ホームページ作成ツールは、ホームページを自作するのに必要不可欠なツール。
最近は、無料で利用できるツールが数多く現れ、誰でも気軽にホームページを作れるようになりました。
しかし、ホームページを作成しようと思っている人の中には、どれを選ぶべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。
無料ホームページ作成ツールはいっぱいあるけど、どれを選べばいいの?
11ツールの特徴を、選び方と合わせて解説するね
本記事では、無料ホームページ作成ツールのおすすめを紹介します。
- 無料ホームページ作成ツールのおすすめ11選
- 無料ホームページ作成ツールを選ぶポイント
ツール選びのポイントもくわしく解説するので、低コストでホームページを作りたい人はぜひ参考にしてください。
無料ホームページ作成ツールのおすすめ11選
代表的な無料ホームページ作成ツールを11社ピックアップし、それぞれを比較してみましょう。
各ツールのスペックや機能性の違いは、下記の表のとおりです。
無料ホームページ作成ツール | SEO対策 | 独自ドメイン利用 | データ容量 | 無料ページ公開数 | 広告非表示 | レスポンシブ デザイン |
---|---|---|---|---|---|---|
WordPress | ◎ | org:〇 com:有料プランのみ | org:無制限 com:1GB | 無制限 | org:〇 com:有料プランのみ | 〇 |
Wix | ○ | 有料プランのみ | 500MB | 100ページ | 有料プランのみ | 〇 |
STUDIO | 〇 | 有料プランのみ | 明記なし | 5ページ | 〇 | 〇 |
BiNDup | 〇 | 有料プランのみ | 1GB | 無制限 | × | 〇 |
Jimdo | 有料プランのみ | 有料プランのみ | 500MB | 5ページ | 有料プランのみ | 〇 |
ペライチ | 〇 | 有料プランのみ | 無制限 | 1ページ | 有料プランのみ | 〇 |
Goope | 〇 | 有料プランのみ | 500MB | 3ページ | 有料プランのみ | 〇 |
Ameba Ownd | 〇 | 有料プランのみ | 500MB | 3ページ | 有料プランのみ | 〇 |
Googleサイト | 〇 | 〇 | 100MB~無制限 | 無制限 (2,000ページ以下推奨) | 〇 | 〇 |
Weebly | 〇 | 有料プランのみ | 10MB | 無制限 | 〇 | 〇 |
BASE | 〇 | 〇 | 無制限 | 無制限 (同時公開は15ページまで) | 〇 | 〇 |
WordPress(ワードプレス)
画像引用:ブログから大規模サイトまで作れる CMS | WordPress.org 日本語
運営会社 | Automattic(アメリカ) |
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SEO対策 | 可能(SEOに強い) |
独自ドメイン | WordPress.org:利用可能 WordPress.com:有料プランのみ ※外部のドメイン管理会社で取得する必要あり |
無料版データ容量 | WordPress.org:無制限 WordPress.com:1GB |
無料ページ公開数 | 無制限 |
広告非表示 | WordPress.org:広告なし WordPress.com:有料プランのみ |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | WordPress.org:サポートサイト・サポートフォーラム WordPress.com:チュートリアル・コミュニティフォーラム・ライブチャットサポート |
公式サイト | WordPress.org:https://ja.wordpress.org/ WordPress.com:https://wordpress.com/ja/ |
WordPress(ワードプレス)は、世界トップシェアのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)で、世界中のWebサイトの約4割に利用されています。※参考:WordPress の使用統計と市場シェア、2024 年 10 月
ツール自体は無料でダウンロードできます(別途、サーバーや独自ドメインが必要)。
操作が難しいと思われがちですが、テーマ(デザインテンプレート)やプラグイン(追加機能)を導入することで、初心者でも自由に簡単にホームページを作れます。
HTML・CSSの知識がなくても大丈夫
初心者でも簡単なのね
なお、WordPressにはWordPress.orgとWordPress.comの2種類があり、下記のような違いがあります。
WordPress.org | WordPress.com (無料プランの場合) | |
---|---|---|
プラグイン | 使える | 使えるものが少ない |
テーマ | 自由に選べる | 使えるものが少ない |
広告 | 自由に貼れる | 設置不可 |
SEO | 強い | 弱い |
独自ドメイン | 使える ※外部サービスで契約・取得する必要あり | 使えない ※サービス側が提供するサブドメインを利用 |
レンタルサーバー | 必要 | 不要 |
2種類のWordPressのうち、当サイト「マクサン」が強くおすすめするのはWordPress.org。
レンタルサーバーや独自ドメインを別途契約する必要がありますが、SEOに強く、テーマ・プラグインにも制限がないうえ、広告も貼れるからです。
特にSEO面においては、構造自体が最適な作りになっており、カスタマイズ性が高いメリットもあります。
WordPress.orgはそもそもSEOに強いし、SEO対策も導入しやすい
つまり集客や収益化にも有利だってことだね
一方、WordPress.comのは機能や収益化に制限が多く、ホームページ作成には向いていません。
特別な理由がない限り、WordPressを使うなら『WordPress.org』一択と考えていいでしょう。
WordPressの始め方は、下記の記事を参考にしてください。
Wix(ウィックス)
画像引用:無料ホームページ作成 | ホームページの作り方 | Wix.com
運営会社 | Wix.com Ltd.(イスラエル) |
---|---|
SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 有料プランのみ |
無料版データ容量 | 500MB |
無料ページ公開数 | 100ページ |
広告非表示 | 有料プランのみ |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | 電話・メール・チャット |
公式サイト | https://ja.wix.com/ |
Wix(ウィックス)は、190以上の国で2.5億人以上のユーザーに利用されているホームページ作成ツール。
テンプレートや機能が豊富で、初心者でも簡単にホームページを作成できます。
Wixでは下記2種類の方法でホームページを作成できます。
- Wix エディタ
- AIサイトビルダー
Wixエディタでは、600種類以上あるテンプレートから自分のビジネスに合ったものを選び、ドラッグ&ドロップで編集するだけでホームページが作れます。
AIサイトビルダーは、質問に答えるだけでAIがレイアウトや画像、テキストなどを組み合わせてくれる、2024年5月から始まった新システムです。
今はAIでホームページを作れちゃうんだね
ただし、無料プランは独自ドメインは利用不可で、ネットショップや予約受付、オンライン決済などの機能も使えません。
また、ホームページ内に「Wix」のロゴが強制表示されるデメリットもあります。
それでもデータ容量は500MBと無料ツールのなかでは比較的大きく、基本的な機能もひととおり備わっているので、シンプルなホームページを作りたい人は利用を検討してもいいでしょう。
直感的な操作で自由にデザインできる点は大きな魅力
STUDIO(スタジオ)
運営会社 | STUDIO株式会社 |
---|---|
SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 有料プランのみ |
無料版データ容量 | 明記なし |
無料ページ公開数 | 5ページ |
広告非表示 | 広告なし |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | チャット・コミュニティサポート・テクニカルサポート |
公式サイト | https://studio.design/ja |
STUDIO(スタジオ)は、デザイン性の高いホームページが作れることで評判のツール。
公開サイト数は10万件以上あり、以下のような企業・法人・サービスでも導入されています。
- 株式会社電通
- BASE株式会社
- 国立大学法人北海道大学
- 株式会社サイバーエージェント
- メルカリShops
- 株式会社ディー・エヌ・エー
- パシフィコ横浜
- 学校法人北里研究所
- 株式会社GameWith
など
有名企業のホームページにも使われているんだね!
「操作がやや難しい」という声もありますが、HTML・CSSの知識がない人も、テンプレートに縛られずデザインにこだわったホームページが作れます。
デザインに時間をかけず手軽にホームページを作成したい人は、プロが作ったテンプレートも利用可能。
SEO対策システムも充実しており、サイトマップ生成やタグ設定なども簡単におこなえます。
最適化ツール・解析ツールとも連携できるよ!
無料プランでは独自ドメインが利用できないうえ、公開できる記事数は5ページまでで閲覧も月間10,000PVまでと制限があるため、小規模ホームページをおしゃれに作りたい人向けといえるでしょう。
BiNDup(バインドアップ)
運営会社 | 株式会社ウェブライフ |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 有料プラン(基本コース・ビジネスコース)のみ |
無料版データ容量 | 1GB |
無料ページ公開数 | 無制限 |
広告非表示 | 非対応 |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | サポートサイト・メール |
公式サイト | https://bindup.jp/ |
BiNDup(バインドアップ)は、200,000社以上で導入されているノーコードCMSです。
デザイン性・カスタマイズ性の高さが特徴で、自動生成機能のAiD Generatorや400種類以上のテンプレートを活用することで、プロ顔負けの洗練されたデザインのホームページを手軽に作成可能。
また、SEOアシスタント機能を使うと、初心者も簡単にSEO対策ができます。
デザインもSEO対策も簡単なのはうれしいね
ただし、エントリーコースを完全無料で利用できるのは1年目までで、2年目以降は月528円かかります。
そのため、BiNDupを永久無料で利用することはできません。
さらに、エントリーコースで作ったホームページは常時SSL非対応のため、Googleで「保護されていない通信」と表示されてしまいます。
信頼性を考えるとこれはデメリットだね……
常時SSL化でセキュリティ面を強化しよう
セキュリティ面が心配な人は、有料プランか他社ツールを検討するのがいいかもしれません。
Jimdo(ジンドゥー)
画像引用:ジンドゥー|簡単・無料ホームページ作成ツール|KDDIグループ
運営会社 | Jimdo GmbH(ドイツ) ※日本語版協業パートナーはKDDIウェブコミュニケーションズ |
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SEO対策 | 有料プランのみ |
独自ドメイン | 有料プランのみ |
無料版データ容量 | 500MB |
無料ページ公開数 | 5ページ |
広告非表示 | 有料プランのみ |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | サポートサイト・メール・JimdoCafe |
公式サイト | https://www.jimdo.com/jp/ |
Jimdo(ジンドゥー)は、ドイツのJimdo GmbH社が運営するホームページ作成ツール。
日本では、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが共同パートナーとして運営しており、日本語にも対応しています。
Jimdoでは、以下2種類のモードから選んでホームページを作成可能です。
- AIビルダー
- クリエイター
AIビルダーは、いくつかの質問に回答するだけでホームページを自動生成できるモード。
クリエイターは自分で1から作りたい人向けで、ドラッグ&ドロップやコーディングで自分好みのホームページが作れます。
途中変更できないから気をつけて!
しかし、Jimdoの無料プランではSEO対策がほとんどできないのがデメリット。
SEO対策の設定をおこなおうとすると、有料プラン契約が必須です。
また無料プランは広告が強制表示され、独自ドメインや解析ツール(GA4)も使えないため、特にビジネスで利用する場合はできることが限られてしまうでしょう。
ペライチ
画像引用:ペライチ|無料から使える簡単ホームページ作成ツール
運営会社 | 株式会社ペライチ |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 有料プランのみ |
無料版データ容量 | 無制限 |
無料ページ公開数 | 1ページ |
広告非表示 | 有料プランのみ |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | 個別無料相談会(Zoom)・ページ公開サポート(Zoom)・ペライチ基礎セミナー お問い合わせフォーム |
公式サイト | https://peraichi.com/ |
ペライチは、1ページのみのシンプルなホームページを無料で作成できるツール。
専門知識は必要なく「デザインを選ぶ ⇒ 内容を作る ⇒ 公開する」のたった3ステップでホームページを作成できます。
サポート体制も充実し、個別無料相談会や基礎セミナーが定期的に開催されているため、初心者も安心して利用できます。
無料プランでもサポートが手厚いのね
SEO対策も簡単で、かんたんSEO対策機能を活用することで、最低限やるべきことができているかを自動でチェック可能です。
しかし、無料プランは使える機能が限定的。
決済機能は使えますが、予約機能やお問い合わせフォーム、SNS連携などは有料プランでないと使えません。
広告が強制表示される点も要注意!
複数ページのホームページを作りたい人には不向きですが、ランディングページ(LP)など1ページだけのサイトを作りたい人におすすめです。
Goope(グーペ)
画像引用:ホームページ作成・ホームページ制作サービス「グーペ」
運営会社 | GMOペパボ株式会社 |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 有料プラン(ライト・スタンダード)のみ |
無料版データ容量 | 500MB※ |
無料ページ公開数 | 3ページ※ |
広告非表示 | 有料プランのみ |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | よくある質問・マニュアル・お役立ち記事(グーペノート)・YouTubeチャンネル チャットサポート・メール・電話サポート |
公式サイト | https://goope.jp/ |
※商工会会員向けフリープランの場合
Goope(グーペ)は、GMOペパボが経営者向けに運営するホームページ制作ツール。
ユーザーの9割が従業員数5名以下の小規模事業者です。
HTML・CSSの知識は不要で、テンプレートを選択・調整するだけで簡単にホームページが作れます。
テンプレートは種類が少ないけど、業種に合わせて最適化されているよ
しかし、Goopeには無料プランがありません。
最初の15日間は無料で試せますが、通常は16日目以降、利用料金が発生します。
継続運営するには課金が必須ってことね……
ただし全国商工会連合会の商工会会員には、Goopeを永年無料で利用できる商工会会員向けフリープランがあり、専用のフォームから申し込めば利用可能です。
3ページまでしか公開できないなど機能は限定的ですが、シンプルなホームページを完全無料で運営したい商工会会員は、選択肢の1つとして検討してもいいかもしれません。
Ameba Ownd(アメーバオウンド)
画像引用:無料でホームページやブログを作ろう – Ameba Ownd
運営会社 | 株式会社サイバーエージェント |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 有料プランのみ |
無料版データ容量 | 500MB |
無料ページ公開数 | 3ページ |
広告非表示 | 有料プランのみ |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | ヘルプページ・お問い合わせフォーム(メール) |
公式サイト | https://www.amebaownd.com/ |
Ameba Ownd(アメーバオウンド)は、アメブロでおなじみの株式会社サイバーエージェントが運営するホームページ作成ツール。
アメブロ(無料ブログサービス)と比べると操作が難しく見えますが、HTMLやCSSの知識は必要なく、初心者でも手軽にホームページを作ることができます。
ブログやネットショップなど、幅広い用途で使用できるのが特徴で、XやInstagramなどのSNSとの連携も可能です。
SNSに貼った写真をホームページ上でシェアできるよ
ただし、無料プランはもともと有料プランと比べて機能が制限されていましたが、2024年4月15日から仕様が改悪されました。
公開できる記事は3ページまで(以前は10ページまで)、画像ストレージは500MBまで(以前は1GBまで)に縮小されたうえ、それまで使えていた独自ドメインも使用不可になっています。
また、サポート体制も2023年3月20日から変更され、Ameba Owndの公式ブログでも下記のように発表されています。
Owndのご利用方法、カスタマイズなどサイト作成に関するご質問については
ヘルプページ等のご案内やご自身でお調べいただきたい旨のご案内をさせていただきます。
また、特定のご利用環境が原因と考えられる不具合については、
弊社の対応を見送らせていただく可能性が高くなるため、
あらかじめご了承をいただきますようお願いいたします。
引用:Owndサポート対応の見直しについて|Ameba Ownd ブログ
サービスやサポート体制も縮小されているのね……
さらにデザインテンプレートはおしゃれで種類も豊富ですが、カスタマイズの自由度が低く、オリジナリティを出しづらいデメリットもあります。
コンテンツを充実させながらオリジナリティあるホームページを長く運用したい人は、有料プランか他社ツールを検討したほうがいいかもしれません。
Googleサイト
画像引用:Googleサイト
運営会社 | Google LLC(アメリカ) |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 利用可能 (Google Workspaceか外部ドメイン会社で取得) |
ストレージ | 個人のGoogleアカウントの場合:100 MB Google Workspaceと G Suiteの場合:無制限 |
無料版データ容量 | 無制限 (パフォーマンス維持のため2,000ページ以下を推奨) |
広告非表示 | 広告なし |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | 動画(YouTube)・ラーニングセンターのチュートリアル・Googleサイトヘルプセンター |
公式サイト | https://sites.google.com/ |
Googleサイトは、Googleが提供する無料ホームページ作成ツール。
Googleアカウントさえあれば誰でも利用でき、直感的な操作で簡易的なホームページを作れます。
共同編集機能があるのが特徴で、複数人のチームでホームページ作成・運営したい人にもおすすめです。
従業員・職員向けサイトやイベントの案内ページにも使えるよ!
GoogleマップやGoogleカレンダー、Googleフォームなど他のGoogleサービスとも連携でき、埋め込みも簡単におこなえます。
また、ドメインはデフォルトではサブドメインになりますが、別途Google Workspaceか外部会社で取得すれば独自ドメインも利用可能。
テンプレートが少なくカスタマイズ性も低いデメリットはあるものの、無料にしては機能が充実しており、シンプルなホームページを短時間で作りたい人におすすめのツールです。
Weebly(ウィーブリー)
画像引用:無料ウェブサイトビルダー:無料のウェブサイトやオンラインストアを作成する | Weebly
運営会社 | Weebly(アメリカ) |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 有料プランのみ |
無料版データ容量 | 10MB |
無料ページ公開数 | 無制限 |
広告非表示 | 広告なし |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | マニュアル・ヘルプページ・コンタクトフォーム(英語のみ) |
公式サイト | https://www.weebly.com/ |
Weebly(ウィーブリー)は、アメリカで2006年に誕生したホームページ作成ツール。
日本ではマイナーですが、現在世界中の5,000万以上のサイトで利用されています。
美しいデザインのテンプレートが豊富に用意され、直感的な操作で、洗練された外観のホームページを作れるのが魅力です。
おしゃれなホームページを簡単に作れるのはうれしいね!
また、スマートフォン用のアプリもあるため、外出先でも手軽にホームページを編集・管理できます。
ただし、Weeblyのサービスそのものは日本語化されているものの、マニュアルやサポートは英語しかありません。
英語が苦手な人が使う場合、トラブルや不明点が発生した際に自分で調べて解決する必要があります。
日本語サポートをしている業者もあるけど、有料だよ……
さらに無料ページ公開数は無制限ですが、データ容量が10MBとかなり小さいため、ページ数が少ないホームページ向けといえるでしょう。
BASE(ベイス)
画像引用:BASE (ベイス) -無料で簡単なネットショップ作成サービス
運営会社 | BASE株式会社 |
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SEO対策 | 対応 |
独自ドメイン | 外部ドメイン管理会社で取得可能 |
無料版データ容量 | 無制限 |
無料ページ公開数 | 無制限(同時公開15ページまで) |
広告非表示 | 広告なし |
レスポンシブデザイン | 対応 |
サポート体制 | お問い合わせフォーム |
公式サイト | https://thebase.com/ |
BASE(ベイス)は、初心者でも簡単にネットショップを開設できるホームページ作成ツール。
集客や販売、マーケティング、顧客管理などネットショップ運営に必要な幅広い機能がそろっています。
料金プランは2種類あり、初期費用・月額費用が無料のスタンダードプランは、商品が売れた際に決済手数料とサービス利用料が発生するシステムです。
実質無料だけど、有料プラン(グロースプラン)と使える機能に差はないよ!
他社みたいに、無料だからといって機能制限がないのね!
さらに、BASEはデザインのカスタマイズが簡単な点も魅力。
無料のオフィシャルテーマで土台となるテーマを選び、感覚的な操作でパーツを組み合わせることでオリジナリティのあるショップデザインが作れます。
これからおしゃれなネットショップを低コストで開設したいと考えているのであれば、BASEの利用を検討してみるといいでしょう。
無料ホームページ作成ツールを選ぶポイント
無料ホームページ作成ツールを選ぶ際は、下記5つのポイントを意識しましょう。
SEO対策ができるか
無料ホームページ作成ツール選びでは、SEO対策ができるかどうかのチェックが重要です。
一般的に、Webサイトのアクセスは80~90%が検索経由といわれています。
そのため、1人でも多くの人にホームページを見てもらいたいのであれば、SEO対策は必須です。
無料でホームページを作っても、誰も訪問しなきゃ意味はないもんね
具体的には、下記のポイントを確認してホームページ作成ツールを選びましょう。
- SEO関連の設定・カスタマイズの自由度が高いか
- Googleが推奨するHTML記述になっているか
- 表示速度は速いか
- サーチコンソールなどの解析ツールと連携しやすいか
ホームページでおこなうべきSEO対策の基本は、下記の記事でくわしく解説しています。
目的に合ったホームページが作れるか
無料ホームページ作成ツールを選ぶ際は、自分の目的に合ったホームページが作れるかどうかも確認しましょう。
一言で「ホームページを作る」といっても、目的は下記のようにさまざまです。
- 自分の会社・お店を紹介したい
- 商品・サービスを売りたい
- 新しい人材を採用したい
- 情報発信をしたい
本記事で紹介している無料ホームページ作成ツールには、それぞれ異なる特徴があります。
たとえば、BASEなどネットショップに特化したツールは商品を売りたい人に向いていますが、会社のサービスをホームページで紹介したい人には不向きです。
各ツールの特徴をよく確認し、目的に合ったものを選びましょう。
ホームページ開設後に後悔しないためにも、必ずチェックしよう
機能がどこまで充実しているか
無料ホームページ作成ツール選びでは、機能の充実度も確認しましょう。
一般的にホームページ作成ツールの無料プランは、有料プランと比べ、使える機能が制限されています。
無料でどこまでの機能が使えるのかを確認したうえで利用しましょう。
使いたい機能が有料プランでしか使えないこともあるからね……
なお、低コストで幅広い機能を使いながらホームページを運営したいのであれば、断トツでWordPressがおすすめ。
レンタルサーバー契約・独自ドメイン取得に費用がかかりますが、プラグインを導入することで無料(一部有料あり)で機能を拡張し、使いやすくすることが可能です。
レンタルサーバーを契約したら、独自ドメインは実質無料になる場合が多いよ!
WordPressのプラグインについては、下記の記事も参考にしてください。
レスポンシブ対応か
無料ホームページ作成ツールは、レスポンシブ対応のものを選びましょう。
最近は、パソコンよりもスマホからホームページにアクセスするユーザーのほうが多い傾向にあります。
ホームページがレスポンシブデザインに対応していないと、スマホで見たときに文字が小さかったりコンテンツが画面に収まらなかったりするため、非常に見づらいです。
そうしたホームページは、読者にすぐ離脱されちゃうよ
確かに私もスマホでしかネットみないな……
読者の離脱を防ぐためにも、レスポンシブ対応のホームページ作成ツールを選ぶことが重要です。
独自ドメインが利用できるか
独自ドメインが取得できるかどうかも、無料ホームページ作成ツール選びにおける重要なポイントです。
独自ドメインを取得してホームページを運営すると、検索エンジンからの評価が高くなり、検索順位も上がりやすくなります。
また、独自ドメインは持ち運びが可能なため、サーバーやプラットフォームを変更しても使い続けることができます。
独自ドメインはSEOに有利だよ
無料ホームページ作成ツールでは、独自ドメインを設定できず、共有ドメインしか使えないことがほとんど。
特に会社や個人事業主のホームページの場合、ドメインが会社名(屋号)やサービス名に関連していないと、ユーザーからの信頼性が低下する可能性があります。
ユーザーからの信頼性を高めたいのであれば、独自ドメインを利用できる無料ホームページ作成ツールを選びましょう。
独自ドメインの基本知識や取得のメリットは、下記の記事も参考にしてください。
無料ホームページ作成ツールに関するよくある質問
無料ホームページ作成ツールに関するよくある質問に回答します。
スマホで使える無料ホームページ作成ツールはある?
スマホで使える無料ホームページ作成ツールは、下記のとおりです。
- WordPress
- Wix
- Jimdo
- ペライチ
- Goope
- Ameba Ownd
- Weebly
- BASE
なお、WordPressをスマホだけで始める方法は、下記の記事でくわしく解説しています。
個人サイトを無料で作るならどこがおすすめ?
個人サイトを無料で作りたい場合におすすめのホームページ作成ツールを目的別にまとめると、下記のとおりです。
- おしゃれなデザインのサイトを作りたい…STUDIO、Weebly
- 手軽に自分のショップを開設したい…BASE
- 1ページだけのサイトを手っ取り早く作りたい…ペライチ
- 自由にカスタマイズしながらサイトを育てたい…WordPress
ただし、ホームページ作成ツールは、無料で利用しようとすると有料プランと比べて制限が多いことがほとんど。
なるべくコストをかけず、幅広い機能を使って個人サイトを充実させたいのであれば、制限が少ないWordPressを選ぶのがおすすめです。
他の無料ツールとくらべて操作が難しいと思われがちですが、初心者でも手軽に自分好みのサイトを作成できます。
WordPress運営のコツは「マクサン」でくわしく解説しているよ!
はじめてサイトを作る人も参考にしてね!
無料ホームページ作成ツールのおすすめ まとめ
本記事では、無料ホームページ作成ツールのおすすめや選び方のポイントをまとめました。
おすすめの無料ホームページ作成ツールは下記のとおりです。
無料ホームページ作成ツール | SEO対策 | 独自ドメイン利用 | データ容量 | 無料ページ公開数 | 広告非表示 | レスポンシブ デザイン |
---|---|---|---|---|---|---|
WordPress | ◎ | org:〇 com:有料プランのみ | org:無制限 com:1GB | 無制限 | org:〇 com:有料プランのみ | 〇 |
Wix | ○ | 有料プランのみ | 500MB | 100ページ | 有料プランのみ | 〇 |
STUDIO | 〇 | 有料プランのみ | 明記なし | 5ページ | 〇 | 〇 |
BiNDup | 〇 | 有料プランのみ | 1GB | 無制限 | × | 〇 |
Jimdo | 有料プランのみ | 有料プランのみ | 500MB | 5ページ | 有料プランのみ | 〇 |
ペライチ | 〇 | 有料プランのみ | 無制限 | 1ページ | 有料プランのみ | 〇 |
Goope | 〇 | 有料プランのみ | 500MB | 3ページ | 有料プランのみ | 〇 |
Ameba Ownd | 〇 | 有料プランのみ | 500MB | 3ページ | 有料プランのみ | 〇 |
Googleサイト | 〇 | 〇 | 100MB~無制限 | 無制限 (2,000ページ以下推奨) | 〇 | 〇 |
Weebly | 〇 | 有料プランのみ | 10MB | 無制限 | 〇 | 〇 |
BASE | 〇 | 〇 | 無制限 | 無制限 (同時公開は15ページまで) | 〇 | 〇 |
また、無料ホームページ作成ツールは、下記5つのポイントを意識して選びましょう。
ただし、多くの無料ツールが使える機能に制限があるため、幅広い機能を使いながらホームページを運営したい場合はWordPressがおすすめです。
サービス案内・ネットショップ・情報発信などあらゆる目的で自由に運営できるため、迷ったらWordPressを選ぶのがいいでしょう。
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