマである「SWELL」の17,600円・「SANGO」の14,800円に比べ、JIN:Rは19,800円とやや高めの料金設定。
テーマ | 価格(税込) |
---|---|
賢威8 | 27,280円 |
JIN:R | 19,800円 |
DIVER | 17,980円 |
SWELL | 17,600円 |
THE THOR | 16,280円 |
SANGO | 14,800円 |
AFFINGER6 | 14,800円 |
STORK19 | 11,000円 |
MERIL | 7,800円 |
THE SONIC | 1,078円/月、8,580/年 ※サブスク形式 |
既存「JIN」の利用者やレンタルサーバー「ConoHaWING」のWINGパック契約者以外の新規契約ユーザーでは割引がききません。
SNS上で悪い評判・レビューが散見される
JIN:RはJINと別商品として販売しただけでなく、発売直後はJINユーザーに対する割引もありませんでした。
そのため「利益優先で不誠実だ」という悪い評判・レビューをつけられてしまった過去があります。
現在は既存の「JIN」ユーザーに対する割引があるよ
現在は主に、他のWordPressテーマやクラシックエディタで書いた記事の移行がスムーズにいかなかった等の悪い口コミ・評判が目立ちます。
CocoonからJIN:Rへの乗り換え方法、JINからJIN:Rへの乗り換え方法は、公式マニュアルにも記載されているので参考にしましょう。
ユーザーが少ないので不具合が起きても情報がない
2022年11月に発売されたJIN:Rは、ユーザーがまだまだ少ないです。
なので、バグやエラーなどの不具合が生じた際にも、GoogleやTwitterで情報を検索しても解決策を見つけられない場合が多いです。
JIN:Rで困ったことがあった場合には、JINユーザーと共用になりますが購入者限定のフォーラム「JIN BLOG CAMP」があります。
「ご要望掲示板」のチャンネルで、不具合の確認・修正を依頼することも可能です。
JIN BLOG CAMPにはどうやって加入するの?
JIN:R購入後にSlackに登録すれば招待ページから参加できるよ。
サイト表示が遅い
既存テーマの「JIN」の時もそうでしたが、「JIN:R」を含むJIN系テーマはサイト表示が遅いというのがデメリットです。
(あくまで「他の高速表示を売りにしているテーマと比べて」という意味であり、問題があるレベルではありません。)
JIN:Rを高速化するためには、画像の軽量化や、キャッシュ系プラグインなどを使って自分で解決する必要があります。
高速化の方法についてくわしくはこちら!
JIN:Rの前身テーマ「JIN」と比較
JIN:Rの前身テーマである、JINとの違いを比較しました。
他テーマとの互換性(乗り換えやすさ)は?
既存テーマの「JIN」には、他のテーマからの乗り換えサポート機能がありません。
そのため、乗り換え先テーマにない独自の機能を使っている場合、デザインが崩れてしまうなどの不具合が発生します。
「JIN:R」では、JINユーザー向けに移管プラグインが搭載されているものの、互換性は完全ではなく乗り換え時に独自ブロックの外観が崩れるなどの不具合が発生する場合があります。
他テーマからの乗り換えについても、「乗り換えプラグイン」は現在のところありませんので、同様にデザインの崩れなどが発生しやすく、修正に時間がかかってしまうでしょう。
そのため、記事数が多い大型のサイトの場合、デザインの修正に数日~1ヶ月ほどの時間がかかってしまいます。
JIN:Rに乗り換える場合は、バックアップを取った上で、ある程度の作業時間を確保しておいてください。
JIN:Rに限らず、テーマ乗り換えは結構な重い作業なんだよね
CocoonからJIN:Rへの乗り換え方法、JINからJIN:Rへの乗り換え方法は、公式マニュアルにも記載されているので参考にしましょう。
料金はJINの方が5,000円安い
JINの販売価格が14,800円に対し、JIN:Rは19,800円です。
5,000円安く手に入るJINの方がお買い得ではありますが、最近は新機能追加などのアップデートが行われていません。
サポートは続けられていますが、いつメンテナンスが終了するかは不明です。
JIN:Rの方はブロックエディタ対応
直感的に記事を執筆できるブロックエディタ(Gutenberg)の方が、旧エディタ(クラシックエディタ)にくらべて記事執筆が楽です。
JINがブロックエディタ非対応であるのに対し、JIN:Rはブロックエディタに完全対応しています。
表示速度はJIN:Rの方が速い
JINとJIN:Rを比較すると(個人的に計測した限りではそれほど差はありませんでしたが)JIN:Rのほうが表示速度が速いです。
公式では上記のようにPSI(Page Speed Insights、表示速度の指標を計測してくれるGoogle公式ツール)で100点を取れるパフォーマンスがあります。
JIN:Rの高速化対応は、こちらの公式ページを参考にしてください。
JIN:Rと人気テーマ「SWELL」を比較
ここでは、人気のWordPressテーマ「SWELL」とJIN:Rを比較します。
機能・専用ブロックを比較
SWELLとJIN:Rの機能・専用ブロックの違いを一覧表にまとめました。
機能・ブロック | SWELL | JIN:R | |
---|---|---|---|
機能 | 専用ブロック数 | ○ 22個 | △ 16個 |
デザインテンプレ | △ 6種類 | ○ 15種類 | |
デザイン性 ※個人の主観 | ○ やや男性的 | ○ やや女性的 | |
表示速度 ※個人の計測 | ○ とても速い | △ ふつう | |
他テーマからの乗り換えサポート | ○ 6種の乗り換えプラグイン | ×JINのみ | |
操作性 | ○ 良い | ○ 良い | |
ブログパーツ機能 | ○ | × | |
広告タグ管理機能 | ○ | △ Google AdSenseのみ | |
ブロックエディタ対応 | ○ | ○ | |
ブロック | リスト入りボックス | ○ | ○ |
キャプション付ボックス | ○ | ○ | |
ABテスト | ○ | × | |
FAQ | ○ | × | |
ステップ | ○ | ○ | |
吹き出し | ○ | ○ | |
デザイン見出し | △ ブロックはないが数パターンは設定可 | ○ | |
タブ | ○ | ○ | |
アコーディオン | ○ | ○ | |
ブログカード | ○ | ○ | |
ボタン | ○ | ○ | |
フルワイド | ○ | ○ | |
リンクリスト | ○ | × | |
説明リスト | ○ | × | |
投稿リスト | ○ | ○ | |
関連記事 | ○ | ○ | |
商品レビューブロック (構造化データ対応) | ○ | × | |
料金 | 17,600円 | 19,800円 |
それぞれの専用ブロック(テーマ独自のブロック)は下記のとおりです(一部)。
どちらも豊富な機能・専用ブロックをもつ優秀なWordPressテーマですが、JIN:RよりもSWELLのほうが、少しだけ優れている部分が多いように感じます。
ほぼ互角だけど、料金はSWELLのほうが安いよ
ちなみに、当サイトはSWELLを使っているよ!
SWELLに関しては、下記の記事でくわしくレビューしています。
他テーマからの乗り換えやすさを比較(SWELLのほうが簡単)
JIN:Rでは、既存テーマ「JIN」からの乗り換えプラグインは用意されていますが、他テーマからの乗り換えサポートはありません。
一方SWELLでは、以下の6種類のWordPressテーマからの乗り換えに対応したプラグインが用意されています。
- Cocoon
- JIN
- SANGO
- STORK
- THE THOR
- AFFINGER5
WordPressテーマを乗り換えると、記事ごとに外観を修正する必要があるので、修正に数週間~1カ月かかることも。
SWELLならレイアウトの崩れを最小限に抑えられるので、面倒なテーマ変更を楽に行えるのがメリットです。
乗り換えのしやすさで選ぶならSWELLがおすすめ
料金を比較(SWELLのほうが2,200円安い)
JIN:Rが販売価格19,800円に対し、SWELLは2,200円安い17,600円です。
ConoHa WINGのセット割を適用しても18,800円なので、JINユーザーの割引がなければSWELLのほうが安いです。
機能面・SEO面ではほぼ同等ですが、SWELLの方がお得感がありますね。
SWELLは男性的、JIN:Rは女性的なデザイン
JIN:RとSWELLはどちらもおしゃれなデザイン。共にあらゆる分野のWebサイトに活用できるハイセンスなWordPressテーマです。
強いて違いを挙げるならば、SWELLのほうがシンプルなぶんやや固い印象を持ち、やや男性的なデザインと捉えられる場合もあります。
一方で、JIN:Rはかわいらしくやや女性的なデザインという印象を受けます。
好みの問題だね
自分がどちらの雰囲気が好きかで選んでいいと思うよ
SWELLは高速化機能が充実している
高速化機能が弱いJIN:Rに対して、SWELLはそもそも表示速度を強く意識した設計であり、キャッシュの削除・コードの最適化などの機能も搭載されています。
ただし、どちらもカスタムや記事・サイトの作り方次第な部分も大きく、どちらもPageSpeed Insightsで100点を取れるパフォーマンスはあります。
また、サイトの表示速度はWordPressテーマだけでなく、レンタルサーバーによっても変わります。
SEO対策で表示スピードを改善したい人は、国内最速の表示速度をほこるConoHa WING、またはエックスサーバーがおすすめです。
JIN:Rを割引価格でお得に購入する方法
JIN:Rを割引価格でお得に購入するには、以下の2つの方法があります。
- 既存の「JIN」利用者:5,000割引
- ConoHa WING利用者:1,000円割引
既存テーマである「JIN」を使っていたユーザーであれば、5,000円割引で購入できます。
JINユーザーの優待割引に関しては、下記の公式ページでくわしく解説されています。
レンタルサーバー「ConoHa WING」で長期利用割引プラン「WINGパック」を契約する場合に、JIN系を始めて購入する人であっても、誰もが1,000円割引で購入できます。
ConoHa WINGは表示速度がとても速く、JIN:Rの弱点を補えるため、この2つを組み合わせることをおすすめします。
【結論】JIN:Rは買いか?(レビューまとめ)
JIN:Rは、おしゃれで美しいデザインが特徴のWordPressテーマです。
15種類のデザインプリセット(テンプレート)を、1クリックで簡単に反映できる点が一番の魅力だと感じています。
ボックス(囲み)・見出しなどの各種装飾パーツもいちいちおしゃれで、こちらも簡単操作で記事に反映することができます。
機能面も充実しており、数あるWordPressテーマのなかでもTOPレベルでおすすめできるテーマです。
ただし、価格が19,800円と比較的高価。これは代表的な有料テーマのなかでも高額の部類になります。
- 初心者でも簡単にハイセンスはWebサイトを作れる
- おしゃれな専用ブロック・アイコンが充実している
- 価格は他テーマとくらべて高い
- 旧テーマ「JIN」ユーザー、ConoHa WING契約者は、割引購入できる
- SWELLと比べ2,200円高く、機能面でほんの少し劣る
現時点でもっとも人気の高いWordPressテーマは「SWELL」だと思いますが、機能面はほぼ互角(ほんのちょっとJIN:Rが劣る)。
料金はSWELLのほうが2,200円安く、他テーマからの乗り換えもSWELLのほうが楽。表示速度もSWELLが優勢です。
最終的にはデザインの好みで決めていいと思いますが、機能面やコスパで考えるなら「SWELL」を選ぶのもよいでしょう。
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