WordPressテーマの中で、絶大な人気をほこる「Cocoon(コクーン)」。
無料テーマなのに有料テーマと比べても遜色なく、表示速度・操作性・デザイン面などあらゆる面で優秀なので、導入するブロガー・アフィリエイターも多いです。
Cocoonってぶっちゃけどう?
実際に使ってみた感想や、Cocoonの特徴や機能を紹介するよ!
本記事では、Cocoonのレビューや機能・使い方を紹介します。
Cocoonをつかってみたい!導入を考えているという人はぜひ参考にしてくださいね。
Cocoonの特徴
無料WordPressテーマCocoon(コクーン)の特徴を紹介します。
無料なのに高機能・高性能
Cocoonは完全無料で利用することができ、誰でも簡単に公式サイトからダウンロードできます。
Cocoonは無料テーマですが、そのへんの有料テーマと比べてもまったく遜色のない機能・性能・操作性をほこります。
もちろん、有料テーマの中でも最高クラスの「SWELL」などと比べれば見劣りはするものの、
SEWLLは17,600円(税込)でCocoonは無料なので、金銭的な負担の差は大きいですよね。
無料だと初心者でも気軽に始められるね!
この機能・性能で無料だなんて、ちょっと頭おかしいw
利用者が多く情報も多い
無料テーマは初期費用を抑えられるので、Cocoonは利用者がとても多いのも特徴。
利用者が多いということは、ネット検索でもCocoonに関する情報がたくさん出てくるということ。
分からないことやトラブルが発生した時や、カスタマイズ方法を調べたい時にも、情報が多いためすぐ解決できます。
フォーラムがあるので問題解決しやすい
Cocoonは公式サイト内に「フォーラム」があります。
フォーラムでは開発者や他のCocoon利用者に質問ができるので、不具合などがあったときに解決方法を教えてもらえます。
フォーラムに改善要望や機能追加の要望を送ることもできるよ!
デザインスキンも豊富で、カスタマイズ性も高い
Cocoonはデザインスキン(サイト全体のデザインを気軽に着せ替えできる機能)が70種類以上と豊富で、初心者でも簡単に好みのデザインに仕上げることができます。
無料なのにスキンが70種類以上もあるなんてすごい!
また、カスタマイズ機能が豊富なのもCocoonの魅力のひとつ。
上記はCocoonのカスタマイズ機能のタブの一覧ですが、これを見るだけでもさまざまな設定ができることが分かりますよね。
内部SEO対策済み
内部SEOとは、SEO(自サイトを検索上位に上げるための施策)のなかでもWebサイトの内部にほどこす施策のこと。
多くのWordPressには基本的な内部SEOがほどこされていますが、Cocoonにも十分な内部SEO対策が実装されています。
- モバイルフレンドリーテスト合格
- 完全レスポンシブデザイン
- ワンクリックでAMP・PWA対応
- W3CのHTML5バリデーションとCSSバリデーションのエラーなし
- 基本的な構造化データをマークアップ済み
- メタディスクリプションを編集可能
- HTMLアウトラインの最適化
- 表示高速化の機能も実装
無料テーマなのにしっかり対策されててすごい!
ページ速度の測定ツール「Pagespeed Insights」でも90点~100点を狙えるよ!
最低限のプラグインで済む
Cocoonはもともとの性能が高く、機能も充実しているため、最低限のプラグインで済みます。
Cocoonの機能一覧
Cocoonの専用ブロック
- リスト入りボックス
- FAQ
- ステップ
- ふきだし
- アコーディオン
- ブログカード
- ボタン
- リンクリスト
- 関連記事
プラグインを入れすぎると、表示速度が遅くなる・セキュリティのリスクが高まる・アップデートなど管理の手間が増えるなど、デメリットが増えてしまうので注意が必要。
Cocoonであればそんな心配は不要です。
WordPressテーマ「Cocoon」をレビュー!実際につかってみた感想
Cocoonのインストール手順や機能、実際に使ってみて感じた正直な感想をレビューします。
Cocoonのインストール手順
Cocoonのインストール手順は下記のとおり。
- Cocoon公式サイトにアクセス
- 「ダウンロードはこちら」をクリック
- 「親テーマのダウンロード」の中にある「Cocoonテーマをダウンロード」をクリック
- 「子テーマをダウンロード」の中にある「Cocoon子テーマをダウンロード」をクリック
- WordPress管理画面の「外観→テーマ」をクリック
- 「新規追加」をクリック
- 「テーマのアップロード」をクリック
- 「参照」をクリックして、ダウンロードしたテーマを選択する
- 「今すぐインストール」をクリック
- インストールが完了したら「テーマのページに戻る」をクリック
- 子テーマも同様にインストールしたら、「有効化」をクリック
めっちゃ簡単だよ!
親テーマだけじゃなく、子テーマのダウンロードとアップロードも忘れずにね!
Cocoonの主な機能
Cocoonの機能を紹介します。
Cocoonには合計218個の機能があり、Cocoonの独自機能・仕様一覧のページで紹介されています。
下記はその一部(主な機能)を抜粋したものです。
- ブラウザキャッシュ機能
- HTML・CSS・JavaScript縮小機能
- モバイルフレンドリーテスト合格
- テーマ側で簡単にAMP対応
- 100%完全レスポンシブ
- W3CのHTML5・CSSバリデーションのエラー0
- 基本的な構造化タグの挿入
- メタディスクリプション記入欄
- HTMLアウトラインの最適化
- 複数運営者に対応
- AdSense設定が簡単
- 様々な箇所に広告表示が可能
- ショートコードで簡単に広告を挿入
- 吹き出しを何個でも作成可能
- アフィリエイトタグの一元管理機能
- ランキング作成機能
- 内部・外部ブログカード機能
- テーマ独自のPVカウント機能
- SNSシェアボタンのスタイルが豊富
- 10種類以上のフォローボタンに対応
- サイトのキーカラー・テキストカラーを設定可能
- フォントのスタイル・サイズを手軽に変更可能
- canonicalタグの出力機能
- 投稿・固定ページの日付設定機能
- Googleタグマネージャに対応
- Google Analytics解析に対応
- Google Search Console登録に対応
- 豊富なヘッダーレイアウト
- メインカラム幅・サイドバー幅の変更
- コメント表示/非表示切り替え
- パンくずリスト表示位置変更
- テーマ独自の目次表示
- コメント入力欄のメッセージ変更
- ヘッダー下アピールエリア・お勧め記事の表示
- トップに戻るボタン機能
- スキンによるデザイン変更
- 簡単SSL対応機能
- 設定のバックアップ・復元機能
- 記事のSEOタイトル変更
- 記事更新日の変更を制御する機能
実際に使ってみた感想・レビュー
僕は以前、すべてのブログをCocoonで作っていた時期がありました。
理由はもちろん、無料でブログが作れるから、ブログ運営のコストを節約できるからです。
その時僕が感じていたCocoonのメリットは下記の3つです。
- 無料なのに有料と同レベルの機能がある
- 特別おしゃれじゃないけど、白基調のシンプルなデザインでイメージを邪魔しない
- デザインスキンが豊富なので、簡単にそれなりのデザインになる
その後、有料テーマの「AFFINGER」を経て、最終的に現在利用している有料テーマ「SWELL」に変更しています。
ぶっちゃけ現時点ではこの「SWELL」が最強のWordPressテーマだと思うよ
ちなみに、なぜ僕がCocoonをやめて他テーマに乗り換えたかというと、下記の理由からです。
- デザインがあまり好みじゃなかった(もっとおしゃれなテーマが新たに出てきた)
- SEOのためにもっと表示速度が速いテーマにしたくなった
- 各種設定や機能がやや使いにくかった
トータルではめちゃくちゃ良いテーマだと思います。
繰り返しになりますが、これが無料テーマだなんて信じられない。わいひらさん(開発者)はちょっと頭がおかしいんじゃないかと思います(笑)
ただ「もっとハイセンスなデザインにしたい」「もう一段階高いレベルの性能を追求したい」と考えた時に、Cocoonじゃ物足りなくなった……というのが正直な感想です。
Cocoonがダメだったわけじゃないのね
無料テーマの中では間違いなく最強。でも、有料テーマならよりハイレベルなものがあるってだけだね
ちなみに、無料テーマ最強の「Cocoon」と、有料テーマ最強の「SWELL」を比較した記事も書いてますので、
CocoonとSWELLを比較して違いをくわしく知りたい人は、下記の記事も合わせてお読みください。
実際につかってわかったCocoonのデメリット
無料テーマでは間違いなく最強Cocoonですが、デメリット(弱点)もあります。
実際に使ってみてわかったCocoonのデメリットについて解説します。
カスタマイズに知識がいる
Cocoonには70種類のスキンがありデザイン変更が簡単にできますが、デザインの中身はどれもシンプルで色が違うだけのものが多いです。
高度なカスタムをおこなおうとすると、CSSやHTMLを使う必要があります。
CSSやHTMLの知識がある人ならよいですが、専門知識がない・簡単によりハイセンスなデザインにしたいというひとは、有料テーマのほうがおすすめです。
ちなみに、有料テーマのおすすめは下記の記事を参考にしてください。
他の人と被りやすい
Cocoonは利用者数が多く、また初心者が利用することが多くあまりカスタムされていないため、
他サイトと外見が被りやすいというデメリットがあります。
見た目が被るのはイヤだな……
被りたくない人は、CSS・HTMLの知識をつけたり、カスタマイズの記事を参考に自分でデザインを変更してみよう
別テーマから移行(乗り換え)しづらい
Cocoonに限らず別のテーマに移行(乗り換え)する場合、デザイン崩れなどの不具合が多少なりとも必ず発生するため、
全記事を目視でチェックして、一つひとつ記事を修正する作業が必要になります。
たとえば有料テーマ「SWELL」の場合、主要な人気テーマからの乗り換えをサポートする乗り換えサポートプラグインが複数用意されています。
Cocoonにはサポート機能が存在しませんので、つまり別テーマからの乗り換えがしにくい(乗り換えた後が大変)ということですね。
テーマの乗り換えってかなりエネルギーを使うもんね。記事が多ければ多いほど大変……
個人的には、乗り換えが簡単なSWELLのようなテーマがおすすめだよ
おすすめの有料テーマについては、下記の記事を参考にしてください。
本気で稼ぎたい・デザイン性の高いブログを作りたい人は、SEO対策・操作性・デザイン性などすべてにおいて最高レベルの有料テーマ「SWELL」にすることをおすすめします。
Cocoonの口コミ・評判
Cocoonを実際に使っている人の口コミ・評判を集めてみました。
良い口コミ・評判
Cocoonを使っている人の良い(ポジティブな)口コミです。
- Cocoon設定で高速化にチェックをいれたらPagespeed Insightsの点数が上がった
- ネットに情報が多いからわからないことがあるときに頼りになる
- プラグインがいらないくらい多機能
- シンプルでわかりやすい
- 見出し設定が簡単
- 目次設定が自動でできる
- Cocoonのスキンを使うと、見た目が整う
悪い口コミ・評判
Cocoonを使っている人の悪い(ネガティブな)口コミです。
- Cocoonをいじったらおかしくなった
- カスタマイズが難しい(専門知識が必要)
- デザインや操作性が有料テーマに比べ劣っている
悪い口コミのなかで1番多かったのが、デザイン性が有料テーマに比べて劣っているという口コミでした。
Cocoonはデザインスキンが70種類以上豊富ですが、口コミではそれほど好評ではないようです。
手軽さという意味では十分に素晴らしいけどね
Cocoonを他のブログと被らない・自分好みのデザインにするなら、HTMLやCSSの専門知識が必要となります。
有料テーマのなかには、簡単な操作でカスタマイズできるものも数多く存在します。
Cocoonに関するよくある質問
Cocoonに関するよくある質問と回答をまとめました。
- Cocoonの便利な機能は?
-
Cocoonの便利機能はたくさんあります。
個人的に「便利だな」と思う機能は下記の5つです。
- スキンで簡単に見た目をカスタマイズ可能
- はじめから目次表示機能がある
- ふきだしを何個でも作成が可能
- メタディスクリプションの編集機能
- アフィリエイトタグの一元管理機能
4つ以外にも、Cocoonの独自機能・使用一覧にたくさんの機能が紹介されています。
ただし、これらの機能は他のテーマにも搭載されていることが多いので、特にCocoonだけが優れているわけではありません。
- どんな人におすすめ?
-
Cocoonがおすすめなのは以下の人です。
- とにかく予算をおさえたい人
- 無料のなかで、もっともおすすめなテーマを使いたい人
- 取り急ぎ仮でブログを開設して、その後間をおかずにテーマに乗り換えたい人
Cocoonは無料で利用することができ、数ある無料テーマの中でももっとも優れた無料テーマだと思います。
絶対にテーマにお金をかけたくない人にはおすすめ。
有料テーマ並みに高機能かつ表示速度も速いので、無料の中で選ぶならCocoon一択です。
ただし(僕も含め)デザイン性や操作性、表示速度などをより高めたいという欲求が出てくる人がほとんどなので、
本気でブログの収益化に取り組みたい人は、「SWELL」などの有料テーマがおすすめです。
- どんなホームページ例がある?
-
マニュオンさんの「Cocoon(コクーン)のサイト事例集」で2,000以上のサイトが紹介されています。
ホームページの事例を知りたい人は、参考にしてみてください。
- CocoonよりもおすすめのWordPressテーマは?
-
Cocoonよりおすすめなテーマは「SWELL(スウェル)」です。
デザイン面・SEO対策などの機能&性能面、独自ブロックの多さ・ブロックエディタの使いやすさ(操作性)がとても素晴らしく、WordPressテーマのなかで現状おすすめNo.1です。
料金は17,600円と有料ですが、価格以上の価値があります。もちろん当サイトもSWELLを利用しています。
本気で稼ぎたい人はSWELLを選ぶと良いでしょう。
WordPressテーマ「Cocoon」レビューまとめ
本記事では、Cocoonのレビューや機能・使い方を紹介しました。
Cocoonは無料テーマであるのにかかわらず、有料テーマ並みの性能・機能をもった秀逸なWordPressテーマです。
無料でブログを作りたいならCocoonが一番おすすめだよ!
Cocoonの機能は公式サイト内「Cocoonの独自機能・使用一覧」で218個あると紹介されています。
その中でも個人的に便利だと思う機能は下記の5つ。
- スキンで簡単に見た目をカスタマイズ可能
- はじめから目次表示機能がある
- ふきだしを何個でも作成が可能
- メタディスクリプションの編集機能
- アフィリエイトタグの一元管理機能
ただし、有料テーマを含めて考えると、物足りなさを感じるのは否めません。
本気でブログで稼ぎたい・アフィリエイトを頑張りたい人は、最初から有料テーマを選ぶのがおすすめ。
記事が増えた後に有料テーマに乗り換えようとすると、デザイン崩れなどが発生して修正が大変。
のちのち有料テーマへの乗り換えを検討している人は、初めから有料テーマにしてしまったほうが良いでしょう。
テーマの乗り換えは想像以上に大変だからね……
有料テーマのなかでおすすめなのは、「SWELL」です。
下記はSWELLとCocoonを比較した一覧表です
比較項目 | SWELL | Cocoon |
---|---|---|
販売価格 | △ 17,600円(税込) | ◎ 無料 |
SEO対策 | ◎ 基本施策+新機能追加が早い | ○ 基本施策は実装済 |
表示速度 | ◎ 最高レベル | ○ 平均的 |
デザイン性 | ◎ ハイセンス | ○ シンプル |
デザインテンプレ | ○ 6種類 | ◎ 70種類以上 |
操作性 | ◎ とても良い | ○ 良い |
独自ブロック | ◎ 多い | ○ 平均的 |
サポート面 | ○ 良い | ○ 良い |
乗り換えサポート | ○ プラグインあり | × なし |
ブロックエディタ対応 | ○ 完全対応 | ○ 完全対応 |
広告管理機能 | ◎ 多い | ○ 平均的 |
ブログパーツ機能 | ○ あり | × なし |
くわしくはSWELLとCocoonを比較した記事を書いてあるので、合わせてお読みください。
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