おいドンがはじめて「ブログでお金を稼ごう!」と思い立ってから、はやいもので3年の月日が流れました。
はじめは「月2〜3万円稼いで、そのお金でかわい子ちゃんをデリバリーしてもらおう!」という大変ゲスい動機からはじめた個人ビジネスですが…
あれよあれよと成長を遂げ、いまでは安定して月100万円の手取り収入を得られるまでになりました。
この3年間で稼いだお金は約3,200万円。今年だけでいうと年収1,300万円くらいになる見込みです。もちろん年商などではなく、手取り収入ですよ。
自分で言うのもなんですが、そこそこの“富裕層”ですよね。
(実際には、毎日ユニクロの服を着て、お昼には290円のうどんをすする、くたびれたおっちゃんですが)
というわけで、今回はわたくしSanzzoがこの3年間の経験で得た「個人ビジネス、とくにブログなどネットビジネスで稼ぐためのコツ」的なものを
たいへん僭越ながら披露させていただきたいと思う次第です。
ミーハーは三文の得!
個人ビジネス、特にブログやアフィリエイトサイトなどの“情報”をあつかうビジネスをするのであれば、ミーハーであることが大切です。
ミーハー、つまり新しいモノが大好きで好奇心旺盛な“イノベーター”な人は、情報を仕入れるのがとても早いですよね。
例えばiphoneなどの新情報を、海外サイトまでチェックして仕入れたり、なかには部品ひとつから全体像をシミュレーションしたりする人もいたり。
ちょっとその執念が怖いですが…でも世の中に広まる前の新しい情報は、とても需要がありますし、ネットビジネスの場合にはSEO効果も期待できます。
わたしも過去何回か、情報を先取りすることによるメリットを享受してきました。
例えば、当ブログのなかでもアクセス上位を維持している「自宅で【鼻毛ワックス脱毛】が気持ちよすぎて病みつきなる件」という記事ですが、
ある日たまたまテレビを観ていたら、たしか道端アンジェリカあたりのモデル的なひとがブラジリアンワックスで鼻毛脱毛をしていたんですよね。
「なにこれ!面白そう!」と思って即ポチり、実際に使ってみたのが上記の記事なんです。
その後鼻毛ワックス脱毛はちょっとしたブームになり、私が書いたこの記事はかなりの長い期間、キーワード「鼻毛ワックス」での検索で1位を維持していましたし(執筆時点では2位)、「鼻毛」「鼻毛脱毛」などの関連キーワードでも、1ページ目の上位表示がなされている状況です。
大したことは書いていないし、ろくにメンテナンスもしていない記事なんですが…
当時は鼻毛ワックス脱毛に関する記事を書いているライバルがまだ少なかったこともあり、この記事だけでも一時期はかなりの売上が発生してました。月に500個売った月もありましたね。
ほかにもいくつかありますが、情報先取りの先行者メリットは大きくて、その商品なりサービスがヒットしたあかつきには、毎日ものすごい数の検索流入が発生します。
さらにライバル記事がたくさん出てきても、なかなか検索順位が下がりにくいというメリットがあります。逆にちょっとでも乗り遅れちゃうと、ぜんぜん検索順位が上がらないんですよね…。
あなたも「あ、これ流行るかも」みたいな物を見つけたら、ぜひ積極的に食いついてみてください!
手広くやらなきゃ死んじゃう!
よく「ビジネスは手広くやるよりも、一つのことに集中したほうが良い」なんて聞きますが…わたしは逆だと思うんですよね。特に個人ビジネスにおいては。
企業による大きなビジネスと違い、非力でスモールな個人ビジネスでは、外的要因による影響をとても受けやすいんです。
たとえば私のように、アフィリエイトやアドセンス広告で稼いでいる人間は“検索流入が命”ですので、Googleのご機嫌ひとつであっとゆうまに収入が激減してしまうこともあり得ます。
それどころか、アフィリエイトの広告主から「来月からプログラムを終了しますね〜」「単価半分にしますね〜」と言われるだけでも大打撃です。
実際に私も稼ぎ頭だったアフィリエイト商材がプロモーションを終了したために売上が激減してしまったことが何回もあります。
でも、Aの広告収入が落ち込んだ時はBの広告収入でカバリングし、Bの広告収入が落ち込んだ時はCの広告収入でカバリングする… というふうにピンチを切り抜けてこれました。
これは偶然そうなったわけではなく、あらかじめピンチを想定してさまざま形で“新しい収益の芽”を準備し育てきたからです。
個人事業のような外部からの影響を受けやすいビジネスでは、このように常に複数の収入源を用意しておかないと生き残っていけないんですよね。
やはり女性は消費の主役だ!
わたしはこの3年間で、さまざまなターゲット層を想定したビジネスを展開してきました。
その中でももっとも収益性の高い層は、いわゆる“F1層”と言われている20代〜30代の女性たちです。
これはもう明確に差が出ていて、わたしが運営しているサイトを例にとると、
主に社会人男性をターゲットとしているサイトAと、主に既婚の主婦層をターゲットとしているサイトBを比較した場合、
Bのユーザー1人あたりの広告収益額は、Aの500%超もあったりするのです(あくまで私のサイトの事例ですが)。
もし、今後あなたが新しいビジネスを検討する機会があるならば、この“ターゲット層による収益性の違い”をかならず考慮に入れるようにしましょう。
炎上商法は割に合わない!
この3年間、さまざまメディアでさまざまな記事を書いてきましたが… やっぱり“炎上商法は割に合わないな”と思います。
理由は簡単、“炎上で稼いだアクセスは定着しない”からです。
私は自分の書いた記事が炎上しようと、どんなに否定的でお馬鹿なコメントが付こうと、あまり平常心を崩すタイプではありませんが、
それでもこれらの対応にはそれなりの時間とエネルギーを消耗します。
しかしどんなにリソースを割いても、炎上で訪れたユーザーの再訪率はとても低いため、あまり意味のある仕事にはなりません。
炎上で稼いだ1,000pvよりも、検索流入で稼いだ1pvのほうがよっぽど収益につながるということです。
まあ、それでも炎上したいのであれば別に止めませんが、私から言わせれば「まだ炎上で消耗しているの?」という感じですかね。
成果報酬は高単価狙いで!
とっても当たり前のことですが、でも当たり前のことができていない人が意外に多いのも事実(もちろん私自身も含め)。
おなじような商品を売る場合であっても、その成果報酬単価が10円であるのと、1万円であるのとでは大きな違いですよね?
もちろん高単価の商品のほうが往々にして売るためのハードルが高いのですが、でもそこに9,990円分の難易度の差があるかというと…
少なくても私の経験上、そこまでの差は存在しないことのほうが多いのです。
もしおなじ時間とおなじ労力を使って仕事をするのであれば、迷うことなく高単価のビジネスを選ぶべきですね。
運も実力のうち!でもサイコロを振り続けなければチャンスは訪れない。
これもまぁ書いたとおりの意味です。
いろいろと説教じみたことを書いておいてなんですが、結局のところ成功というのは理論ではなく運によって決まることがとても多いのです。
なんの気負いもなくサラッとはじめてサクッと儲かるビジネスもあれば…
膨大な時間をかけて企画し「これは絶対にイケる!」と確信したビジネスが、あっさりコケることもあります(というかだいたいコケてます)。
もちろん理論は理論でとても大切ですが、理論だけではビジネスは成功しません。
ではどうすればいいのか?
それはサイコロを振り続けて、他人よりも多くのアウトプットを生み出すことです。
打率4割のバッターが1回打席に立つよりも、打率1割のバッターが10回打席に立つほうがヒット数が多くなりますよね?
個人ビジネスでは企業ビジネスほどの精緻なマーケティングはどうやってもできません。専門的な知識を持っている人も多くないでしょう。
しかし逆に「思いついたらすぐに始められる」「いろいろ考えずに気軽にチャレンジできる」という“フットワークの軽さ”が、個人ビジネスの優位点なんですよね。
その優位性をフルに活かすためにも、思いついたらどんどん行動しちゃうのが正解なのです。
最後に
さて、いかがでしたか?
本当はもっとたくさんシェアしたい情報があるのですが、長くなりすぎてしまうので今回はこのへんにしておきます。
どこかで聞いたようなありふれた話ばかりだったかも知れませんが、これが私が3年間の経験から得たリアルです。
本エントリーが、どこかの誰かのお役に立てることを祈りつつ、今回はこの辺で筆を置かせていただきます。
コメント
コメント一覧 (7件)
緊張な情報ありがとうございます。
僕はブログを最近始めたばっかりなので、貴重な情報だと思います!
ま、まあそんな緊張せずに。
はじめまして。オジさまと申します。
日々の期間工生活を2年程アメブロで書いていましたが、自己アフィリをしてみようと思い検索したらこちらへ。
わたくしのブログは、いわゆる日々の生活系で何も面白くない記事ですが・・・
こちらを参考に他サイトでようやく自己アフィリから始めました。
ドメイン取って独自サイトをしてみようかと考え中です。
ありがとうございます。
失礼します。
コメントありがとうございます!
お互い頑張って小金持ちになりましょう!
あけましておめでとうございます!
ブログを見よう見まねではじめて1ヶ月のものです。
看護師1年目の男ですが、Sanzzoさんのように素晴らしいブログを作りたいです!
モチベーションアップにつながる記事でしたので
感謝のあまりコメントしました!
こんにちは!
検索からきました^^
F1層の話、すごい納得です
本当にそうですよね。ありがとうございました。
白兎さん、コメントありがとうございます!
そう言っていただけて嬉しいです!
ターゲットによってぜんぜん収益性は違いますね♪