こんばんは。
夫婦二人分の確定申告が終わり、真っ白に燃え尽きてしまったサンツォ(@UNDERCOVER_ing)です。
毎年毎年2月中に終わらせようと思ってるのに、
結局いつも直前にほぼ徹夜で仕上げる…という夏休み最後の小学生みたいな自分に反省している今日この頃です。
さて話は変わりますが、
あなたは去年1年間にいったいどのくらいの会社が倒産し、どのくらいの会社員がリストラになったかを知っていますか?
(※執筆時点2016年当時のお話しです)
大企業のリストラが止まらない…!
東京商工リサーチ社の調査レポートによると、2015年に倒産した企業はなんと約8,800社。
その負債金額は21兆円超におよびます。
もちろん、倒産しているのは零細企業だけではありません。
最近ではむしろ中小企業の倒産は減り、大企業の倒産が増えているのです。
去年もたくさんの大企業が大規模な人員削減を実施しました。
たとえば…
2015年3月には、東証一部上場の日本たばこ産業株式会社(JT)が、1800人近くを人員削減しました。
5月にはシャープ(これも東証一部上場)が、全社員の13%にもあたる3,200名の人員削減をおこないました。
12月には巨額の粉飾決済にゆれた東芝(またまた東証一部上場)が7,800名のという大リストラを発表。
さらにあのソニー(もちろん東証一部上場)も2015年度末までに2100名のリストラをすると発表しています。
ソニーは1999年から2015年までになんと8万人(!?)もの従業員をリストラしているんですよね…。
ちなみに1999年といえば私が就職活動でソニーの面接に挑み、見事に砕け散った年でもあります。
もし私が入社していたら…絶対にその8万人のうちの1人に入っていたでしょう。
むしろ先陣をきってね。
もちろん大企業のリストラはこれだけではありません。
マクドナルド、ニッセン、アシックス、タカタ、旭化成、フォルクスワーゲン、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和損保…
数えあげればキリがないのです。
ちなみに損保ジャパン(株式会社損害保険ジャパン)という会社は、
数々の不祥事や保険金未払いなどの問題を抱えつつも無謀な経営を続け、2012年9月に希望退職者を募集、2013年9月に希望退職者を募集、
2014年2月に課長と室長のポストを3割削減、2014年3月に希望退職者を募集と度重なる人員削減(実質的なリストラ)を連発し、
2014年9月1日には日本興亜損害保険と合併して損害保険ジャパン日本興亜になってからも、2019年6月には2万6,000人いる全従業員の15%にあたる4,000人の人員削減を行うなど、
(※買収したワタミの介護事業に人材を回し、平均年収を250万円も下げる実質的な追い出し行為ですね。。)
まあ、最悪の労働搾取としてニュースになりましたね。
…と、話題がだいぶ逸れてしましましたが、
要するに、ほんの2~3年前までは飛ぶ鳥を落とす勢いだったあの会社が、
気がつけば大赤字で大量のリストラをしていた…
なんて話はもはや「あるある」なんですよね。
こうやって改めて見てみると、
世の中にはもはや定年まで安心して勤められる会社なんて存在しないのだ!という事がわかります。
会社に期待するのをやめた!
かくいう私なんぞは、就職運が人類史上最悪レベルに悪く、
新卒で入社したセブンイレブン会社を筆頭にどこに行ってもブラック企業…
いままでに勤めた会社で入社後に吸収合併されて上場廃止になること3回…
思い返せば、ひとつの会社にゆっくりと落ち着いて勤められたことなんて一度もありません。
会社の業績が良いときも悪いときも、いっつも不安でした。
死ぬほど働いて業績を300%に伸ばし、次期取締役の内定を受けたこともありましたが
急なTOBで役員がみんな飛んでしまい、あっさりと話が流れてしまったこともあります。
そんなこんなで色々ジタバタと会社員を続けてきた結果、私はもう会社に希望をもつのをやめたんですよね。
「もうアンタ(会社)になんて頼らないんだから!自分一人の力で生きていくんだから!」…と。
定年までに3,000万円の貯金が必要!
ちょっと私の話は置いておいて…将来のことを考えてみましょう。
わたしたちの老後には一体いくらお金がかかるでしょうか?
所説ありますが、定年までにはだいたい3,000万円くらいの貯金が必要だと言われています。
なんで3,000万円なのかというと…下記の計算を見ていただければと思います。
【収入】
・60歳~65歳までは収入0円
・65歳から夫婦で手取り18万円の年金収入(固め予測)
・現時点の男性の平均年齢80+5年生きるとすると…
・収入合計=18万円×12か月×20年間=4,300万円
【支出】
・生活費=24万円/月(総務省の家計調査より)
・支出合計=24万円×12か月×25年=7,200万円
収入から支出を差し引くとマイナス2,900万円ですから…
つまり定年までに3,000万円の貯蓄が必要なのですね。
実際には85歳で死なずにもっと長生きすることだってありますし、
マイホームの修繕費(10年ごとに100~200万円)もかかります。
賃貸の方は家賃や更新料がかかり続けますよね。
あとは医療費、葬儀代、趣味やレジャーなどのお金、
人によっては高齢者向け施設に入る方もいることでしょう。
そうなると、必要なお金は5,000万円を超えてしまうかも知れません…。
あなたは会社からもらう給料だけで、この巨額な貯金を作ることができますか?
副業をしないことの方が、もはやリスクなのだ!
繰り返しになりますが、こんな世知辛い世の中ですから、
安定した大企業の社員だっていつ倒産やリストラになるか分かりません。
リストラまでいかなくとも、給与の削減・ボーナスカット・退職金の減額…の可能性だって十分にあり得ますよね。
または病気で働けなくなるかも知れませんし、ストレスでうつ病になってしまうかも知れません。
そうなったら収入はゼロになり、3,000万円の貯金どころか毎日の 生活さえ危うくなってしまいますよね。
会社からもらう給料だけに依存して生きていくなんて…
もはや、そんなリスキーな方法で生きていく時代ではないのです。
つまり現代人にとって、
「収入源を増やすことは必要不可欠である!」
「副業をしないことの方がもはやリスクである!」
と言えるでしょう。
副業(攻め) × 貯金術(守り)の両輪が大切!
ところで、あなたは貯金を増やすための方程式を知っていますか?
貯金 = 収入 - 支出
当たり前じゃんって思いますか?
しかし実際にはこれを実践できている人ってほとんどいません。
この方程式はつまり、
貯金を増やすためには「収入を増やす」「支出を減らす」の2通りの方法があることを示しています。
しかしほとんどの人は、お金を貯めよう!貯金を増やそう!という時には
「節約して支出を減らす」ことばかりを考えて、収入を増やすことには目がいかないんですよね。
大切なのは「副業(攻め) × 貯金術(守り)」の両輪を、同時に動かすことです。
誰もがうらやむ高収入を得ている人でも、実は借金まみれで貯金がゼロ…なんて人は意外と多いもの。
逆に節約や家計管理に優れていても、収入が少なくてはなかなかお金が貯まっていきません。
「お金を稼ぐ力」と「お金をコントロールする力」の両方を手にして、
ハイブリッド会社員、ハイブリッドサラリーマンを目指すべきなのですね。
もしこれから副業を始めたいと考えているならば
下記におすすめの副業をランキング形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
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