インターネットが生活の一部となった今、個人や小規模ビジネスにおいても、ホームページを持つことはますます重要になってきています。
しかし、ホームページ制作を専門の業者に依頼すると、費用がものすごくかかります。
そのため、できることなら自分で作りたいと考える人も多いでしょう。
そこで本記事では、初心者でも簡単に利用できる無料・有料のホームページ作成ツールを紹介します。
ホームページ制作を自分でやるための基礎知識も解説するので参考ください。
ホームページ制作を自分でやるための基礎知識
ホームページ制作を行うには、用意するものや知っておくべきことがたくさんあります。
まず、基礎的な知識を理解してから準備をしましょう。
必要なツール
自分でホームページ制作をするのに必要な主なツールは以下です。
ホームページ作成ツール
Visual Studio CodeやAtomといったテキストエディタを使い、HTMLやCSS、JavaScriptなどのコードを書いてホームページを制作する方法もありますが、今はCMSを使えばプログラミングの知識がなくても、簡単にホームページを作れます。
デザインテンプレートも豊富で、ドラッグ&ドロップで美しいレイアウトを作成できます。
この後、おすすめのCMSを紹介するよ!
CMSの中では、WordPressを使ったメディア構築がもっとも一般的です。
世界のWebサイトの約4割がWordPressで作られ、インターネット上の情報も豊富です。
インターネットで調べられるから、困ったときに解決しやすいね
プラグインを活用し、機能を拡張することも可能
WordPressの始め方は、以下の記事で解説しています。
デザインツール
デザインツールを使ってロゴやバナー、アイコン、図解などを作成すると、美しく見やすいデザインのホームページになり、サイト全体の質が向上します。
とくにおすすめのデザインツールはCanva。
豊富なテンプレートやフォント、画像素材などがそろい、直感的に操作できるのが魅力です。
有料プランもあるけど無料でも十分!
キーワード調査ツール
キーワード調査ツールは、SEO戦略を立てるために必要なツールです。
ユーザーがどのようなキーワードで検索しているかを把握し、適切なキーワードを選定することで、サイトや記事の検索エンジンでの上位表示を目指せます。
解析ツール
解析ツールは、ホームページに訪れるユーザーの行動やトラフィックデータを収集し、サイトの改善に役立てるためのツールです。
どのページがよく見られているか、サイトの訪問者数はどう推移しているかなどを把握し、次の戦略を立てることができます。
無料で利用できるアクセス解析ツール。ユーザー数、ページビュー数、離脱率など、詳細なデータをリアルタイムで追跡できる。
サイトのパフォーマンスを監視し、検索エンジンにおけるサイトの表示状態を最適化するための無料ツール。クリック数やインデックス状況を把握できる。
検索順位追跡ツール
サイトやコンテンツ(記事)ごとのキーワードを登録し、検索エンジンでの順位を継続的にモニタリングするツールです。
SEO対策の成果を確認できるよ
キーワードごとの順位変動を追跡し、競合と比較するのにも役立ちます。
ドメインとサーバーの契約
ホームページをインターネット上に公開するには、ドメインとサーバーの契約が必要です。
ドメインはブランドイメージやSEOにも影響を与えるから慎重に検討しよう!
ドメインとサーバーを別々に契約するのが一般的でしたが、マクサンがおすすめするレンタルサーバーConoHa WINGなら、サーバーを契約するとドメインも無料でついてきます。
- 国内最速No.1のレンタルサーバー
- ドメイン2つが永久無料
- 人気の有料テーマがお得に買える
- 高性能&高機能なのにコスパが良い
- 多くの有名ブロガーが使っている
ConoHa WINGの使い方は、以下の記事で解説しています。
デザインの工夫
デザインは、ホームページの第一印象を決める重要な要素です。
デザインの工夫で、見栄えや使いやすさが大きく変わるよね
まずはターゲットユーザーを明確にし、それに応じたデザインを考えましょう。
シンプルかつ直感的なレイアウトを心がけ、色彩やフォントを選ぶ際には一貫性・統一感を持たせることがポイントです。
より魅力的なデザインにするには、Canvaなどのデザインツールを合わせて利用するのがおすすめ。
さらに、レスポンシブデザインを取り入れ、スマートフォンやタブレットからも快適に閲覧できるようにし、訪問者の体験を向上させることが大切です。
コンテンツの作成
コンテンツは、ホームページの価値を決めるもっとも重要な要素です。
有益なコンテンツの提供は、SEO対策の基本!
まずはサイトの目的を明確にし、それに応じたコンテンツのテーマを選ぶことが重要です。
文章を書くときはわかりやすい表現を心がけ、画像や動画を活用して視覚的な情報の補完をします。
また、定期的にコンテンツを更新し、訪問者が再度訪れたくなるような、新鮮で価値のあるサイトを維持しましょう。
良質なコンテンツは、以下の記事でくわしく解説しています。
SEO対策の基本
SEOとは、ホームページを検索エンジン(Google、Yahooなど)で上位に表示させるための手法や取り組みのことです。
より多くのユーザーにアクセスしてもらうには、SEO対策が必須です。
- 適切なキーワードの使用
- キーワードを意識したタイトルや見出しの作成
- 一次情報に富んだ質の高いコンテンツの作成
- 適切な内部リンクの設置
- 質の高い被リンクの獲得
- 最新情報の更新
など
取り組むべきSEO対策がたくさんあって大変……
SEOは長期的な取り組みであり、継続的な改善が必要です。
信頼性の高いサイトとして評価されるよう、SEOを意識したサイト運営を行いましょう。
最新のブログSEOは、以下の記事を参考にしてください。
ホームページ制作を自分でやるなら無料・有料どっちのツールがおすすめ?
ホームページ制作を自分でやるなら、断然有料ツールがおすすめです。
それぞれのメリット・デメリットを比較しながら特徴を見ていきましょう。
無料ホームページ作成ツールの特徴
- コストがかからない
- プログラミング知識不要
- テンプレートが豊富
- 短時間で公開可能
- メンテナンスが簡単
- 広告が表示される
- 独自ドメインが使えない
- 機能制限が多い
- カスタマイズの自由度が低い
- SEOに不利
- データ移行が困難
- サポートが不十分
無料ツールの魅力はやはり、コストゼロで始められる点です。
とくに、ホームページを初めて自分で制作する初心者にとっては、リスクを最小限に抑えながらスキルを習得する良い機会になります。
一方、多くの無料ツールには一定の制限があり、広告が表示されたり、一部機能が使えなかったりすることがあります。
完成してもあまりテンション上がらないかも……
デザインの自由度も制限されるため、将来的に大規模なサイトを運営する予定がある場合は、無料ツールの限界を考慮する必要があります。
有料ホームページ作成ツールの特徴
- 広告が表示されない
- プログラミング知識不要
- テンプレートが豊富
- 独自ドメインが利用可能
- 豊富な機能
- カスタマイズ性が高い
- SEOに有利
- データ以降やバックアップが可能
- サポートが充実
- コストがかかる
- 学習コストがかかることがある
- オーバースペックの可能性がある
有料ホームページ作成ツールを使えば、広告非表示、独自ドメインの使用や自由なカスタマイズなどができ、ブランドイメージを反映させた本格的なホームページを作れます。
メリットがいっぱいあるね
機能性と自由度を考えたら、やはり有料ツールにしたいところ!
SEOに有利なことも大きな特徴です。
そのため、ビジネスの助けとなる高品質なホームページを作るには、有料ホームページ作成ツールが適しています。
初めて制作する場合はコストの検討が必要ですが、将来的なリターンを考慮するとかしこい投資になるでしょう。
ホームページ制作でおすすめの無料ツール
自分でホームページを制作するときに役立つおすすめの無料ツールを5つ紹介します。
どれでも手軽にホームページを作成できます。
Ameba Ownd(アメーバオウンド)
画像引用:無料でホームページやブログを作ろう – Ameba Ownd
運営会社 | 株式会社サイバーエージェント |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 有料プランのみ |
無料版データ容量 | 500MB |
無料ページ公開数 | 3ページ |
広告非表示 | 有料プランのみ |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | ヘルプページ・お問い合わせフォーム(メール) |
公式サイト | https://www.amebaownd.com/ |
Ameba Ownd(アメーバオウンド)は、アメブロでおなじみの株式会社サイバーエージェントが運営するホームページ作成ツール。
アメブロと比べると操作が難しく見えますが、HTMLやCSSの知識は必要なく、初心者でも手軽に始められます。
ブログやネットショップなど、幅広い用途で使用できるのが特徴で、XやInstagramなどのSNSとの連携も可能です。
SNSに貼った写真をホームページ上でシェアできるよ!
ただし、無料プランはもともと有料プランと比べて機能が制限されていましたが、2024年4月15日から仕様が改悪されました。
以前は10ページまで公開できた記事が3ページまで、画像ストレージも1GBから500MBに縮小され、それまで使えていた独自ドメインも使用不可になっています。
また、サポート体制も2023年3月20日から変更され、Ameba Owndの公式ブログでも下記のように発表されています。
Owndのご利用方法、カスタマイズなどサイト作成に関するご質問については
ヘルプページ等のご案内やご自身でお調べいただきたい旨のご案内をさせていただきます。
また、特定のご利用環境が原因と考えられる不具合については、
弊社の対応を見送らせていただく可能性が高くなるため、
あらかじめご了承をいただきますようお願いいたします。
引用:Owndサポート対応の見直しについて|Ameba Ownd ブログ
サービスやサポート体制、縮小されてるのね……
デザインテンプレートはおしゃれで種類も豊富ですが、カスタマイズの自由度が低く、オリジナリティを出しづらいデメリットもあります。
コンテンツを充実させながらオリジナリティあるホームページを長く運用したい人は、有料プランか他社ツールを検討したほうがいいかもしれません。
Googleサイト
画像引用:Googleサイト
運営会社 | Google LLC(アメリカ) |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 利用可能 (Google Workspaceか外部ドメイン会社で取得) |
ストレージ | 個人のGoogleアカウントの場合:100 MB Google Workspaceと G Suiteの場合:無制限 |
無料版データ容量 | 無制限 (パフォーマンス維持のため2,000ページ以下を推奨) |
広告非表示 | 広告なし |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | 動画(YouTube)・ラーニングセンターのチュートリアル・Googleサイトヘルプセンター |
公式サイト | https://sites.google.com/ |
Googleサイトは、Googleが提供する無料ホームページ作成ツール。
Googleアカウントさえあれば誰でも利用でき、直感的な操作で簡易的なホームページを作れます。
共同編集機能があるのが特徴で、複数人のチームでホームページ作成・運営したい人にもおすすめです。
従業員・職員向けサイトやイベントの案内ページにも使えるよ!
GoogleマップやGoogleカレンダー、Googleフォームなど他のGoogleサービスとも連携でき、埋め込みも簡単です。
ドメインはデフォルトではサブドメインになりますが、別途Google Workspaceか外部会社で取得すれば独自ドメインも利用可能。
テンプレートが少なくカスタマイズ性も低いデメリットはあるものの、無料にしては機能が充実しているので、シンプルなホームページを短時間で作りたい人におすすめのツールです。
Weebly(ウィーブリー)
画像引用:無料ウェブサイトビルダー:無料のウェブサイトやオンラインストアを作成する | Weebly
運営会社 | Weebly(アメリカ) |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 有料プランのみ |
無料版データ容量 | 10MB |
無料ページ公開数 | 無制限 |
広告非表示 | 広告なし |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | マニュアル・ヘルプページ・コンタクトフォーム(英語のみ) |
公式サイト | https://www.weebly.com/ |
Weebly(ウィーブリー)は、2006年にアメリカで誕生したホームページ作成ツール。
日本ではマイナーですが、現在世界中の5,000万以上のサイトで利用されています。
美しいデザインのテンプレートが豊富に用意され、直感的な操作で、洗練された外観のホームページを作れるのが魅力です。
おしゃれなホームページを簡単に作れるのはうれしいね!
スマートフォン用のアプリもあるため、外出先でも手軽に編集・管理できます。
ただし、Weeblyのサービスそのものは日本語化されているものの、マニュアルやサポートは英語しかありません。
英語が苦手な人が使う場合、トラブルや不明点が発生した際自分で調べて解決する必要があります。
Weeblyの日本語サポートをしている業者もあるけど、有料サービスだよ……
さらに無料ページ公開数は無制限ですが、データ容量が10MBとかなり小さいため、ページ数が少ないホームページ向けといえるでしょう。
ペライチ
画像引用:ペライチ|無料から使える簡単ホームページ作成ツール
運営会社 | 株式会社ペライチ |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 有料プランのみ |
無料版データ容量 | 無制限 |
無料ページ公開数 | 1ページ |
広告非表示 | 有料プランのみ |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | 個別無料相談会(Zoom)・ページ公開サポート(Zoom)・ペライチ基礎セミナー お問い合わせフォーム |
公式サイト | https://peraichi.com/ |
ペライチは、1ページのみのシンプルなホームページを無料で作成できるツール。
専門知識は必要なく「デザインを選ぶ ⇒ 内容を作る ⇒ 公開する」の3ステップでホームページを作成できます。
サポート体制も充実し、個別無料相談会や基礎セミナーが定期的に開催されているため、初心者も安心して利用できます。
無料プランでもサポートが手厚いのね!
SEO対策は、かんたんSEO対策機能を活用することで、最低限やるべきことができているかを自動でチェック可能です。
しかし、無料プランは使える機能が限定的。
決済機能は使えますが、予約機能やお問い合わせフォーム、SNS連携などは有料プランでないと使えません。
広告が強制表示される点も要注意!
複数ページのホームページを作りたい人には不向きですが、ランディングページ(LP)など1ページだけのサイトを作りたい人におすすめです。
BASE(ベイス)
画像引用:BASE (ベイス) -無料で簡単なネットショップ作成サービス
運営会社 | BASE株式会社 |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 外部ドメイン管理会社で取得可能 |
無料版データ容量 | 無制限 |
無料ページ公開数 | 無制限(同時公開15ページまで) |
広告非表示 | 広告なし |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | お問い合わせフォーム |
公式サイト | https://thebase.com/ |
BASE(ベイス)は、初心者でも簡単にネットショップを開設できるホームページ作成ツール。
集客や販売、マーケティング、顧客管理などネットショップ運営に必要な幅広い機能がそろっています。
料金プランは2種類あり、初期費用・月額費用が無料のスタンダードプランは、商品が売れた際に決済手数料とサービス利用料が発生するシステムです。
実質無料だけど、有料プラン(グロースプラン)と使える機能に差はないよ
他社みたいに、無料だからといって機能制限がないのね!
さらに、BASEはデザインのカスタマイズが簡単な点も魅力。
無料のオフィシャルテーマで土台となるテーマを選び、感覚的な操作でパーツを組み合わせることで、オリジナリティのあるショップデザインが作れます。
これからおしゃれなネットショップを低コストで開設したいと考えているのであれば、BASEの利用を検討してみるといいでしょう。
ホームページ制作でおすすめの有料ツール
自分でホームページを制作するときに役立つおすすめの有料ツールを5つ紹介します。
なかでも圧倒的におすすめなのはWordPress(ワードプレス)です。
長期的な面も考えてよく検討しましょう。
WordPress(ワードプレス)
画像引用:ブログから大規模サイトまで作れる CMS | WordPress.org 日本語
運営会社 | Automattic(アメリカ) |
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SEO対策 | 対応(SEOに強い) |
独自ドメイン | WordPress.org:利用可能 WordPress.com:有料プランのみ ※外部のドメイン管理会社で取得する必要あり |
レスポンシブデザイン | 対応 |
料金(税込) | WordPress.org:無料(レンタルサーバー・ドメイン代は別途必要) WordPress.com:無料~5,220円/月 |
サポート体制 | WordPress.org:サポートサイト・サポートフォーラム WordPress.com:チュートリアル・コミュニティフォーラム・ライブチャットサポート |
公式サイト | WordPress.org:https://ja.wordpress.org/ WordPress.com:https://wordpress.com/ja/ |
WordPress(ワードプレス)は世界シェアNo.1のCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)で、全世界のWebサイトの約4割に利用されています。
オープンソースなので、ソフトのダウンロードは無料。
テーマ(デザインテンプレート)やプラグイン(追加機能)を導入して編集することで、HTML・CSSの知識がない人でも自由にホームページを作成できます。
圧倒的シェアNo.1だし、とにかく自由度が高い!
なお、WordPressには「WordPress.org」と「WordPress.com」の2種類があり、以下のような違いがあります。
WordPress.org | WordPress.com (無料プランの場合) | |
---|---|---|
プラグイン | 使える | 使えるものが少ない |
テーマ | 自由に選べる | 使えるものが少ない |
広告 | 自由に貼れる | 設置不可 |
SEO | 強い | 弱い |
独自ドメイン | 使える ※外部ドメイン管理会社で契約する必要あり | 使えない ※サービス側が提供する共有ドメインを利用 |
レンタルサーバー | 必要 | 不要 |
2種類のWordPressのうち、筆者が強くおすすめするのは「WordPress.org」。
別途レンタルサーバーや独自ドメインを契約しなければなりませんが、SEOに強く、テーマ・プラグインにも制限がありません。
さらに広告も自由に貼れます。
WordPressの構造自体がSEOに最適な作りになっており、カスタマイズ性も高いため、SEO対策をしやすいです。
集客や収益化を考えるならWordPress.org一択だね!
逆にWordPress.comは制約が多く、ホームページ作成には向いてない
数あるホームページ制作ツールの中でも「WordPress.org」はおすすめNo.1。
特別な理由がないかぎり、WordPressを利用するのがいいでしょう。
WordPressの始め方は、下記の記事でくわしく解説しているので参考にしてください。
Wix.com(ウィックス)
画像引用:無料ホームページ作成 | ホームページの作り方 | Wix.com
運営会社 | Wix.com Ltd.(イスラエル) |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 利用可能(有料プランのみ) |
レスポンシブデザイン | 対応 |
料金(税込) | 無料~12,000円 |
サポート体制 | 電話・メール・チャット |
公式サイト | https://ja.wix.com/ |
Wix(ウィックス)は、190以上の国で2.5億人以上のユーザーに利用されているホームページ作成ツール。
テンプレートや機能の多さに定評があります。
Wixでは、以下の方法でホームページを作成できます。
- Wix エディタ
- AIサイトビルダー
Wixエディタでは、600種類以上あるテンプレートから自分のビジネスに合ったものを選び、ドラッグ&ドロップで編集するだけでホームページが作れます。
AIサイトビルダーは、質問に答えるだけでAIがレイアウトや画像、テキストなどを組み合わせてくれる、2024年5月から始まった新システムです。
今はAIでホームページを作れちゃうんだね!
さらに、ネットショップの開業・売上管理ができる「Wixストア」や、24時間体制で予約を受け付けできる「Wixブッキング」など、ビジネス向け機能も充実。
metaタグの自動生成や自動キャッシュ機能、SEOチェックリストなどSEO対策の機能も豊富なので、集客力の強いホームページを作りたい人も安心です。
ここまで機能豊富なホームページ作成サービスは他にない!
Wix.comの料金プランは以下のとおり。
ビジネスプライム | ビジネス | スモールビジネス | パーソナル | |
---|---|---|---|---|
月額料金(税込) | 12,000円 | 2,600円 | 2,100円 | 1,200円 |
共同管理者 | 15名 | 10名 | 5名 | 2名 |
データ容量 | 無制限 | 100GB | 50GB | 2GB |
マーケティングツールパッケージ | アドバンス | スタンダード | ベーシック | ライト |
その他サービス | ・独自ドメイン初年度無料 ・高度なサイト分析機能 ・オンライン決済 ・高度なEコマース機能 ・高度な開発者用機能 | ・独自ドメイン初年度無料 ・標準的なサイト分析機能 ・オンライン決済 ・標準的なEコマース機能 | ・独自ドメイン初年度無料 ・基本的なサイト分析機能 ・オンライン決済 ・基本的なEコマース機能 | ・独自ドメイン初年度無料 |
- 独自ドメイン
- Wixロゴ非表示
- 24時間受付カスタマーケア
有料プランには無料体験がありませんが、14日以内にキャンセルした場合はプラン料金が全額返金されます。
STUDIO(スタジオ)
運営会社 | STUDIO株式会社 |
---|---|
SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 利用可能(有料プランのみ) |
レスポンシブデザイン | 対応 |
料金(税込) | Free:0円 Starter:980円~1,480円/月 CMS:2,480円~3,280円/月 Business:4,980円~5,680円/月 |
サポート体制 | チャット・コミュニティサポート・テクニカルサポート |
公式サイト | https://studio.design/ja |
STUDIO(スタジオ)は、デザイン性の高さに定評のあるホームページ作成ツール。
公開サイト数は10万件以上あり、以下のような企業・法人・サービスでも導入されています。
- 株式会社電通
- BASE株式会社
- 国立大学法人北海道大学
- 株式会社サイバーエージェント
- メルカリShops
- 株式会社ディー・エヌ・エー
- パシフィコ横浜
- 学校法人北里研究所
- 株式会社GameWith
など
「操作がやや難しい」という声もありますが、HTML・CSSの知識がない人も、プロ向けのデザインソフトを使ったかのような見栄えの良いきれいなホームページが作れます。
また、お問い合わせフォームの設置・管理やSEO対策の設定も簡単で、GoogleサーチコンソールやGA4と連携したサイト分析も可能です。
長期的な集客効果が期待できる!
STUDIOの料金プランは以下のとおり。
Free | Starter | CMS | Business | |
---|---|---|---|---|
料金(税込) | 0円/月 | 月払い:1,480円/月 年払い:980円/月 | 月払い:3,280円/月 年払い:2,480円/月 | 月払い:5,680円/月 年払い:4,980円/月 |
サービス内容 | ・サイトデザイン ・月間PV数 10,000PV ・studio.siteドメイン公開 ・100 CMSアイテム ・STUDIOバナー | ・独自ドメイン公開 ・月間PV数 50,000PV ・パスワード保護 ・STUDIOバナー非表示 ・Google Analytics等の外部連携 ・フォーム1,000件 | ・独自ドメイン公開 ・月間PV数 100,000PV ・Starterの全機能 ・2,000 CMSアイテム ・フォーム10,000件 ・ライター権限(3人) | ・独自ドメイン公開 ・月間PV数 1,000,000PV ・CMSの全機能 ・10,000 CMSアイテム ・365日のバージョン管理 ・無制限のアナリティクス ・ライター権限(無制限) |
BiNDup(バインドアップ)
運営会社 | 株式会社ウェブライフ |
---|---|
SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 利用可能(基本コース・ビジネスコースのみ) |
レスポンシブデザイン | 対応 |
料金(税込) | エントリーコース:初年度無料 2年目以降528円 基本コース:月額換算 2,728円~ ビジネスコース:月額換算 8,983円~ |
サポート体制 | サポートサイト・メール |
公式サイト | https://bindup.jp/ |
BiNDup(バインドアップ)は、200,000社以上に導入されているノーコードCMS。
デザイン性・カスタマイズ性が高く、自動生成機能AiD Generatorや400種類以上のテンプレートを活用することで、プロ顔負けの洗練されたデザインのホームページを簡単に作れます。
AiD Generatorを使うと、質問に答えるだけでホームページを生成できるよ
また、搭載されているSEOアシスタント機能を使えば、初心者でも簡単にSEO対策が可能。
GA4やGoogle Search Consoleとも連携できるため、Web集客強化を狙った分析・解析もできます。
BiNDupの料金は以下のとおり。
ビジネスコース | 基本コース | エントリーコース | |
---|---|---|---|
料金(税込) | ・年払いコース:月額換算8,983円 ・月払いコース:10,780円/月 | ・年払いコース:月額換算2,728円 ・月払いコース:3,278円/月 | ・初年度 0円 ・2年目以降528円/月 |
サービス | ・オンライン予約システム搭載 ・複数人で編集可能 ・1TBの大容量ストレージ ・独自ドメイン/常時SSL設定 ・デスクトップでオフライン編集 ・SNS・Google分析ツール連携 ・公開サイト数無制限 | ・独自ドメイン/常時SSL設定 ・デスクトップでオフライン編集 ・SNS・Google分析ツール連携 ・公開サイト数無制限 | ・400種類以上のテンプレート ・ホスティングサーバーが付属 ・レポート機能付きのフォーム ・広告表示あり |
基本コースとビジネスコースは、30日間無料体験できます。
サーバー・独自ドメインもオールインワンで設定できるので、簡単な操作でホームページを作りたい初心者におすすめです。
Jimdo(ジンドゥー)
画像引用:ジンドゥー|簡単・無料ホームページ作成ツール|KDDIグループ
運営会社 | Jimdo GmbH ※日本語版協業パートナーはKDDIウェブコミュニケーションズ |
---|---|
SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 利用可能 |
レスポンシブデザイン | 対応 |
料金(税込) | AIビルダー:0~1,590円/月 クリエイター:0~5,330円/月 |
サポート体制 | サポートサイト・メール・JimdoCafe |
公式サイト | https://www.jimdo.com/jp/ |
Jimdo(ジンドゥー)は、ドイツのJimdo GmbH社が運営するホームページ作成ツール。
日本国内では、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが共同パートナーとして運営し、日本語にも対応しています。
Jimdoでは、以下2種類のモードから選んでホームページを作成できます。
- AIビルダー
- クリエイター
上記モードは互換性がなく、途中で変更できないから注意!
AIビルダーは初心者向けで、いくつかの質問に回答するだけでホームページを自動作成できるモード。
クリエイターは1から自分で作りたい人向けで、ドラッグ&ドロップやコーディングで好みのスタイルのホームページが作れます。
Jimdoの料金プランは以下のとおり。
AIビルダーの料金プラン
Grow | Start | Free | |
---|---|---|---|
月額料金(税込) | 1,590円 | 990円 | 0円 |
サービス内容 | ・Startの全機能 ・検索エンジン最適化(SEO) ・ホームページへのアクセス解析 ・最優先サポート | ・Freeの全機能 ・独自ドメイン ・広告非表示 | ・すべての基本機能 ・○○○.jimdosite.com サブドメイン |
クリエイターの料金プラン
Platinum | SEO PLUS | Business | Pro | Free | |
---|---|---|---|---|---|
月額料金(税込) | 5,330円 | 4,250円 | 2,600円 | 1,200円 | 0円 |
サービス内容 | ・SEO PLUSの全機能 ・クリエイターのすべての機能 ・多彩な製品レイアウト ・商品バリエーション | ・Businessの全機能 ・SEOオプション ・商品バリエーション | ・Proの全機能 ・サーバー容量:無制限 ・ドメイン接続 | ・Freeの全機能 ・独自ドメイン ・広告非表示 | ・すべてのクリエイターの基本機能 ・○○.jimdofree.com サブドメイン |
「どのモードを選べばいいかわからない……」という場合は、両モードのFreeプランからはじめて、機能や操作感を比較できます。
ホームページ制作のよくある質問
ホームページ制作のよくある質問に回答します。
ホームページ制作を自分で行う方法まとめ
近年では、プログラミングの知識がなくても、ホームページ作成ツールを使えば自分で簡単にホームページを作れます。
無料ツールを使用すれば、コストを抑えながら基本的なホームページを作成でき、有料ツールを使用すると、より高度なデザインや機能を用い、高品質なホームページを作成できます。
また、その他のデザインツールや分析ツールなどもそこまでお金をかけずに使用できるため、ホームページ制作を自分で行うことのハードルはそこまで高くありません。
理想のホームページをぜひ自分で作ってみてください。
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