国家資格や公的資格を合計数十個も保有しており
資格のサイトを運営しているザ・資格マニアの「TS」です!
今回はブログやアフィリエイト運営に役立つ資格を紹介します!
WEB分析系やデザイン系の資格は、本業はもちろんのこと副業にも大いに役に立ちます。
資格の勉強によって知識や技術を学べるとともに
資格取得者であることでブログにも説得力や信頼感が生まれます。
もちろん資格があるからといって
100%成功できるわけじゃないけど…
知識があれば競合やライバルと差別化できるよな!
ただし闇雲に資格をとってもまったく意味がないので…
この記事では「ブログやアフィリエイトに役立つ資格」という視点で、
合計7つの資格をピックアップしました!
気になるところまで移動
そもそも資格はブログの役に立つの?
よく、資格は役に立たないといった意見を聞くことがあります。
転職や昇進に必要ならまだしも、完全実力勝負のブログには不要なもの…
と考える方も多いのではないでしょうか。
確かに・・・
資格の勉強をするなら、その時間をブログにまわしたい人も多そう!
しかし私は実際に資格で学習した知識をもちいてブログを運営したところ
「資格を取っておいて良かったな!」と感じるシーンがとても多かったので
今回はその点に関しても触れさせてください。
デザインに関する知識を得られる
まず最初に、ブログ運営で欠かせない要素がデザインです。
ブログにおいてコンテンツ(記事)はもちろん重要ですが、デザインもとても大切です。
デザインが悪く読みづらければ、ユーザは早々にブログを離脱し肝心のコンテンツは読まれません。
早期離脱するサイトは質が低いとGoogleからも判断され、検索順位にも悪影響があります。
検索順位が下がるとアクセスも減り、今度は人の目に届かなくなります。
このようにブログのデザインをないがしろにすると悪循環に陥ってしまうのです。
最低限の見た目は大事!
人間も第一印象が大事だよな!
とくに最近はスマホユーザが増えた背景もあり
Googleはモバイルファースト、つまりはスマホでの表示についても重要視しています。
サイトをレスポンシブデザインにできるかどうかといったスキルも必須となってきています。
Google ではモバイル フレンドリーなコンテンツを引き続き推奨しています。 私たちは、インデックスのすべてのコンテンツ(デスクトップであろうとモバイルであろうと)を評価して、それがモバイルフレンドリーであるかどうかを判断します。
引用:Google ウェブマスター向け公式ブログ [JA] : モバイル ファースト インデックスを開始します
レスポンシブ ウェブデザインやダイナミック サービングを使用しているサイトでは、一般的にモバイル ファースト インデックスが設定されています。
引用:Google ウェブマスター向け公式ブログ [JA] : モバイル ファースト インデックスを開始します
HTMLやCSSに関する情報は膨大にネット上に転がっていますが
必要な情報だけをピンポイントで、効率よく知識を吸収していくことは困難です。
そこでウェブデザインに特化した資格を学習することで
ブログに必要な知識やスキルを効率よく取得できるのです。
データの見方が分かるようになる
ブログ運営においてデータ分析はとても重要なスキルです。
どのページにアクセスが集まっているか、どのような商品が売れているのかを分析し運営に活かすこと。
それだけで収益は数倍~数十倍に伸びることもあります。
筆者も最初は手探りでまったく成果が出ないことがありましたが
データ分析をできるようになってからは効率的にブログで稼ぐことができています。
それらの知識や見方は資格取得を通して得たものなんですよね。
長期的なブログ運営のコツがわかる
「ブログは資産」という言葉もありますが
資産化する、つまり5年後10年後も稼ぎ続けるブログを作るには
小手先だけのテクニックでは到底不可能です。
数か月で数十万稼いだ!ってSNSで豪語してるのに
数か月後には消えてる人も多いよね。。
長期的に稼ぐには勢いだけでなく、その時々に必要な情報の見極め能力も必要です。
現在市場はどうなっており、どの分野に注力するかといった判断力や
限られた時間でいつまでにブログを構築するかといったスキル。
要するにマーケティング力やマネジメント能力といった経営に関する力ですね。
これらの包括的なスキルは本業でも副業でも生涯的に役に立ちますし
もちろんブログ運営にも落とし込むことができます。
ブログ運営でよく重要視されるロングテール戦略も
もとは経営学で出てくる言葉なんだよ
ブログに役立つおすすめの資格
では改めてブログやアフィリエイトに役立つおすすめの資格を紹介します。
デザインに関する資格
最初にデザインに関する資格です。
どんなにコンテンツが素晴らしくても見栄えが悪いと読んでもらえません。
必要最低限のデザイン知識・技術は取得しておきたいですね。
ウェブデザイン技能検定
試験形式 | 筆記試験:多肢選択 実技試験:課題選択 |
合格基準 | 筆記試験:70%以上 実技試験:70%以上 |
試験時間 | 筆記試験:60分 実技試験:45分 |
受験料 | 学科試験:5,000円 実技試験:5,000円または3,000円(※2020年4月1日時点で35歳未満の方は3,000円) |
学習内容 | ・インターネット概論 ・WWW法務 ・ウェブデザイン技術 ・ウェブ標準 ・ウェブビジュアルデザイン ・ウェブインフォイメーションデザイン ・アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン ・ウェブサイト設計・構築技術 ・ウェブサイト運用・管理技術 ・安全衛生・作業環境構築 |
ウェブデザイン技能検定は
特定非営利活動法人であるインターネットスキル検定普及協会によって実施されている
Webサイト制作に必要な知識やスキルを問われる試験になります。
知名度はそこまで高くありませんが
Web業界における唯一の国家資格であり、近年注目度が高まりつつあります。
試験は1級~3級まで分かれており、2級は3級に合格、
1級は2級に合格することで受験可能なステップアップ方式となっています。
3級の段階でCSSについて結構深いところまで学習するので
とくにブログアフィリエイトサイトのデザインにこだわる方は取得しておいて損はありません!
難易度もそんなに高くないよ!
HTML5プロフェッショナル認定試験
試験形式 | 多肢選択 |
合格基準 | 約7割程度 |
試験時間 | 90分 |
受験料 | 15,000円 |
学習内容 | [Level1] ・Webの基礎知識 ・CSS ・要素 ・レスポンシブWebデザイン ・APIの基礎知識 [Level2] ・Javascript ・WebブラウザにおけるJavaScript API ・グラフィックス・アニメーション ・マルチメディア ・ストレージ ・通信 ・デバイスアクセス ・パフォーマンスとオフライン ・セキュリティモデル |
HTML5プロフェッショナル認定試験は
Webサイトやアプリを開発していく上で必要不可欠なHTMLに加え
CSSやJavaScriptをあつかう試験になります。
特定非営利活動法人エルピーアイジャパンがおこなっており
Level1ではHTMLにおけるそれぞれのタグの意味や使い方について、
Level2ではシステム間連携や、最新マルチメディア技術に対応したWebアプリケーション、
動的コンテンツの開発や設計を学習できます。
有効期限は5年で、定期的に受け続けることで
技術の流行り廃りが激しいIT・Web分野の知識を順次更新することができます。
こっちは割と難易度が高めだ!
Photoshopクリエイター能力認定試験
試験形式 | 第1部:画像ファイルの作成 第2部:Adobe Photoshopの操作による作品制作 |
合格基準 | 非公開 (合格率70%前後) |
試験時間 | 第1部:40分 第2部:90分 |
受験料 | 7,400円 |
学習内容 | ・基本機能 ・選択範囲の作成 ・画像の移動と変形 ・カラーモードと色調補正 ・ペイント ・レイヤー操作 ・パスとシェイプ ・テキストの入力と編集 ・フィルター ・画像の入出力 ・Web用画像の作成 ・アクションと自動処理 ・DTP/Webデザイン基本知識 |
Photoshopクリエイター能力認定試験は
世界基準のグラフィックツールであるPhotoshopの活用能力を測定&評価する資格検定試験です。
画像の作成をスムーズにおこなえるようになるので、他のブログとの差別化も可能ですね!
フリー素材ばかりのブログよりも
すべてがオリジナル画像のブログのほうが魅力的だよね♪
データ分析に関する資格
次にデータの分析に関する資格です。
ブログの見た目に直接関係するわけではありませんが、
物を売ったりアクセスを分析したりと集客・収益に直結する知識・ノウハウを学べます。
ウェブ解析士
試験形式 | 4択問題 |
合格基準 | 非公開 |
試験時間 | 60分 |
受験料 | 講座費用:11,000円 試験費用:17,600円 |
学習内容 | ・ウェブ解析と基本的な指標 ・環境分析とKPI ・ウェブ解析の設計 ・モデルごとのコンバージョン設計 ・露出効果の解析 ・エンゲージメントと間接効果 ・自社サイトの解析 ・レポーティング |
ウェブ解析士はWEBマーケティングにおいて
アクセス解析などのウェブ解析データを活用して成果を出すスキルを学ぶことができます。
実務ですぐに使えるノウハウを学べるため
すでにブログを運営している方でもすぐに集客・マネタイズに役立てることができます。
ウェブ解析士は資格を取得するための講座があり
講師や同期の受講者との人脈が広がるといったメリットもあります。
ウェブ解析士向けのセミナーや執筆といった
登壇の機会もあるらしいぜ!
Webアナリスト検定
試験形式 | CBT70問 |
合格基準 | 各分野40%以上かつトータル75%以上 |
試験時間 | 80分 |
受験料 | 24,000円(受講料、テキスト代込) |
学習内容 | ・Webアナリストとは ・ユーザーフローに沿ったデータ分析の考え方 ・集客フェーズ ・回遊フェーズ ・コンバージョンフェーズ ・リピートフェーズ ・デジタルマーケティング概論 |
Webアナリスト検定は、数ある分析ツールの中でもとくに
Googleアナリティクスについてを体系的に学べる資格です。
Googleアナリティクスは解析ツールの中でももっとも一般的で
ブログやアフィリエイトサイトの運営者のほとんどはこのツールを使うことになると思います。
具体的には集客・回遊・コンバージョン・リピートなど、ユーザ行動を中心に学習するので
ユーザの動きを明確に理解できるようになります。
長期的なブログ運営に関する資格
次に、長期的にブログやビジネスを継続していく上で役立つ資格を紹介します。
即効性は低いかもしれませんが、根底的な内容を学べる資格なのでぜひ取得しておきましょう。
中小企業診断士
試験形式 | 1次試験:多肢選択 2次試験:記述 |
合格基準 | 各科目6割以上 1科目でも4割以下で足切り 科目合格制度有 |
試験時間 | 1次試験:60分または90分 2次試験:各80分 口述試験:10分 |
受験料 | 1次試験:13,000円 2次試験:17,200円 |
学習内容 | ・経済学・経済政策 ・財務・会計 ・企業経営理論 ・運営管理 ・経営法務 ・経営情報システム ・中小企業経営・政策 |
中小企業診断士は経営を取りあつかう唯一の国家資格で
数ある資格のなかでも、とくに人気の高いものの一つです。
「直接的にブログと関係するの?」と言われそうですが…
即効性こそないもののマーケティングなどの幅広い戦略や視野を得ることができ、
ライバル・競合サイトとの差別化にも役立ちます。
また、法務に関しても学べるので
「他人の画像をブログに載せてしまって痛い目にあった…」なんてことを防げるかもしれません。
「特許を取って知財化させる」という事もできるかもしれませんね。
法律は「知らなかった」では済まないことも多いからね…
決して片手間で取得できるような簡単な資格ではありませんが
取っておくことで将来的に役立つことが多いと思います。
情報セキュリティマネジメント試験
試験形式 | 午前:四肢択一 午後:多肢選択 |
合格基準 | 午前:60%以上 午後:60%以上 |
試験時間 | 午前:90分 午後:90分 |
受験料 | 5,700円 |
学習内容 | ・情報セキュリティ管理 ・情報セキュリティ対策 ・情報セキュリティ関連法規 ・テクノロジ(ネットワーク、データベース、システム構成要素) ・マネジメント(システム監査、サービスマネジメント、プロジェクトマネジメント) ・ストラテジ(経営管理、システム戦略、システム企画) |
情報セキュリティマネジメント試験は名前からも分かる通り
セキュリティに特化した資格です。
ブログやアフィリエイトサイトを管理・運用する際には
かならずパスワードやメールアドレスを扱うことになりますよね。
また、ブログが大きくなるにつれ不正アクセスやスパムも増える傾向にあります。
これらの脅威をどのように防ぎ安全に運営していくか?というマネジメントスキルは
今後とても重要になってくるはずです。
ブロガーにも馴染みの深い「常時SSL化」のしくみ
とかも学べるしすごく面白いよ!
そもそも資格自体がブログのネタになる
ここまではブログ運営において有利になる資格を紹介しましたが
そもそも資格自体がブログのネタになることもあります。
たとえば人気の資格である「簿記」について、キーワードの検索ボリュームを調べてみましょう。
- 「簿記 電卓」2,200
- 「簿記 独学」1,300
- 「簿記 勉強」1,100
…というように、それぞれのキーワードに少なくない検索数があることが分かります。
つまり、これらの資格に関するキーワードを題材に記事を書くことで
それなりのアクセスが狙えるということですよね。
資格を持っているだけで
持っていない人には書けない記事を書けるから有利になるな!
既に資格を持っている方はその資格を軸にブログを作ってしまうのもアリです!
ブログに役立つ資格まとめ
今回はブログやアフィリエイトサイトを運営していくうえで
持っていると役に立つ資格を7つ紹介させていただきました。
すべての資格をいっぺんに取得するのはもちろん難しいですが…
あなたのブログの運営上の課題や弱点、本業の仕事などの必要に応じて検討してみてください。
「この資格おもしろそう!」と感じた資格には、ぜひ積極的にチャレンジしましょう!
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