全国1000万人のブロガーのみなさまおはこんばにちは。
元祖・金の亡者ブロガーことSanzzoです。好きな言葉は「不労所得」です。
突然ですが、みなさんGoogle AdSense(アドセンス広告)はご存知ですよね?
クリック報酬型(商品購入ではなくクリックで報酬が発生するタイプの広告)のなかでも最強レベルの収益性と安定性をほこる、
われらブロガーの強い味方、みんなが大好きなアドセンス先輩です。
で、
最近ブロガー界隈ではアドセンスのなかでも『リンク広告(リンクユニット)』という広告タイプが大注目されており、
「リンク広告やばくね?」
「めちゃくちゃ収益性が高くね?」
「アドセンスの歴史を変えたんじゃね?」
…みたいな噂が駆けめぐっているわけです。
閃光の拝金ブロガーとしても名を馳せているわたくしSanzzoも、
「なに!? リンク広告が儲かるだと!?
よっしゃ、ほんまに稼げるかどうか検証したるわい!!」
と、さっそくこのマクサンを使って実験してみることに決めたわけです。
今回はそんなお話を。
リンク広告(リンクユニット)で収益が1.34倍に!
結論から先に書いちゃますね。
今回このブログに貼っていたアドセンスを通常の「バナー広告/テキスト広告」のものから「リンク広告(リンクユニット)」に置き換えたところ、
下記のとおり、なんと収益が1.34倍に増加しました。
- 広告のクリック率:242%改善
- 広告表示1回あたりの収益:134%改善
アドセンスの利用規約上、細かい数字をそのまま公表することができないのでぼんやりした感じで恐縮ですが…
じつは広告1クリックあたりの収益金額は半分くらいに悪化したのですが、
クリック率がなんと2.42倍に改善。
結果、広告表示1回あたりの収益金額が1.34倍に増加する結果となりました。
収益が1.34倍って結構すごいですよね。
もしアドセンス収益が月10万円のひとの場合、1年で+40万円、10年で+400万円ってことですから。
高級外車が1台買えちゃうくらいの金額を、ただリンク広告に変えるだけで手に入れることができるのです。
これは正直ヤバイですよね。
※ 通常のディスプレイ広告を2月7日(水)〜17日(土)、リンク広告を2月21日(水)〜3月3日(土)の期間(11日間)で実施しています。
※今回の検証は同一期間内のスプリットテストではなく別期間でそれぞれのパターンを計測しています。つまり完全に同じ条件下での比較ではないので予めご留意ください。
リンク広告(リンクユニット)とは?
そもそもリンク広告(リンクユニット)とはどんな広告なのでしょうか?
Googleアドセンスで設置可能な広告一覧を下記にまとめておきましたので、それぞれの違いをくわしく見ていきましょう。
テキスト広告/ディスプレイ広告
「テキスト広告」と「ディスプレイ広告」は、私たちが一般的に目にするもっともオーソドックスな広告タイプです。
↑「ディスプレイ広告」は上記のように画像をメインに使った広告で、別名「ピクチャーバナー」と言われます。
画像のインパクトが強いので目につきやすく、もっとも広告数や種類が多いことが特徴です。
逆にいうと、ユーザーが見慣れていたりすぐに広告だとわかってしまうため、スルーされやすい広告でもあります。
↑テキスト広告は、上記のようにテキスト(文字)要素だけで作られた広告です。
アドセンスのテキスト広告とディスプレイ広告は縦長、横長、レスポンシブ…など形やサイズの違いでたくさんの種類があり、
好きな形・サイズ・貼り付け位置などを指定することができます。
じつは、その中の1つがリンク広告(リンクユニット)なのです。
リンク広告(リンクユニット)
↑「リンク広告(リンクユニット)」は上記のように検索キーワードが表示されるタイプの広告です。
アドセンスのなかでは前述のテキスト広告/ディスプレイ広告とおなじカテゴリーとして分類されています。
注意したいのが、リンク広告は1度クリックされただけでは報酬は発生しません。
リンク広告に表示されている文言のいずれかをクリックした後、さらに表示されたGoogleの検索結果の中のいずれかをクリックすると報酬が発生します。
つまり、他のタイプのアドセンス広告に比べて報酬が発生するまでのステップが1つ多いということですね。
関連コンテンツ広告
↑「関連コンテンツ広告」とは上記のように関連記事の一覧の中に紛れ込むように表示されるネイティブ広告です。
ネイティブ広告とは、簡単にいうと「記事広告」のことで、クリックすると記事型の広告主ページに飛びます。
インフィード広告
TwitterやInstagram等のタイムラインの中に、プロモーションとよばれる広告が入っているのをあなたも見たことがあると思います。
これが「インフィード広告」です。
ブログなどにアドセンスのインフィード広告を貼る場合は、最新記事一覧などの一覧部分に表示されることになります。
記事内広告
↑「記事内広告」とは、あなたが書いた記事の本文中に表示される広告のことです。
上記のようにページの段落の間にランダムに広告が表示されます。
まぁ読者にとってはちょっぴり邪魔なので個人的にはあまり好きではないのですが…
逆にいうととても視認性の高い(読者に広告を見てもらえる可能性が高い)広告ともいえますね。
アンカー広告
「アンカー広告」とは、上記左のように画面の最下部などに表示され、スクロールしてもつねに追いかけてくる広告です。
別名オーバーレイ広告ともよばれています。
とても視認性が高く(間違いクリックも含め)クリック率も高いのですが、
読者に不快感をあたえ離脱率が高くなる一因にもなるので、私は絶対に使いません。
全画面広告
「全画面広告」とは、上記右のようにサイト内でページ移動をした際に画面いっぱいに表示される広告のことです。
別名インタースティシャル広告ともよばれます。
強烈なインパクトがあり必ず読者の目にとまりますが、非常に不快な広告でもあるのでこれも読者の離脱につながります。
また全画面広告は、検索エンジンから検索順位を下げられる要因にもなるため注意が必要です。
なぜリンクユニットが効果が良いのか?
では、なぜリンクユニットは広告ユニットに比べて収益性が高くなるのでしょうか?
今回の検証結果を見ると、リンク広告1クリックあたりの報酬金額は通常のディスプレイ広告の半分しかありません。
つまり、おなじ回数の広告クリックがあるならば、通常広告の方が2倍近くの報酬を稼げるわけですね。
しかしリンク広告は通常広告に比べCTR (クリック率)が2.4倍もあります。
つまりおなじPV数(おなじ広告表示数)があった場合、リンク広告は2.4倍の回数がクリックされるということ。
結果的に1.3倍以上の報酬金額が発生するということです。
ではなぜリンク広告がこんなにもクリックされるのかというと…
単純に視覚的に“目立つ”というのが大きな要因だと思います。
リンク広告自体が“あまり見かけない珍しい広告”なので、よけいに読者の目に留まりやすいのですね。
ビジュアル的にボタンのようなデザインになっているので“思わず押してみたくなる”というのもあるでしょう。
また、リンク広告に表示されるキーワードはその記事に関連性の高いキーワード、
もしくはその読者のネット上の行動履歴に沿ったキーワードがストレートに表示されるようになっているので、
情報を探している読者が直感的にクリックしてしまいやすい広告だと言うことができます。
リンク広告の設定方法(画像付)
最後にリンク広告(リンクユニット)の設定方法について解説させていただきます。
↑Googleアドセンスにログインし、上記の通りメニューから「広告の設定」を選びます。
↑「広告ユニット」を選びます。
↑「新しい広告ユニット」をクリックします。
↑「テキスト広告とディスプレイ広告」を選びます。
↑広告サイズの「表示中」と書かれた部分のドロップダウンリストから「リンク広告」を選びます。
↑必要事項を入力し、お好みのサイズを選びます。おすすめは「レスポンシブ」です。
保存して広告コードを取得したら、広告コードをあなたのブログの任意の場所に貼付設置してください。
これでリンク広告の設置は完了です。
編集後記|「即行動!」の大切さ
じつは「リンク広告の収益性が高い」という話って、なにも今に始まったことではないんです。
それこそ数年前からあった話なんですよ。
なのに私は、その情報を知っていながらもなんとなく面倒くさくて、行動を先延ばしにしていたんですよね…。
実際にやってみたらこんなに簡単なのに…。
で、行動を先延ばしにしてしまった結果、ここ数年間のアドセンス収益の30%以上(たぶん200万円以上)をみすみす見逃してしまったんです。
本当にこういうのってもったいないですよね。
何が言いたいかというと、「思い立ったが吉日」ってことです。
良さそうなアイデアを思いついたら即行動。
考えたり調べたりする時間があるなら、まず行動しちゃったほうが速いし、
たとえ失敗しても生きたノウハウが身につきます。
まぁ当たり前のグロースハックなんですけどね…。
今回のことで自分もまだまだ未熟だなって深く反省しました。
みなさんもぜひ「思いついたら即行動!」を大切にしましょうね。
コメント