ブログにとってもっとも大切な要素の一つ、記事タイトル。
記事タイトルはなぜそんなに重要なのでしょうか?
それは、ブログを訪れた人やネット検索した人がいちばん最初に目にするものが「記事タイトル」だからです。
ブログの本文(記事の内容)ももちろん大切なのですが、本文を読んでもらうためにはまず記事タイトルに目をとめてもらわなくてはなりません。
その記事を読んでくれるかどうかは記事タイトル次第と言っても過言ではないんですよね。
記事タイトルがダメだと、中身を開いてさえくれないのだ!
ほとんどの人は記事タイトルを見て読むか読まないかを決めるからね!
今回は思わず読みたくなるようなブログの記事タイトルを作る13個のテクニックを
具体的な事例を紹介しつつ解説したいと思います。
記事タイトルに「具体的な数字」を入れる!
人間はより具体的にイメージができるものに興味を惹かれます。
例えば…
- A「すごく痩せるダイエット方法を教えます!」
- B「7日間で5kg痩せるための秘策とは?」
この2つの記事タイトルは同じことを言おうとしてますが、より印象に残るのはB案だと思います。
このように記事タイトルに具体的な数字を入れることで、より頭の中でイメージしやすくなり興味をひくことができるのです。
この他にも数字を使った表現として、下記のような記事タイトルが考えられます。
- 「~が改善する8つのテクニック」
- 「~ができるたった1つの方法」
- 「たった1年で200万円を貯金した驚きの方法とは?」
記事タイトルは「難易度・レベル」が分かるように!
読者に対して「これはオレのことだな」「私のレベルに合っているな」と思わせるような記事タイトルにするのも効果的なテクニックです。
不特定多数に向けられたメッセージよりも、特定の誰か(自分)に向けられたメッセージのほうが目にとまりますよね。
例えば…
- 「~初心者のための~」
- 「初心者必見!~」
- 「~入門編」「~応用編」
- 「~の基礎知識」
- 「~を始めて1年以内の人に読んで欲しい~」
多くの場合、初心者向けに「私のような初心者にも分かるんだ!」と思ってもらうために使う場合が多いですね。
記事タイトルは「ターゲット・目的」を明確に!
その記事が誰をターゲットにしているのか?
その記事を読むことでどんな目的や問題が解決できるのか?
この2点を記事タイトルの中で明確に伝えることも重要です。
例えば…
- 「ブログ初心者のあなた!アクセス200%増の秘策を教えます」
- 「35歳・未経験でも憧れクリエイティブ業界に転職する方法」
- 「朝が苦手なひと必見!毎朝スッキリ早起きする裏ワザ」
まんべんなく数多くの人をターゲットにするよりも、ターゲットや目的を絞りそれらを明確に打ち出すことで、より印象強く訴求できるようになります。
専門用語ではこれを「カクテルパーティー効果」と呼びます。
周囲がザワザワと騒がしい立食パーティの場であっても、自分の名前が呼ばれたら意外とすぐに気づきますよね。
このように、様々な情報や広告が溢れかえっているネットでは、
まずは「あ、これ私のことだ!」「私が探してた情報はこれかも!」と気づいてもらえる事がもっとも重要なのです。
記事タイトルには「倒置法」を使う!
倒置法で書くと、普通に書くよりも結論が前にくるようになります。
検索ユーザーは検索結果を流し読みします。しっかり最後まで読むことはありません。
なので、結論などの重要なメッセージを記事タイトルの前半に置くほうがユーザーの目に止まりやすくなんですよね。
また、倒置法にしたほうが文字数を省略できることが多いのもメリットです。
例えば…
×「とても簡単に短時間で頭痛を治す方法とは?」
○「頭痛が消える!一瞬で治す驚きの方法とは?」
後者のほうがパッと頭の中に入ってきますよね?
記事タイトルに「キラーワード」を入れる!
誰もが気になってしまう、目を留めてしまうような
「キラーワード」「キラーフレーズ」を記事タイトルに含めるというのも定番の手法です。
例えば…
- 「知らなきゃマズい~」
- 「読まないと損する~」
- 「絶対に知っておくべき~」
- 「~に要注意!」
- 「流行の~」「話題の~」
- 「定番!」「人気ランキング」
- 「無料!」「激安!」
- 「半額!」「○%OFF!」
- 「徹底比較!」「~を比べてみた」
まだまだキラーワード・キラーフレーズはいっぱい存在するので、ふだんから自分が気になる文言をメモっておくようにすると良いでしょう。
また、記事タイトルでハードルを上げすぎたり、クリックさせることだけを目的に嘘や大げさな表現を盛り込みすぎてもダメです。
記事タイトルに見合った記事内容でないと、結局読者は離れてしまうからです。
記事タイトルでは「消化不良」にさせる!
あまりに完璧に要約しすぎて、記事タイトルだけで目的が達成されてしまっては、その先の本文を読んでもらえませんよね。
ちょっとレベルの高いテクニックにはなりますが、
あえて結論を隠すことにより「気になるからもうちょっと先まで読みたいな…」と思わせるような記事タイトルを作るという方法もあります。
(※行動心理学ではこれを「カリギュラ効果」といいます)
分かりやすい例だと…
- A「驚愕!バナナを食べ続けたら10kg痩せた!」
- B「1週間で10kg減!食べるだけで痩せるあの食材とは…?」
- C「バナナを1週間食べ続けたら何kg痩せる?驚きの実験結果は…」
もちろん人によって感じる印象はさまざまですが、
B案C案の方が「え、なになに?その先が知りたい!」と思う人が多いのではないでしょうか。
記事タイトルには【隅付きカッコ】を入れる!
【】←このカッコのことを「隅付きカッコ」というのですが、
この隅付きカッコを入れるだけで、クリック率が上がることがあります。
理由としては単純に目立つから。
記事タイトルの冒頭に入れてあげると、アイキャッチのような視覚的効果を期待できます。
× 肌がツルツルになる驚くべき大根の効果
○【お肌がツルツルに】驚くべき大根の効果
記事タイトルには「エモい表現」を入れる!
エモい(感情的、情緒的な)フレーズを入れるというのも効果的です。
感情的な表現はユーザーの心をひきつけ、強いインパクトを残します。
下記のように【】と組み合わせると効果抜群ですね。
- 【全俺が泣いた】僕が30年ぶりに○○を克服した話
- 【感涙】2020年に買って良かった○○TOP3
- 【マジ激怒】○○を買ったら△△だった件
なんかうさん臭い記事タイトルだな。
まああくまで例文だから大目にみてよ。。
記事タイトルに「逆説・ネガティブ」表現を入れる!
逆説的なフレーズ、ネガティブワードを入れることによってインパクトを強めるという方法もあります。
ついつい読んでみたくなり、クリックを誘う効果を期待できます。
ただしネガティブな表現はそれなりにリスクもあるので注意しましょう。
とくに特定の個人・商品・企業への批判(かつ事実と反する情報)を記載するのは絶対にやめましょう。
- 【絶対NG】○○するなら△△は買っちゃダメ!
- 食べれば食べるほど痩せる!?専門家も驚愕した○○
- 知ってる?仕事を頑張っても豊かにはなれない事実
記事タイトルは「35文字以内」に!
初心者は欲張ってついつい長い記事タイトルをつけてしまいがち(僕もですけど…)。
しかし記事タイトルは35文字以内に抑えるのがベストです。
なぜならGoogleやYahoo!などの検索エンジンに記事タイトルが表示された際に、
だいたい全角35文字前後までしか表示されないからです。
PCのGoogle検索結果では、タイトルの文字数が「30~35文字程度」
スマホのGoogle検索結果では、タイトルの文字数が「36~41文字程度」となります。
引用:SEOラボ
記事タイトルの大切な部分が隠れてしまっていては、ユーザーも素通りしてしまいます。
なので記事タイトルはなるべくシンプルに要約し、さらに「なんとなく気になるな…」と思わせるような味付けを加えられればベストです。
35文字以上書いちゃいけないってことじゃないよ。あくまで表示されない可能性があるってだけ。
記事タイトルは「デバイス・ブラウザ」を意識しよう!
デバイスとは「パソコン」「スマートフォン」「携帯電話(ガラケー)」などのツール・機器のことです。
ブラウザとは「IE インターネットエクスプローラー」「Googleクローム」「サファリ」などのような、インターネットを閲覧するアプリケーションのことです。
意外と見落としがちなのですが、さまざまなデバイス・ブラウザで自分のブログをチェックし、
読者には実際にどう見ていてるのかを確認することが大切です。
見にくく表示されてしまったり、変な位置で改行されてしまったり、文字数が最適じゃなかったりする場合は、
せっかく考え抜いた記事タイトルがもったいないですよね。
「検索されやすい」記事タイトルに!
せっかく書いた記事タイトルも、人の目に触れなければ意味がありません。
あなたのブログやサイトを既に知っている人なら良いですが、
アクセスをより増やすためには、検索結果の上位に表示されやすい記事タイトルを考えることも必要です。
つまり検索キーワードを意識してタイトルを考えることです。
「検索するならこういう単語・キーワードを使うだろうな…」と考えるのももちろん重要ですが、
より効果的なのはツールを使って検索ボリューム(そのキーワードがどのくらい検索されているか?)を調査することです。
まったく検索されていない単語を一生懸命につかってもアクセスは増えませんから、どんな単語を使うべきかを検索ボリュームを見つつ考えましょう。
検索ボリュームは下記のツールで調べることができます。僕はAhrefsを利用していますが、高額なのでおすすめしません。
無料で高機能なのが一番上の「UberSuggest」ですので、特にこだわりがなければ、これでいいと思います。
これらのツールを使って、使いたい単語(キーワード)の検索ボリュームや関連キーワードを調べれば、
みんな(インターネットユーザー)がどんな文言を使って検索しているのか?その単語の検索数が多いのか少ないのか?などを知ることができます。
キーワードの検索ボリュームについては、下記の記事にもくわしく解説しています。
記事タイトルを「最低10案」は考えよう!
冒頭にも書いたとおり、
あなたの書いた記事が読まれるかどうかは「記事タイトル」にかかっていると言っても過言ではありません。
なので最低10パターン(できれば20~30パターン)の記事タイトル案を考えたうえで、その中からもっともベストな記事タイトルに決めるようにしてください。
記事タイトルはそのくらい重要です。
- もっとシンプルに簡単に要約できないか?
- 同じ意味で違う表現に変えられないか?
- 前後を入れ替えたり単語を入れ替えてはどうか?
- 読んだ時の印象やインパクトはどうか?
- 読者視点で、読みたいタイトルになってるか?
…などの点を考慮するといいですよ!
※記事タイトルではなく、ブログタイトル(ブログ名)については、下記の記事をご参照ください。
※読みやすいブログのデザイン、記事の書き方については、下記の記事をご参照ください。
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