寝ても覚めても気になるPV(ページビュー)数。
ブログやアフィリエイトサイトを運営していると、「最近PV数が伸び悩んでるなぁ…」とか「PV数は増えてるのに売上が増えないなぁ…」なんて問題に直面することがありますよね。
今回は、そのような“壁”に直面したときに読んでいただきたい内容です。
PV数が伸び悩んだ2016年…。
わたくしSanzzoの2016年も、そんな壁にぶつかった1年でした。
下記のグラフはわたしが3年半ほど前にはじめてブログを開設した時からのPV数の推移です。
メインで運営しているマネーハック系のブログが順調に成長を続け、今年の1月には過去最多のPV数を記録!やった!!
しかし2月以降は、検索順位の下落によりPV数が減少していきます…。
それまでは「本当にオレの記事が1位なの!?」と思っちゃうような超ビッグワードでも1位に表示されていたのに、
あれよあれよというまに3ページ目4ページ目に下落…。当時は「ついにこの時が来たか」と愕然としましたね…。
いろいろともがいてはみたものの順位はもとに戻らず、バズるような記事も生まれず、スランプに悩まされた年でした。
そんななかでも、この「マクサン」をはじめとするサブ運用のメディアたちが頑張ってくれたので、なんとかトータルではPV数はキープできました。
さらに今月は(巷で話題のキュレーション系メディア達がいなくなったからなのか?)検索順位も回復傾向なので、なんとかこのまま上向きで2017年を迎えたいものです。
神様どうかお願いします。マジで…。
PV数は不調でも、売上は成長!
このようにPV数はあまり芳しくなかった2016年ですが、売上は比較的好調でした。
下記のグラフはこの3年半における収益の推移です(本業の収入やブログとは関係のない収入はのぞいています)。
Google AdSense広告の収益は開示を禁じられているため、やむなく金額はふせていますが…
多いときで100〜200万円/月の範囲内だと思っていただければと思います。
PV数の面では不調が続いた2016年でしたが、グラフを見てもわかる通り売上は維持〜成長しているんですよね。
なぜ、PV数が減ったのに売上を増やすことができたのか?
今回みなさまに本当にお読みいただきたい内容はここからです!(あいかわらず前置きが長くて恐縮です…)
あなたは1PVあたりにいくら稼いでる?
ブログやアフィリエイトをやっていると「PV数を増やす!」「ユーザー数を増やす!」ということばかりに気を取られがちですが…
実はPV数とおなじくらい大切な指標があるのです。それは「PV単価」です。
1PVあたりの売上。WEBサイトの収益性をはかる指標になる。売上金額 ÷ PV数でもとめることができる。
ちなみにWEBサイトの売上は次のように表現することができるのですが、
売上金額 = PV数 × PV単価
この方程式を見てもわかるように、PV数とPV単価はいわばお金を稼ぐための“両輪”であり、どちらもおなじくらい大切な要素なのです。
例えば、下記のようなAB2つのサイトを想像していただくとわかりやすいかもしれませんね。
(A)10万PV × 単価0.2円 = 売上2万円
(B)5万PV × 単価1.0円 = 売上5万円
(B)はPVが少ないですが、PV単価が高いため売上では(A)を上回っています。こういう事例はままあることなんですね。
下記グラフはわたしのブログにおける、PV単価の推移です。
PV数・収益金額の推移とあわせて見るとわかるかと思いますが、やはりPV数が不調にもかかわらず売上が伸びている要因は“PV単価を改善することができたから”だということが明確ですね。
あなたのブログ、サイトのPV単価はいくらですか? よい機会なのでちょっと計算してみてください。
さて、後編では「PV単価は何円くらいを狙うべき?」「PV単価を上げるためのアイデア集」をお届けしますよ!
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