キーワードの検索意図(インテント)とは、ユーザーが検索した目的のこと。
検索意図を正確に把握し、検索意図に対して素早く明確に答えを出すことで、
検索エンジンに評価されるSEOに強いコンテンツ(記事)を作ることができます。
- そもそも検索意図ってなに?
- 検索意図の調べ方や、おすすめのツールが知りたい!
- 検索意図を考えるのが苦手……
本記事では、検索意図の基礎知識や検索キーワード(クエリ)を学びつつ、
検索意図の調べ方や検索意図を調べる際に便利なツールなどをくわしく紹介します。
この記事に書かれている方法を実践すれば、SEOに強い記事を書けるようになるよ!
検索意図とは?
検索意図(インテント)とは、ユーザーがその検索キーワードで検索した目的や動機のことです。
ユーザーは検索する際に、以下のように何かしらの目的やきっかけをもっています。
- 東京ディズニーランドの閉園時間を知りたい
- 銀座までなるべく乗り換え回数を少なく行きたい
- 暇つぶしのために何か面白いゲームはないだろうか
- ソロキャンプ用に1万円以下のテントが欲しい
- 最近ずっと頭痛がする。なにか病気だろうか
- おいしいオムライスが食べたい
……などなど。
このように「知りたい」「行きたい」「買いたい」「やりたい」などさまざまな目的がありますが、
検索意図とはつまり、ユーザーの「悩み・問題・欲求」とも言い換えられるでしょう。
「検索意図=ユーザーの目的」と覚えよう!
また、検索意図はキーワードそのものだけでなく、ユーザーの隠れたニーズも含みます。
例えばユーザーが「ブログ 始め方」と検索したとすると、ユーザーが知りたいことはブログの始め方ですが、
そこには「ブログで稼ぐコツが知りたい」のような、キーワードにはない潜在ニーズも含まれているはずです。
検索意図を考える際には、ユーザーが実際に検索したキーワード(言葉)だけでなく、
その言葉の裏にある、ユーザーがおかれている状況や背景、無意識のニーズまでを読み取る必要があるといえますね。
検索意図って難しいのね……
難しいけど、めちゃくちゃ重要だから頑張って勉強しよう!
検索キーワードとはなにか? 検索キーワード選び方については、下記の記事でくわしく解説しています。
検索意図を調べるメリット
検索意図は、コンテンツ(ブログ記事など)を作る際の骨子となる、もっとも重要な要素です。
ユーザー検索意図を解消することが、コンテンツ作成の「最終的なゴール」であるからです。
本章では、検索意図を調べる重要性・メリットについて解説します。
SEOに有利になる
検索エンジンは検索意図をとても重要視しています。
なぜなら、ユーザーの検索意図を達成し満足してもらうことが、検索エンジンの目的であるからです。
検索意図は英語でIntent(インテント)といいますが、Googleの検索品質評価ガイドライン(2022年7月28日最新版)には「Intent」という単語がなんと379回も出てきます。
例として、代表的な表記を1つ挙げてみましょう。
12.1 Important Rating Definitions and Ideas
引用:General Guidelines July 28, 2022 – Google
User Intent : When a person types or speaks a query, he or she is trying to accomplish something. We refer to this goal
as the user intent.
12.1 重要視するランキング(順位付け)の定義と考え方
~中略~
ユーザーの検索意図 : ユーザーが人がクエリ(キーワード)を入力して検索したり音声検索をするとき、ユーザーは何かを達成しようとしています。私たちはこのゴール(目標)をユーザーの検索意図として参照します。
Googleは検索順位を決める大きな要素の1つとして、検索意図(がちゃんと達成されるコンテンツであるか)を重視しているということですね。
検索意図を解決することが、検索順位の決定要因なのね
あくまで要因の1つだけど、優先度は高いよ!
ユーザーにとって有益な情報(つまり検索意図を解消する内容)が書かれていれば、SEOに有利になります。
逆にユーザーの知りたい情報が記事に書かれていない場合は、SEOの評価は低くなります。
目的が達成されない(=役に立たない)記事に意味はないので、当然といえば当然ですよね。
品質の高い記事が書ける
「品質の高い記事」「良質なコンテンツ」を作りましょう! ……ってよく言われますよね。
品質の定義はいろいろありますが、僕はユーザーの悩み・問題・欲求を解決することがSEOにおける「品質が高い」ことだと考えています。
つまり検索意図を正確に把握し、それに答える記事を書くことです。
検索意図を解決することが、良い記事の条件なんだよ
検索意図をちゃんと理解せずに当てずっぽうで書いてしまうと、ユーザーの目的からズレてしまう可能性が高くなり、当然検索順位も上がりません。
一方、検索意図が分かっていれば書くことが明確なので、ユーザーの悩みを解決する良い記事を作ることができるでしょう。
クエリの種類と、それぞれの検索意図
検索意図は、以下のように大きく4つの種類に分けることができます。
ただし、あくまで上記のようなおおまかな分類の仕方があるというだけで、
ブログやアフィリエイトなどの記事を書く際には、1つ1つのキーワードごとに検索意図を調べる必要があります。
ちなみに「クエリ」とは、ユーザーがインターネット検索をする際に検索窓に入力する単語 or 複数語のこと。ここではキーワードとほぼ同義と思っていただいて構いません。
Knowクエリ(知りたい)
Knowクエリはユーザーの「~について知りたい」という検索意図を表しています。
Knowクエリは下記のような読者の知的欲求を満たすクエリで、ユーザーには「なにかを知りたい」「問題・悩みを解決したい」という目的があります。
- 「アメリカ 大統領」→ アメリカの大統領が知りたい
- 「明日 英語」→ 明日の英訳を知りたい
- 「キーワード クエリ 違い」→ キーワードとクエリの違いを知りたい
- 「バズるとは」→ バズるという言葉の意味を知りたい
めっちゃシンプルでわかりやすいクエリね!
Knowクエリは購入や申し込みなどには直結しにくいですが、キーワードの種類が多いため比較的検索上位を狙いやすく、
検索ボリュームが多いことが多いので、サイトやブログのアクセス増加にもつながります。
収益化しにくいけどアクセスは稼げるよ!
Goクエリ(行きたい)
Goクエリはユーザーの「~へ行きたい」「~へ訪問したい」という検索意図を表しています。
物理的な場所に行きたいというよりも、特定のサイトやページに訪れたいときのクエリです。
- 「マクサン ブログ」→ マクサンのブログを読んでブログのノウハウを知りたい
- 「Amazon ログイン」→ Amazonにログインして買い物したい
- 「合同会社田舎暮らし」→ 会社について知りたい、事業内容や業績を知りたい、就職したいなど
場所ではなく、Webサイトを指名検索しているよ!
Goクエリの検索意図で記事を書く際は、単純にサイトへのアクセス方法などを書くというよりは、
ユーザーがそのサイトやページで「何をしたいと考えているのか?」「背景にどんな目的があるのか?」を考えることが重要です。
Goクエリでは基本的に公式サイトが一番上に出てくるはずですし、単純にアクセスしたいユーザーは公式サイトをクリックします。
ブログやアフィリエイトでGoクエリを狙う場合は、アクセス方法だけを書くことに意味はありません。
キーワードの裏にある意図を読み解くことが大切!
Doクエリ(~したい)
Doクエリはユーザーの「〜をしたい」という検索意図を表しています。
Doクエリは最終的に具体的なアクションや行動に結びつくという特徴があります。
- 「ブログ 始め方」→ ブログの開設方法を知りたい、ブログで稼ぎたい
- 「渋谷 乗り換え」→ 渋谷まで電車で行きたい、乗り換え方法を知りたい
- 「大阪 求人」→ 大阪で仕事を探している、大阪で就職したい
- 「髪 サラサラ」→ 髪の毛をサラサラにしたい、髪質を改善できるヘアケアアイテムを探している
検索語に具体的なアクションが起こるため、Doクエリは収益化しやすいというメリットがあります。
そのため企業はもちろん、強いブロガーやアフィリエイターが狙っている、競合性の高いキーワードといえるでしょう。
ユーザーが何をしたがっているのか?を把握しよう!
目的を把握することで、収益にもつながりやすいよ!
Buyクエリ(買いたい)
Buyクエリは「~を買いたい」「~が欲しい」という検索意図を表しています。
Doクエリのなかに含まれていますが、最終的には「購入する」「申し込み」などの売上を生むクエリです。
- 「レンタルサーバー おすすめ」→ サーバーの契約を検討しており、おすすめのサーバーを知りたい
- 「iPhone14 口コミ / 評判」→ iPhone14の購入を検討しており、実際の口コミや評判を知りたい
- 「ASUS 激安」→ とにかく安くASUSのPCを買いたい、入手方法を知りたい
直接的な収益につながるキーワードね!
商標(商品の名称)と合わせて検索されることも多いよ
売上に直結し、かつ誰もが簡単に思いつくキーワードなので、そのぶん競争が激しいレッドオーシャンなキーワードでもあります。
もちろんBuyクエリで上位表示できるのが理想ではありますが……
DoクエリやKnowクエリの商標が絡まない一般キーワードでうまく収益につなげることが、個人メディアで収益を上げるコツです。
検索品質評価ガイドライン上でのクエリの種類
検索品質評価ガイドライン(General Guidelines)とは、 GoogleがWebサイトの品質を評価するためのガイドライン(マニュアル)のこと。
2022年7月28日の更新された最新版では、検索意図(インテント)について以下のように分類しています。
12.7 Understanding User Intent
引用:General Guidelines July 28, 2022 – Google
It can be helpful to think of queries as having one or more of the following intents.
● Know query, some of which are Know Simple queries
● Do query, when the user is trying to accomplish a goal or engage in an activity
● Website query, when the user is looking for a specific website or webpage
● Visit-in-person query, some of which are looking for a specific business or organization, some of which are
looking for a category of businesses
12.7 ユーザーの検索意図を理解する
クエリ(キーワード)は、次の検索意図を 1つ、または複数有してします。
●Knowクエリ:なにかを知りたいとうシンプルなクエリ
●Doクエリ:なんらかの目標・アクション(行動)を達成しようとしているクエリ
●Websiteクエリ:特定のウェブサイトまたはウェブページを探しているクエリ
●Visit-in-personクエリ:直接訪問のクエリ。特定の企業や組織、ビジネス(サービス)を探しているクエリ
今回紹介したものとの違いは、Goクエリ → Websiteクエリになっている点。
また、Visit-in-personクエリという記載もあり、これは例えば店舗・会社・施設などに直接訪問する検索意図を意味します。
検索意図の調べ方
具体的な検索意図の調べ方・分析方法を解説します。
以下の4つ(特に上2つ)の方法がおすすめです。
キーワードを分析する
キーワードから検索意図を把握するには、以下の方法があります。
(検索ボリュームは検索意図とはあまり関係ありませんが、キーワード選定に必要なので含めています)
いずれも重要なので、1つ1つくわしく説明します。
サジェストキーワード
サジェストキーワードは、ユーザーが検索窓にキーワードを入力しようとした際に、関連するキーワードを提案(自動表示)してくれるものです。
サジェストワードは世の中でよく調べられているワードや、自分自身(検索者)の過去の検索履歴や行動履歴から興味がありそうなワードを提示してくれます。
サジェストキーワードからユーザーが求めている情報を推測できるため、検索意図を調べるのに役立ちます。
サジェストは実際の検索画面からも調べられるけど、ラッコキーワードやUberSuggestなどのツールを使うと、同時に検索ボリュームも見れるから便利だよ! (※ツールについては後述)
関連キーワード
関連キーワードは、検索したキーワードと関連性の高いキーワードのこと。
Googleでは検索結果の下のほうに「他のキーワード」として表示、Yahoo!では検索結果の上下に虫眼鏡マークで表示されます。
関連キーワードにはサジェストキーワードを似たようなワードが表示されますが、自分自身の検索履歴などは反映されません。
つまり、純粋に世の中でよく検索されるものが表示されるので、検索意図を調べるには関連キーワードのほうを見ることをおすすめします。
関連キーワードもサジェスト同様、実際の検索画面からも調べられます。ただしラッコキーワードやUberSuggestなどのツールを使うと、同時に検索ボリュームも見れるから便利だよ。 (※ツールについては後述)
再検索キーワード
再検索キーワードとは、あるキーワードで検索してページに訪問したユーザーが、探している情報がなかったなどの理由でいったん検索結果に戻り、再度検索したときのキーワードのことです。
一度目の検索よりもより具体的なニーズが入力されているため、検索意図を把握するためにとても役立ちます。
再検索キーワードは、上記のようにGoogleの検索結果上に「他の人はこちらも質問」「他のキーワード」などに反映されます。
再検索キーワードは検索結果を見ても分かりますが、柏崎剛さんが開発した「再検索キーワード調査ツール」を使うととても便利なのでおすすめです。(※ツールについては後述)
検索ボリュームを調べる
検索ボリューム(検索回数)は、そのキーワードがどのくらい検索されているかです。
検索ボリュームは検索意図と直接は関係ありませんが、記事を書く際のキーワード選定には必ず必要となる調査です。
需要のないキーワード(検索ボリュームが0だったり、極端に少ないもの)で記事を書いても、アクセスは発生しませんからね。
検索ボリュームはGoogleキーワードプランナー・UberSuggest・aramakijake.jp・ラッコキーワードなどのツールで調べることができます。(※ツールについては後述)
キーワードの検索ボリュームには、ビッグキーワード・ミドルキーワード・スモールキーワード・ロングテールキーワードの4種類があります。
それぞれの特徴は下記のとおりです。
検索ボリュームが多ければアクセスも多くなりますが、上位表示は難しくなります。
初心者はまず、ロングテールワードでこつこつ上位表示を狙い、ドメインを強くすることに注力しましょう。
キーワードの検索ボリュームについては、下記の記事にくわしく解説しています。
競合ページのタイトル・見出しを確認する
検索意図を調べるのにもっとも簡単で効果的な方法は、すでに上位表示されている競合ページのタイトルや見出しを確認することです。
現時点で検索結果の上位に表示されているページは、検索エンジンからの評価が高いコンテンツです。
つまり、ユーザーの満足度が高く、ユーザーが求めている情報(検索意図)が記載されているということですね。
競合ページのタイトル・見出しは、もちろん実際の検索画面からも調べられます。ただしラッコキーワードを使うと、1ページで20サイトまで同時に表示されるので便利だよ。 (※ツールについては後述)
Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトを参考にする
Yahoo!知恵袋や教えて!gooのようなQ&Aサイトは、ユーザーの潜在ニーズやリアルな悩みを把握するのに役立ちます。
ここまでに紹介した方法では把握できなかったユーザーのリアルな悩みがQ&Aサイトで見つかる可能性もあります。
これらの情報をうまく記事に盛り込むことによって、記事にオリジナリティが生まれるというメリットもあります。
バーティカル検索の並び順にも注目
ユーザーの検索意図を把握するためにはバーティカル検索の並び順にも注目しましょう。
バーティカル検索とは、ユーザーが本当に欲しい情報を入手できるように、検索の精度を高めてユーザーの利便性を向上させるため、検索の対象を限定した検索の方法のことです。
バーティカル検索の並び順は、重要な順(ユーザーから求められている順)に左から並んでいます。
上記の「ドローン おすすめ」の例では、ショッピングとの親和性が高いってことだね!
バーティカル検索にはGoogleが「ニュース」「画像」「動画」「ショッピング」のようなカテゴリーごとに検索結果を表示することもあれば、金融・学術・旅行などの多様なジャンルでのバーティカル検索も存在します。
バーティカル検索の並び順に注目することで、ユーザーの検索意図がより把握しやすくなります。
検索意図を調べるおすすめのツール
検索意図を把握するには実際にGoogleでキーワードを検索するのも良いですが、ツールを使うことで作業が効率化できます。
本章では、検索意図の調査におすすめのツールを紹介します。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、SEOに関するさまざまな機能が搭載されたキーワードリサーチツールです。
無料で利用できる機能と、有料で利用できる機能(月間検索数取得・サジェストプラス)があります。
サジェストキーワードや関連Q&Aなどを一括で表示してくれるので、記事作成における検索意図の把握がより効率的になります。
さまざまな機能が搭載された便利なツールだよ!
検索ボリュームは有料版だけど、比較的安いツールなので課金しちゃうのもあり!
keyword.io(キーワードドットアイオー)
kedyword.io(キーワードドットアイオー)は、SEO対策や記事の作成、ニッチなキーワードを見つけるときに役立ちます。
英語なので少々利用しづらい点がありますが、多くのリソースから大量のロングテールキーワードを見つけ出すことができるのがメリットです。
キーワードファインダー
キーワードファインダーは、SEO対策で重要なキーワード選定をサポートしてくれる有料のツールです。
登録したキーワードやサイトから検索難易度の低いキーワードを提示してくれたり、キーワード毎のSEO難易度月間検索数などを一括で管理することができます。
最安のプランで月々5万円〜となっており、安くはありませんが、本気で検索上位を狙う方におすすめのツールです。
Ahrefs(エイチレフス)
Ahrefs(エイチレフス)は、世界で60万人が導入しているSEO分析ツールです。
キーワード調査、自サイトのコンディション確認、競合サイト調査などがおもな機能です。
Ahrefsの強みはなんといっても「被リンク分析」にあり、Ahrefsの独自クローラーの運用により、オリジナルの分析データを取得することができます。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)は、Google検索でのWebサイトのパフォーマンスが分析できるツールです。
検索パフォーマンス画面からクエリを選択し、ページへ流入しているキーワード調査や、表示回数、クリック数、CTR(クリック率)などがわかります。
Google Search Consoleはすべての機能を無料で利用できます。
新規記事を書く際ではなく、既存記事の評価を確認しつつリライトする際に役立つよ
検索意図を踏まえた記事を作るコツ
検索意図を調べたら、記事を書きましょう。
検索意図を踏まえた記事作成は、以下の4ステップで行うとSEOに効果的です。
記事タイトルを作成する
まずは記事タイトルを作成しましょう。
記事タイトルから先に作成するメリットとして、誰のどのようなな悩みを解決する記事なのかが明確になり、記事の軸がブレにくくなります。
この時点では「仮タイトル」にして、最後に確定させてもいいよ!
記事タイトル作成が苦手な方は以下のポイントを意識してみてください。
- 検索意図が解決できる(解決できることがわかる)ものにする
- キーワードをなるべく前半に入れる
- 迷ったら、欲張らず端的なタイトルにする
- 具体的な数字を入れる
- 記事の難易度・レベルが分かるようにする
- 記事のターゲットを明確に言い切る
- 強めの言葉「キラーワード」を入れる
- 【隅付きカッコ】を入れて目立たせる
- 逆説・ネガティブも場合によっては効果的
- 35文字以内にする
- 最低10案は考えて吟味する
記事タイトルはユーザーが最初に目にする部分のため、適当に決めずに時間をかけて検討しましょう。
競合サイトのタイトルを確認して、目立つように調整するのもおすすめ!
ブログの記事タイトルについては、下記の記事にくわしく解説しています。
見出しの構成を作成する
見出しの構成も、記事を書き始める前に行いましょう。
ブログやアフィリエイトの記事を書くに際にめちゃくちゃ重要なポイントが、この見出し構成です。
検索意図を反映させた、シンプルで論理的な見出し構成を作ることができれば、検索上位をとれる確率が爆発的に上がります。
良い記事になるかどうかは、検索意図と見出し構成でほぼ100%決まる!
見出し構成のポイントは下記のとおりです。
- 検索意図の解決策(結論、答え)を先に書く
- 詳細や根拠などは後まわしでOK
- PREP法を使うとシンプルで良い見出しになる
- 見出しの数は多くなり過ぎないように
- 見出しを読むだけで概要を理解できるようにする
- H2~H4タグを中心に使い、キレイな入れ子構造にする
- 長すぎず、スマホでも1行で表示される文字数に
ブログなどのWeb記事を読む読者は、基本的に文章をじっくり読むことはしません。
スキマ時間にささっと流し読み、飛ばし読みにすることがほとんどです。
結論・答えを先に書かないと、読者はすぐに見限り、離脱して他の記事に移ってしまうでしょう。
これを解決するために最適な文章構成の方法が「PREP法」です。
PREP法については次でくわしく説明するよ!
答え・結論は早めに書く(PREP法)
答えや結論はなるべく早めに記載しましょう。
先に結論を知ったユーザーが離脱してしまうのでは?と思うかもしれませんが、実際は先に結論を書くことで離脱率を下げることができます。
理由としては、先に結論を提示することでユーザーに「この記事は自分の知りたいことを教えてくれる!」という安心感と期待感を与えられるからです。
結論を知ったユーザーはより詳細な理由を知るため、後の文章も読んでくれる可能性が高まります。
見出しに答えを書くのも効果的ですし、冒頭で結論を言ってしまうのも良いでしょう。
結論ファーストの見出し構成にするには「PREP法」が便利だよ!
PREP法とは結論から先に書く(結論ファーストにする)話術のことで、論理的で簡潔な内容になり、相手の理解を促進できます。
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:結論
例えば、下記のような文がPREP法です。
はじめに結論を提示し、その理由を述べたあとに、具体例や詳細をあげるので説得力がありますよね。
Example(理由・詳細)の部分は、複数挙げるとより具体的な内容になります。
最後に再度「結論」でまとめてね!
本文を執筆する
ここまで見出し構成を作りこんだら、やっと本文の執筆です。
執筆中もつねに「検索意図はなんであるか?」「読者はなにを解決したいと思っているか?」を意識しながら書きましょう。
検索意図が解決されているか最終チェック
最後にもう一度、書いた記事が「読者の検索意図を明確に解決するものになっているか?」を最終確認してください。
書いている途中によけいな話を付け加えてしまったり、長文になりすぎて結論がわかりにくくなってしまうことはよくあります。
記事作成のゴールは「読者の問いに答えること」です。
この目的が達成されているかを、最後にかならずチェックするようにしましょう。
検索意図の調べ方:まとめ
検索意図の把握はとても重要な作業です。
SEOに強い記事を作成する際のファーストステップでもあるので、じっくり時間をかけて検索意図を調査してください。
ユーザーの悩み・問題・欲求を把握し、その解決策を提示すること。
なるべく早く検索意図に応え、ユーザーに見つけやすく探しやすくすること。
今回紹介したツールを上手に活用しつつ、検索意図をふまえた素晴らしいコンテンツを作成してください。
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