フォロワー数が1000人未満のX(旧Twitter)初心者を対象に
Twitterのフォロワー数を増やすための具体的なノウハウを解説します。
筆者が実際に、0から始めて3ヶ月間で1000人以上のフォロワーを獲得した(それなりに)再現性の高い方法を
戦略面・テクニック面の両軸で紹介していきます。
どうもみなさん、おはこんばにちは。
Googleに愛され、そしてGoogleに捨てられた男、Sanzzoです。
最近は脱SEOが流行ってますよね(?)
これだけSEOがややこしくなってくると「もうSEOなんてやってられるか!」って思っちゃうでしょう。
わかります。痛いほどわかります。
今日はそんな脱SEO(検索エンジンに頼らない集客方法)の圧倒的第一候補ともいえる、SNSのお話です。
そのなかでもTwitterに焦点を当ててお話したいと思います。
ちなみに私SanzzoのメインTwitterアカウントは「@UNDERCOVER_ing」(上図左)で
こちらは現在12,000名ほどのフォロワーさんがいらっしゃいます。
そのほかにも5,000人ほどのサブアカウント(非公開&放置)も持っていますが、
今回は最近立ち上げた「@vera_meshi」(上図右)というサブアカウントの例を中心にお話したいと思います。
こちらは2020年3月31日より新規でスタートし、同年6月下旬にフォロワー1000人を突破することができました。
メインアカウントからの宣伝をほとんど使うことなく、3ヶ月で1000人を超えられたので、
まあまあ頑張ったほうなんじゃないかと思います。
今回は「Twitter初心者がフォロワー1000人までにやるべきこと」をテーマに、
僕が実際になにを考え、なにを実践してきたかをまとめてみたいと思います。
本記事は動画でも解説しています!
世界観を統一する
Twitterは世界観が大切です。
あなたのキャラクター設定や、発言内容や、ビジュアル要素に統一感をもたせて
あなたが「どんな人なのか?」「何をする人なのか?」を明確にしましょう。
「雑多」な内容では攻略が難しい
なぜ世界観の統一が大切なのか?
それは単純に雑多な(日記的なつぶやきや、いろんなテーマをゴチャゴチャ投稿する)スタイルでは
フォロワーを増やすことが難しいからです。
もともとTwitterは「ラーメン食べてるなう!」みたいな日記的なつぶやきを発信する場から始まったSNSですが
今はそんなどうでもいい投稿には誰も反応してくれません。
あなたが芸能人や人気YouTuberやインフルセンサーでもない限り
日常的なつぶやきでたくさんのいいねをもらえることは難しいと考えてください。
何者でもないあなたになんて、誰も興味がないのです。
だから、あなたが何者であるのか?を明確にする必要が出てくるのです。
あなたが「何の人」なのかを明確にする
いまは何者でもないあなたに、どうやって興味を持ってもらうか?
それは、あなたが「どんな人なのか?」「何をする人なのか?」を明確にすることです。
- 名前にプラスして「肩書き」などをつける
- プロフィールに「何の人」なのかを書く
- 具体的な数字を入れイメージしやすくする
- アイコンやウォール画像に統一感を出す
- 発信内容(テーマ)に統一感を出す
「具体的にどんな風にするの?」と思った方のために、事例を後述しています。
特定の分野の「変態」になること
みんな、普通の人には興味ないんですよ。
見たいのは「変態」なのです。
ある特定の分野に特化した変態。
頭がおかしいくらい突き詰めていること。
寝食を忘れるくらい好きなこと。
自分が興味をもっている分野はもちろん
あまり興味のない分野であっても「変態」を見るのは楽しいのです。
TV番組「マツコの知らない世界」とかが面白いのも同じ理由です。
‥まあ、そんなに没頭できるものってみんながみんなあるものではないですが
少なくとも「井之頭公園なう!」みたいなゴミ投稿を連発するよりは
ある特定の分野にしぼった発信している人のほうが面白いですよね。
他のSNS・メディアとの統一性
他のSNSやメディア(Instagram、YouTube、TikTok、FaceBook、ブログ…)をやっている人は
そちらとも統一性を守りましょう。
名前、クリエイティブ(アイコンやウォール画像など)、プロフィールに大きな違いが出ないよう注意が必要です。
具体事例①筆者のアカウントの場合
ちなみに下記は筆者が運営するサブアカウントの1つです。
「ベランダ飯@365日キャンプ飯中!」という、キャンプ料理を毎日発信するアカウントです。
…こんな感じで世界観を統一し、ブランディングを考えています。
お手本となるロールモデルを決める
ロールモデルとは「この人のようになりたい」と目標にする存在のこと。
Twitterでいうと、お手本とするべき先輩アカウントを指します。
「お手本となるアカウント」はどれか?
攻略するべき分野が見つかったら、その分野でのキーマンを探しましょう。
- コミュニティの中心的な人物
- フォロワーが多い人物
- いいねやコメントなどの反応が多い人物
- 発信内容が素晴らしい・面白い人物
- 自分が「目指したい!」と思える人物
ちなみに僕が設定しているロールモデルは具体例にて後述しています。
ロールモデルをよく観察して参考にする
ロールモデルをよく観察して、次の点を分析してみましょう。
- どんな投稿がヒットしているか?
- 将来どんな方向を目指していそうか?
- どんな頻度、どんな時間帯に投稿しているか?
- フォロワーにはどんな人が多いのか?
- 反応(いいねやコメント)はどのくらいか?
ロールモデルは、先にその分野を開拓し成功をおさめている先輩アカウントですよね。
当然、あなたがよりもたくさんの事を考え、経験し、創意工夫を繰り替えしてきたはずです。
ロールモデルの観察と研究は、成功の法則を見つけ出す重要なヒントになるのです。
どこで違い・オリジナリティを出すか?
とはいえ、ロールモデルを丸パクリするなんて愚かなことはやめましょう。
単なる猿真似はあなたの中長期的にあなたの成長を阻害し
最悪の場合「パクリ野郎」のレッテルを貼られてしまいます。
あくまで参考にしつつもあなたなりの方法で成功手法を開拓する必要があるのです。
ロールモデルの真似をするだけでは、永遠にロールモデルを超えることはできません。
ロールモデルから何を取り入れ、どこに違い・オリジナリティを出していくのか?
あなた独自の個性はどのように表現するのか?
それを考え、実践していくことが、何よりも大切なのです。
具体事例②筆者のアカウントの場合
ちなみに前述した僕のサブアカウントの場合、ロールモデルの1つを「リロ氏」というアカウントに設定しています。
9年も単独忍び猟をやっている猟師(?)の方ですが
変態的なホットサンドメーカー料理をTwitterにアップしており、バズりにバズっています。
レシピ本を出版していたり、Amazonアソシエイトなどでもマネタイズしてるっぽいので
いつも参考にさせていただいております。
僕も将来的にはレシピ本を出版したり、
企業コラボで調理道具や調味料とかを作ってみたいな。。
1日に最低1~2回は投稿
Twitter初心者さんからの質問であるあるなのが
「投稿頻度は多いほうがいいですか?」というもの。
もちろん質の高い投稿を高頻度で連射できるのが最強なのですが…
それって物理的に不可能じゃないですかね?
物量は正義。でも質が悪いのは意味ない
繰り返しますが、投稿頻度は多い方がいいです。
投稿が増えればそのぶん露出(人の目に触れること)が増えますから
知ってもらうチャンスが多くなるでしょう。
その意味で、物量はやっぱり正義。
でも「鳥貴族なう!」みたいなうんこツイートを連発しても意味はないですよね。
たくさんの人がいいねやコメントをつけてくれるような質の高い投稿じゃないとフォロワーも増えませんし
あなたの貴重な時間をムダにするだけです。
投稿は1日1~2回くらいで充分
とはいえ、毎日投稿は頑張ってやってみてください。
僕の経験上、毎日最低1回の投稿がフォロワーを増やす最低限のラインだと思います。
たまに「1日30回はツイートすべし!」みたいな意見を見かけますが…
まあムダだとは言いませんしそれなりの効果もあるんでしょうが
作業効率は圧倒的に悪いと思います。
Twitterに1日の時間のほとんどを消耗するなんて、冷静に考えてアホです。
そんなにツイートしなくてもフォロワーは伸びます。
その証拠は後述の具体例にて紹介しています。
1つ1つの投稿に意味・目的を持たせる
物量も大切ですが、もっと大切なのは
1つ1つの投稿に「意味」「目的」を持たせること。
- その投稿は何のために、何を目的に発信するのか?
- その投稿で誰に何を言いたいのか?
- その投稿に必然性はあるのか?
…ということです。
たとえば「おはようございます!今日もいい天気!」という投稿があったとしましょう。
「これは毎朝やっているルーティン投稿で、仲のよいフォロワーさんが必ず最低15~20人くらいはいいねをくれる。コメントでコミュニケーションを取れる良いきっかけになるからやるのだ!」
…という意味・目的があるのであればOKです。
「特に反応はないけど、毎日何かしらつぶやいとかなきゃ…!」
…という程度であれば、まあやめたほうがいいでしょうね。
Twitterの投稿時間は何時がいい?
「何時に投稿するのがベストなの?」というのも
Twitter初心者さんからよく聞かれるあるあるな質問です。
Twitterでリツイートやいいねがされやすい時間帯については過去記事にくわしく書いているんで省略しますが
結論は下記のとおりです。
- 通学出勤直前の5時~6時
- ランチタイム直前の11時~12時
- 休憩する人が多い15時~16時
- 起床直後の8時あたり
- ランチタイム前後の11~12時
- だらだらとスマホをいじる14時~16時
まあこれは自分が狙っているターゲット層の人達がどんなライフスタイルなのか?にもよります。
いろいろ試してみて、反応の良い時間帯を探るのが一番ですね。
ちなみにある程度の検証が済んだら、毎日の投稿時間はなるべく揃えたほうがいいと思います。
その場合は「SocialDog」などのアプリ(Android/iPhone)を使って予約投稿をするといいですよ。
自分の投稿をRTするのもあり
僕は1日1~2回の投稿しかしませんが、「反応がいいな!」と思った投稿は、別の時間帯に自分でRTします。
そうすることで、見逃されてしまった人にも再度見てもらえるチャンスを作ることができます。
具体事例③筆者のアカウントの場合
ちなみに僕のサブアカウントは2020年3月31日に1回目の投稿をおこない
同年6月の下旬にはフォロワー1,000人を超えました。
1日平均1.5回くらいの投稿ですが(他人や自分の投稿のRT分も含めれば1日3〜4回)
今回ご紹介した方法をしっかり実践すれば1日1〜2回の投稿でも、フォロワーはちゃんと増えていきます。
分析して次の投稿に活かす
なんでもそうですが、物事を改善していくためには分析は必須です。
分析なんて言うと「うわ〜。そういうの苦手…」という人も多いかも知れませんが
そんなに難しいことをする必要はありません。
良い投稿/悪い投稿の共通点を探す
最低限やって欲しい分析は
- 反応が良かった投稿の共通点は何か?
- 反応が悪かった投稿の共通点は何か?
を探すこと。
- どんなネタか?
- 短文か?長文か?
- ネガティブか?ポジティブか?
- 絵文字を使っているか?いないか?
- 投稿の時間・曜日は?
- ですます調か?だである調か?カジュアルか?
- メディア(写真・動画)添付しているか?
もし、いいねやフォロワーが少なすぎて分析できない場合は
おなじ分野の別の人のアカウントと比較してみるのもおすすめです。
PDCAをしないと伸びない
共通点を見つけたら次はどうするべきか?を、仮説を立ててテストしてみましょう。
仮説 → 実践(テスト)→ 振り返り → 仮説 →…
つまりPDCAですよね。
これを繰り返すことでしか改善をおこなうことはできません。
…まあ、当たり前すぎて書くのを躊躇しましたが、いちおう書いておきます。
ツールを使った難しい分析は後回し!
Twitterの分析ツールはいろいろありますが
少なくともフォロワーが1000人を超えるまでは使わなくてもいいと思います。
もちろん、分析が大好きな人はやっていただいて結構なのですが
なくてもフォロワー1000人までは伸ばすことができます。
ただしエンゲージメント率だけは意識しておいたほうがいいので、後述します。
地道な営業も効果的
Twitterにおける地道な営業活動というのは
いいねやRT、自分からのフォロー、コメントなどの積極的なコミュニケーションのこと。
これももちろん効果があります。
1000人までは地道な営業活動を
賛否両論ありますが、フォロワー1000人までは
こういう地道な営業活動がかなり効果があると思います。
いいねやRT、コメントをもらえれば誰もが嬉しいもの。
よく反応をくれる人には、お礼にフォローしたくなりますよね(心理学的には返報性の法則といいます)。
特にコメントはほぼ100%相手が見てくれるので
あなたの存在をアピールするには最適です。
フォローバックを貰える工夫
少なくともフォロワーが1000人に達するまでは、
自分からフォローしてフォロー返し(フォローバック)するというのも効果的な手段です。
- 自分と同じくらいのフォロワー数の人を狙う
- フォロワー数とフォロー数が同じくらいの人を狙う
(フォロワーには大体フォローバックしている証だから) - いいねを数回した後にフォローする
(相手の通知欄で目立つから)
…などの工夫をしてみましょう。
その業界のキーマンへメンション
メンションというのは「~について言及する」という意味。
Twitterでは「@ユーザー」を表記することで、相手にも通知がいきます。
その業界のキーマンやインフルエンサーについてメンション付きで投稿をすることで
RTしてもらえるチャンスが増えます。
フォロワー数の多いキーマンにRTしてもらえれば
一気にフォロワーが増えることもあります。
アルゴリズム(アカウントの評価)にも好影響
Twitterは単純に時系列でフォロワーの投稿が表示されているわけではありません。
普段からやりとりの多い相手を優先的に表示させるアルゴリズムが存在します。
「最近のハイライト」として表示される投稿があると思いますが
あれはこのアルゴリズムによって優先表示されているのです。
たぶん。Twitterの裏側は知りませんのであくまで想定ですがたぶん合っています。他にもエンゲージメント率などの複数の条件があると思います。
なので、
- みんなにいいねやコメントをする
- みんなからいいねやコメントをもらう
- Twitterを利用する時間を長くする
みたいな行動は、プラスに働くのです。
エンゲージメント率が重要
「フォロワー1000人までは難しい分析は不要」
と書きましたが、1つだけ重要な要素を解説しておきます。
それはエンゲージメント率です。
Twitterのエンゲージメントとは?
Twitterであなたの投稿にどのくらいの反応があったかの指標のことを
エンゲージメントと言います。
具体的には、下記の5種類のアクションのことを指します。
- クリック(投稿を詳細表示)
- RT(リツイート)
- 返信(コメント)
- フォロー
- いいね
エンゲージメントなどの数値は、Twitter公式のツイッターアナリティクスから見ることができます。
エンゲージメント率が重要
注目したいのはエンゲージメント率です。
エンゲージメント数÷インプレッション(投稿の表示)数でエンゲージメント率を求めることができます。
エンゲージメント率が高いということは、より効率的に反応をもらえたということです。
Twitterを攻略するのであれば、フォロワー数やいいね数だけを見るのではなく
このエンゲージメント率の高い投稿をすることがポイントです。
なぜならエンゲージメント率の高い投稿は
「最近のハイライト」などでフォロワーさんに優先表示される仕組みになっており
さらに露出が増えるメリットがあるからです。
具体事例⑥筆者のアカウントの場合
ちなみに、私たちのような個人アカウントの平均的なエンゲージメント率は
4~6%ほどだと言われています。
僕のメインアカウントは3%ほどなのであまり良くありません。
一方で僕のサブアカウントは10~20%もあるので、かなり優秀だと言えます。
まとめ|Twitter初心者講座
今回は、フォロワー1000人までのTwitter初心者が、
0→1000までにやっておきたいノウハウを6つ紹介しました。
実際に僕はこの考え方とノウハウで、3ヶ月でフォロワー1000人を達成しました。
エンゲージメント率も10~20%を平均的に叩き出しています。
もっと効率的に“数だけ”を増やす方法もあるっちゃありますが…
中長期的にみてあまり意味も夢もないので、紹介するのはやめておきましょう。
今回の内容がどこかの誰かのお役に立てれば幸いです。
ではでは!
Twitterのノウハウについては下記の記事も参考になるよ!
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