ブログの書き方やSEO対策が分からず、悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
ブログを始めたばかりの初心者はもちろん「成功を信じてコツコツと続けてきたものの、アクセスがなかなか伸びず、どうしたらいいか分からない……」という人も多くいます。
ブログ運用者の95%以上は数週間で諦めますが、残りの数%はこの壁を乗り越え、お金を手に入れています。
ブログで成功するには、運ではなく努力とノウハウが必要なのです。
そこで本記事では、月100万回読まれるブログを運営してきた僕たちマクサンが、ブログの書き方の基本ルールとSEO対策の方法を解説します。
読まれるブログの書き方を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
ブログの書き方の基本ルール

ブログのアクセスは検索エンジンからが多いため、アクセスを増やすにはSEO対策が必須です。

SEO対策とは、検索エンジンに評価されるための対策のこと!
検索エンジンは「読者にどれだけ役立ち、満足させられるか」でブログを評価し、検索順位を決定します。
- 読者の知りたい情報があり、悩みや問題を解決しているか
- 読みやすく、分かりやすいか
- 探している情報に素早くたどり着けるか

どれだけ読者に寄り添ったブログにできるかが大事ね。
ここでは、ブログの書き方の基本ルールを紹介します。
結論は先に書き、読者の悩みを解決する
読者の悩みを真っ先に解決するために、はじめに結論を書き、その後に説明や補足をしましょう。
読者は求めている情報がなければすぐに離れるため、知りたい情報をすばやく提供することが大事です。

だれの、どんなニーズを満たす内容かを明確にしよう!
スマホビューを意識する
ブログは、スマホでどう見えるかを意識して書きましょう。
なぜなら、単純にパソコンよりもスマホ経由のアクセスのほうが多いからです。

将来はパソコンがほとんど消え、スマホやタブレットのモバイル端末だけになるともいわれている!
見出しだけで伝わる構成にする
流し読みでも理解できるように、見出しだけで伝わる構成にしましょう。

ブログは読まれないことを大前提として書かないといけないね。
下図は、見出しを使った文章構成の例です。

見出しと文字装飾のみで伝わるといいですが、文字装飾のしすぎはかえって分かりにくくなるので注意してください。

見出しは、検索エンジンに文章構成を伝えることにも役立つよ!
長い文章は「見出し+本文」のセットで章を分けると読みやすいです。
一文は「漢字2:かな7:カナ1」で52文字に収める
一文は「漢字2:ひらがな7:カタカナ1」の52文字に収めると読みやすくなります。
漢字とカタカナの割合を減らして、スマホの画面で見たときに2行~3行くらいの長さの文章がちょうどいいです。

↑上の一文が52文字だよ!
漢字の割合が多く、4行以上の文は読みにくいので注意しましょう。

2:7:1は、もっともクリック率が高かった比率だそう!
2:7:1の比率をくわしく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

文調は統一し、句読点を正しく使う
バラバラの文調は幼稚にみえるため「です」「ます」調か「だ」「である」調のどちらかに統一してください。
正しい句読点の使い方は文章作成の基本であり、読みやすさと理解のしやすさを左右します。

テンポよく、意味・内容を理解しやすいように書こう!
くわしい句読点のルールは、下記の記事を参考にしてください。

例えや言い換えでわかりやすくする
難しい説明は、シンプルに要約したり、他のものに置き換えて分かりやすくしたりしましょう。
難しい文章は読み飛ばされるため、子どもにも分かるくらい簡単に書くのがおすすめです。

読者に伝わる文章が書ける人は、例えや言い換えが上手!
表・グラフ・図でわかりやすくする
文字だけで記事を書くのではなく、必要な箇所には表・グラフ・図を使いましょう。
なぜなら、テキストよりもビジュアルのほうが、よりすばやく多くの情報を伝えられるからです。

読者がストレスなく読めるよ!
ブログ画像のくわしい説明は、下記の記事を参考にしてください。

SEO対策に適したブログの書き方

SEO対策の基本は前章でほとんど網羅できますが、ここではよりテクニカルなブログの書き方を紹介します。
キーワードは1記事1つにする
SEO対策には、検索する人が検索窓に打ち込む文言である「キーワード」が重要です。
1つの記事に対して、明確なキーワードは1つに決めましょう。
テーマに沿うために、補助的キーワードは検索意図にズレない範囲で3つに絞るのがおすすめです。

どんなキーワードで検索されたときに、記事を表示させたいか決めよう!

メインテーマのキーワードが明確でないと、あいまいな記事になるからね。
キーワードの検索ボリュームを知る
キーワードを決めるときは、そのキーワードがどれほど検索されているか調べましょう。
検索ボリュームの確認は「aramakijake.jp」や「Ubersuggest」というサイトがおすすめです。

たくさん検索されるキーワードもあれば、まったくされないものもある!
検索されないキーワードの記事を上位表示させても、そもそものアクセスが少なければ意味がありません。
ただし、検索数に比例してライバルも多くなるため、あえて少なめを狙って上位表示させるのも一つの手です。
キーワードの検索ボリュームは、下記の記事を参考にしてください。

キーワードは自然に配置する
設定したキーワードで記事を上位表示させるために「タイトル」「見出し」「本文」にキーワードを配置します。
キーワードの位置は文頭がいいですが、表現が不自然にならないよう注意してください。
3つのなかでもっとも重要な要素は、タイトルのキーワードです。

キーワードの乱用は、ペナルティを受けることもあるので注意!
サイトの表示速度に注意する
ブログの表示速度が極端に遅いと検索順位が下がるため、注意してください。
Googleが実施した「スピードアップデート」の影響で、サイトの表示速度の違いにより検索順位が変わります。
ブログの表示速度の確認は「PageSpeed Insights」というツールがおすすめです。
ある程度の文字数と記事数が必要
検索エンジンから評価を得るには、ある程度の文字数と記事数が必要です。
SEOに影響する文字数を調べると、8,500文字でブログを上位表示させる可能性が高くなることが分かりました。

1年間で最低100本以上の記事を書けば、コツがつかめてくるはず!
ただし、大切なのは文字数と記事数ではなく、ユーザーの検索意図に沿ってニーズを満たしているかです。
SEOと文字数の相関と検索意図は、下記の記事を参考にしてください。


【中級・上級者向け】ブログの書き方

狙ったキーワードで上位表示させるテクニックと、効果的なリライトの方法を紹介します。
事前準備をする
ブログを上位表示させるには、事前準備の調査や分析、ターゲットやキーワード設定が必須です。
- 誰に向けた記事か
- 悩みや欲求はなにか、それの解決方法は?
- どんなキーワードが検索され、検索ボリュームはどのくらいか
- どんな記事タイトルにし、話の順序はどうするか

勝負の分かれ目は、事前準備にひと手間、ふた手間かけられるかどうか!
ちなみに僕は自作の「事前準備シート」を使ってブログを書いています。
事前準備シートのくわしい紹介は、下記の記事を参考にしてください。

ヒートマップを活用してリライトする
検索順位を上げるには、投稿済み記事を修正して再投稿するリライトが必須です。
リライトは、検索結果の2~5ページ目(11~50位)までの検索順位が上がりそうな記事に行います。
リライトの精度を上げるには、記事の不要な部分と人気の部分が一目で分かるヒートマップがおすすめです。


上の図のように、ビジュアルで分かりやすく表示してくれるよ!
ヒートマップツールは、WordPressプラグイン「Aurora Heatmap」で利用できます。
くわしいリライトの方法は、下記の記事を参考にしてください。

ブログの書き方に関するよくある質問

ブログの書き方に関するよくある質問に回答します。
- ブログの書き方を学ぶのにおすすめの本や講座はある?
-
僕たちが執筆した「マクサン式Webライティング実践スキル大全」にスキルを詰め込みました。ブログの書き方をわかりやすく学べる本なので、ぜひ手に取ってみてください。
徹底的なサポートを受けたい人は、副業サロンの「マクサン」がおすすめです。
- WordPressの投稿、レイアウトの方法は?
-
投稿は「ダッシュボード」→「投稿」→「新規追加」で記事を作成し、右上の「公開」で完了です。
記事は「タイトルを追加」の欄にタイトル、下の投稿ブロックにテキストを入力します。
ワードプレスのくわしい使い方は、下記の記事を参考にしてください。
あわせて読みたいWordPressの始め方!初心者でも10分で開設できる方法をわかりやすく解説【ほぼ無料】 本記事で紹介するのは、レンタルサーバーの「WordPressかんたんセットアップ」という方法を使い、初心者でも10分でWordPressを始められる方法です。 超簡単なうえ、業界… - スタッフブログや会社ブログにおすすめの例文は?
-
決まりはありません。スタッフブログや会社ブログでは、各社の特色を生かして好きなように書きましょう。
- ものを売るためのテンプレートは?
-
ものを売るには、悩みへの共感、原因の特定と解決、不安を除きアクションを起こす流れが必要です。
ものを売るためのテンプレート- 読者がかかえる悩みを列挙(共感)
- 悩みの原因はなにかを特定(納得)
- 悩みの解決策をいくつか提示(提案)
- おすすめの解決策を提示(絞り込み)
- おすすめの理由を書く(商品の説明)
- 口コミやQ&A(不安の解消)
- 今すぐ買うべき理由(行動の促進)
売れる文章の書き方は、下記の記事でくわしく説明しています。
あわせて読みたい【売れる文章の書き方】話の順序で売上が変わる! 今回は『売れる文章の書き方』についてお話ししようと思います。 文章によって読者の心に訴えかけ、気持ちや意識を変えることで、 商品やサービスを「今すぐ欲しい!」…
ブログの書き方まとめ

本記事では、読まれるブログの書き方を解説しました。
- 読者にとって読みやすく、わかりやすいブログであること
- 読者の抱える悩みや問題を解決すること
- アクセスを得るには、SEO対策が必須であること
紹介したブログの書き方の基本を守り、ねばり強く継続すれば、たくさんのアクセスと広告収益を得られるようになるはずです。
この記事の内容を実践し、楽しんで続けられることを願っています。
コメント
コメント一覧 (4件)
見出し・強調だけで理解できるように書く
の見出しと画像の間に「、」が入ってしまっていますよ
takaさん、ご指摘ありがとうございます!修正しました!
誤字脱字が多くてすみません…。
マクリンさん。
ブログ自分も5年目やりますが。
いつも勉強になります。
シンさん、コメントありがとうございます!